「汚名挽回するために頑張れよ!」

などと言われ、違和感を持ったことありませんか?

名誉挽回、汚名返上はわかるけど、汚名挽回・・・

でも、意外とよく使っちゃってる「汚名挽回」という言葉。

言いたいことはなんとなくわかるものの、「汚名挽回」って正しい日本語?

今回は、この汚名挽回について

  • 正しいか否か
  • 汚名返上・名誉挽回との違い

などをわかりやすく解決したいと思います。

これを読むとスッキリ!

知らなきゃ損ですよ。


汚名挽回は正しい日本語?

よく職場で「汚名挽回しろ」などと上司に言われるものの、なんか違和感が。

これって正しい日本語なのでしょうか?

汚名挽回について説明しますね。

汚名挽回は、汚名返上や名誉挽回を交えた言い回しで、日本語としては間違い・・・といわれていました。

ですが、

  • 汚名=悪い評判・不名誉
  • 挽回=失ったものを元の状態へ取り戻す

という意味があるので、漢字としてはその意味が通じます。

挽回が取り戻すというならば、汚名を取り戻してどうする・・・といったところですが、挽回には「失ったものを元の状態へ取り戻す」という意味があるため、そう考えると納得できるんですよね。

最新の小学国語辞典には「汚名を挽回する」という使われ方は記載があります。

汚名挽回

実際、国語辞典編纂者の方がこうツイートされ、汚名挽回は正しい日本語であったといわれているんです。

しかもこの方がおっしゃるには、昔は使われていた言葉なのに、間違った言葉ということが伝わってしまったために、正解が見えなくなってしまったと・・・。

 

本当に、多くの人が汚名挽回という言葉は間違った日本語であるという認識をしているんです。


やはり、一般的なのは「汚名返上」や「名誉挽回」ですよね。


公の場で使われると、やはり多くの人に違和感を持たれます。

 

専門家が「汚名挽回」は正しい日本語であったといっても、多くの認識が「汚名挽回=間違った日本語」であることを考えると、大々的にニュース等で取り上げられない限り世間の周知は難しいですよね。

 

 

では、汚名返上や名誉挽回の意味ってなんなのでしょう? 

汚名返上や名誉挽回の意味は?

正しい日本語とされる、「汚名返上」や「名誉挽回」について意味を解説します。

汚名返上の意味

汚名は、先ほども述べたように、悪い評判・不名誉のことですが・・・

返上=いただいたものを返す・受け取らない

などの意味があります。

 

そこで汚名返上は、

  • 悪い評判や評価を拭い去ること
  • 成果を上げて、悪い評判を退ける

などという意味があるんです。

汚名返上

というと、汚名挽回と意味としては同じように取れますね。
そうなんですよね。

名誉挽回の意味

名誉=優れていると認められること・与えられた輝かしい評価

という意味があり、挽回は先ほども述べた通り、失ったものを元の状態へ取り戻すということで、名誉挽回は

  • 失った名誉を取り戻すこと

という意味があります。

名誉挽回

え?

汚名返上と名誉挽回って、似てません?

実は、これらの言葉、意味としては似ているため、類義語として扱われます。

つまり、

汚名返上=悪い評判や評価を拭い去ること、名誉挽回=失った名誉を取り戻すこととすると・・・

「汚名返上して、名誉挽回する必要がある」

という日本語は、「悪い評判や評価を拭い去って失った名誉を取り戻す必要がある」と、意味が通じますよね。

ただ、「汚名返上して汚名挽回」「汚名挽回して名誉挽回」などという日本語はやはりおかしく、ナチュラルに解釈することも難しいでしょう。

 

 

 

最後に

まとめます。

  • 汚名挽回は、間違えた日本語という認識だったが、正しい日本語であると専門家が述べている
  • ただ、多くの人が汚名挽回は間違いという認識であるため、正しいと広がるには時間がかかりそう
  • 汚名返上は、悪い評判や評価を拭い去ること・成果を上げて、悪い評判を退けるという意味がある
  • 名誉挽回は、失った名誉を取り戻すこと
  • 「汚名返上して、名誉挽回する」というのは日本語として通じるが、「汚名挽回」はそれら両方を交えた意味なので、汚名返上や名誉挽回と続けて使うのはおかしい

 

日本語は難しい部分が多々ありますよね?

正しいと思っていた日本語が、実は若者によって作られた言葉で、それが浸透してしまったことによって正確な日本語かどうかが曖昧になったり・・・

今後またこのような言葉について、色々と解説していきたいと思います。



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