からあげにエビフライ、とんかつ・・・どれもお弁当の人気メニューですね。
でも揚げ物は、材料を下ごしらえして、揚げ物鍋をだして油で揚げ、そのうえ後片づけもあって・・・
手間も時間もかかるのがちょっぴり悩ましいところですよね。
できるなら揚げたてサクサクをお弁当に入れたいけど、朝のお弁当づくりはなにかと大変!
前日に揚げておければラクなんだけど、作り置きって大丈夫なのかしら?
私も以前気になっていろいろ調べたので、その時にわかったことをすべて伝授するわね。
ぜひお願いします!
朝はなにかとバタバタするので、お弁当の揚げ物はホント大変!
そのため、前日の夜に揚げ物をしているですが、そのやり方で問題はなかったのか少し心配になり、以前いろいろ調べたことがあります。
そこで今回は、お弁当の揚げ物に関して、
- 前日に揚げて作り置きしてもいいのか
- 前日・当日に揚げる場合のおいしくするコツ
- 揚げて冷凍していた場合そのまま入れていいのか
について紹介しますので、参考にしてください。
お弁当に入れる揚げ物は前日に揚げても大丈夫?
前日に揚げておいても大丈夫です!
でもなんとなく心配なので、注意点などあれば教えてほしいわ。
注意しておきたい点がいくつかあるので紹介するわね。
前日に揚げたものをそのままお弁当に入れると、どうしても味が落ちてしまいます。
また、作り置きすることに不安を感じることも。
そこで、出来るだけおいしさを損なわないで安全に保つために、以下の
- 保存での工夫
- 菌を増殖させないひと手間
を守るようにしましょう。
それぞれについて詳しく説明しますね。
保存での工夫
揚げ物の衣についた油は、空気に触れるとどんどん酸化していきます。
この酸化が進むと、油の風味が強く感じられおいしさが損なわれますし、酸化した油を摂りすぎると体にもよくありません。
そのため、前日に揚げた場合は・・・
出来るだけ空気に触れないようしっかり密封した状態で保存し、できるだけ早く消費しましょう。
揚げたてのものを手早くしっかり冷ましたら、ラップで包み、タッパーやフリーザーバックで冷蔵、または冷凍してください。
冷凍した場合でも、1週間を目安に食べきった方がおいしいですよ。
菌を増殖させないひと手間
揚げ物に関わらず、お弁当の場合は、食中毒にも十分注意しなければなりません。
そのため、菌を増殖させないよう、以下のひと手間を加えましょう。
- お弁当箱はもちろん、揚げ物を調理する際の調理器具や食器洗いスポンジは常時清潔にしておく
- ご飯が完全に冷めてからおかずを詰めますが、作り置きおかずは温め直さずそのまま詰める
衛生的な状態で調理し、保存したおかずを中途半端に温めなおすと、かえって菌が増殖しやすい温度になります。
保冷バックや保冷剤を使って、冷えた状態のまま持っていくようにしてください。
保冷バックに保冷剤を一緒に入れ、お弁当の温度を10℃以下にキープ。
そうすることで、細菌の繁殖を抑え、お弁当が傷みにくくなります。
ちなみに、お弁当を挟むように上下に保冷剤を入れるとより効果的です。
ごはんもおかずもしっかり冷めた状態で、お弁当箱のフタを閉めてくださいね。
前日・当日に揚げる場合のおいしくするコツを紹介!
ここでは、
- 前日に揚げて、作り置きしておく場合
- 前日に下ごしらえだけ済ませ、当日に揚げる場合
について、からあげ・エビフライとトンカツのレシピで紹介します。
からあげ
前日に揚げて作り置きしておく場合
さめると固くなりがちですが、下味にベーキングパウダーを加えると、お肉の繊維が分解されて揚げたてのふっくら感がキープできますよ。
鶏モモ肉2枚に対し、ベーキングパウダー小さじ1が目安です。
保存方法は・・・
揚げたてのものを手早くしっかり冷ましたら、ラップで包み、タッパーやフリーザーバックで冷蔵、または冷凍してください。
前日に下ごしらえだけ済ませ、当日に揚げる場合
お肉を一口大に切り下味をつけ密封できる袋に入れ、一晩冷蔵庫に置いておくと、より味が染み込んでおいしくなります。
ただし、一晩を目安として、つけ込み過ぎに注意しましょう。
長くつけ込むとお肉が塩辛くなるうえ、水分が抜けて揚げたときにパサパサになってしまいます。
からあげについては、以下の記事も参考にしてください。
関連記事)唐揚げをお弁当に入れたい!前日に揚げてもいい?下味だけ?
エビフライ・とんかつ
前日に揚げて作り置きしておく場合
とんかつは、薄切り肉を重ねて厚切り肉の代わりにすれば、さめても固くならずジューシーですよ。
ぜひお試しを!!
エビフライ・とんかつ、ともに、揚げたあとは上からもキッチンペーパーで押さえて油をよく吸い取りましょう。
油をしっかり取ることで、冷めても揚げ物のサクッと感がそこなわれにくくはなりますよ。
保存方法は・・・
とんかつの場合
お肉の場合、表面がさめていても中心部分はさめておらず熱を持っていることがあります。
そのため、しっかり中までさますためには、20分以上置いておきましょう。
1枚ずつラップで包みフリーザーバッグなどに入れて、できるだけ空気を抜いてから冷凍保存してください。
エビフライの場合
まず揚げたエビフライを十分にさましてから、一尾ずつラップで包みましょう。
これを密閉可能な保存袋に入れて、中の空気をできるだけ抜いた状態で冷凍保存してください。
前日に下ごしらえだけ済ませ、当日に揚げる場合
前日の下ごしらえとして、
- 下味をつけて粉をふるまで
- パン粉もつけ、当日は揚げるのみ
の方法があります。
粉をふるまでの場合は、卵とパン粉が後づけになるので当日の作業は多少残りますが、卵が心配な方にはオススメです。
エビフライの場合
エビに衣をつけたら、水分がでてベチャベチャにならないよう・・・
タッパーなどの底にパン粉を軽くひいて、その上にエビフライを並べ、上からもパン粉をかけてラップをして冷蔵庫に入れるのがいいでしょう。
とんかつの場合
豚肉は時間が経過すると赤く水っぽいものがでてきます。
そうなると・・・
- 旨みが減ってしまう
- 衣をつけたまま置いておくと、パン粉が水分を吸ってベチャベチャなる
ので、衣をつけた状態での冷蔵保存は、あまりオススメできません。
衣をつけて作り置きする場合は、すぐに冷凍する方がいいでしょう。
冷蔵庫・冷凍庫、それぞれ温度設定は、
- 冷蔵庫→0~10℃ほど
- 冷凍庫→-18℃以下
となっています。
そして、殺菌に関しては、
- 10℃以下→細菌の繁殖が遅くなる
- -15℃以下→ほとんど繁殖しなくなる
となりますから、菌の繁殖をおさえるなら、より安心なのは冷凍保存となるようです。
そのため、とくに食中毒が心配な季節は冷凍保存をオススメします。
お弁当に入れる揚げ物を冷凍していた場合 そのまま入れてもいいの?
そのまま入れても大丈夫です!
念のため・・・
ここでの「冷凍した揚げ物」とは、冷凍前に一度揚げて火に通してあるものですよ。
冷凍した揚げ物をそのままお弁当に入れると、自然解凍されてお昼には食べごろになります。
室温の目安である20℃では約3時間で解凍されますよ。
とくに夏場は、保冷剤代わりにもなるのでオススメです。
ただし、揚げ物に霜がついていると、解凍時に水っぽくなるので取り除くようにしてください。
自然解凍は電子レンジ調理に比べて加熱回数を減らすことができるため、衣の表面に油がにじみでにくく、食感もよくなりますよ。
水曜日 #お弁当記録
(自分が)筑前煮食べたいブームが到来しているので、先週に引き続き今週も作りおき☺️煮物は翌日以降のほうが美味しい💓・からあげ(冷凍)
・筑前煮
・ブロッコリー(冷凍)ほぼ冷凍食品と手抜き💦
でもちゃんとお弁当用意したぞ〜!
冷凍食品は凍ったまま入れるのがデフォです😇 pic.twitter.com/nhJOFbZVev— 塩くま@ずぼら家事研究中 (@vshiokuma) 30 May 2018
冷凍のままで入れるのが定番のようですね。
おはようございます(^o^)/
今日の仕事お弁当はメインに「鮭のバター焼き」を詰めた魚と野菜のヘルシーな お弁当にしました(^-^)v
自家製冷食の鮭のバター焼きは保冷剤 代わりに冷凍したまま詰めて自然解凍で美味しく頂きます(o^^o)
それでは今日も1日 頑張りましょうo(^_-)O pic.twitter.com/m6TGBHd8zK
— 鈴木 俊一 (@susan73816) 6 September 2018
こちらはお魚ですが、問題なさそうです。
冷凍したものをそのまま入れることで、このように豪華なお弁当も簡単に出来そうですね。
まとめ
- お弁当に入れる揚げ物は、前日に揚げておいても大丈夫
- 前日に揚げた場合は、出来るだけ空気に触れないようしっかり密封した状態で保存
- 作り置きおかずは温めなおさずそのまま詰める
- 菌を繁殖させないために、より安心なのは冷凍保存
- 冷凍した揚げ物をそのままお弁当に入れても大丈夫
お弁当に入れる揚げ物は、
- 前日に揚げる
- 下ごしらえをして当日に揚げる
どちらもOKです。
ただし、おいしさをキープする工夫や菌を増殖させないための手間はお忘れなく!
私もさっそく、前日に揚げたからあげを密封して冷蔵庫で保存し、お弁当に入れてみたところ・・・
「おいしかったよ!」との声をもらいました。
家族の嬉しい顔が見られると、お弁当も作りがいがありますね。
あんつぶ
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