健康にもいいイメージだし、おいしかったし、これから買おうかなって思っててさ。
同じ「乳」が使われてるし、牛乳の代わりに飲めばいいのかな?
豆乳と牛乳って、似てるようでまったくの別物なのよ。
でも、実は、似ているようで遠い存在って知ってました!?
今回は
- 豆乳と牛乳の違い
- 向いている料理と代用するときの注意点
- 豆乳と牛乳を混ぜたときの効果
これらについて、徹底的に調査しました。
目からウロコの情報もあるので、要チェックですよ!
豆乳と牛乳の違いをズバリ解説!
- 豆乳は「大豆を煮て潰したあとしぼった、豆腐になる前の液体」
- 牛乳は「牛から絞った生乳を殺菌した液体」
材料が違うから、他にもこんな違いがあるのよ。
下の表を見て。
特徴
植物性たんぱく質は、大豆や穀物、野菜などにふくまれるたんぱく質のことです。
一方で、動物性たんぱく質は、肉や魚、牛乳などにふくまれるたんぱく質のこと。
どちらも体にとって必要不可欠な栄養素です。
豆乳と牛乳に置き換えて比較してみると、
という特徴1)になります。
味
カロリー
豆乳のほうがカロリーは低めです。
ただし、甘味を足した調製豆乳だと牛乳とほぼかわらないカロリーになります。
じゃあ、試飲イベントで見たいろいろな味の豆乳だと、それほどヘルシーでもないってこと?
加糖された豆乳だと、逆にダイエットのさまたげになることもあるから注意が必要よ。
栄養素
まず豆乳だけど、やっぱり豆乳といえばイソフラボンかしら。
イソフラボンの効果としては、乳がんなどのがん予防と骨粗しょう症の予防があげられます。
イソフラボンは女性ホルモンに似た構造をしていて、乳がんの原因にもなる女性ホルモンの数を調整してくれる働きをしてくれるのです。2)
さらに豆乳に含まれているサポニンには、肥満と老化を予防する効果もあるといわれています。2)
一方牛乳は、カルシウムが有名な栄養素よね。
牛乳にはコップ1杯(200g)の中に220㎎以上のカルシウムがふくまれています3)。
これは、成人の1日に必要なカルシウムのうち、なんと3分の1も補えちゃう量なんですよ。
賞味期限
一般的に豆乳は製造から3ヵ月前後、牛乳は一般だと1週間前後に賞味期限が設けられています。
賞味期限は豆乳の方が長いですが、これはどちらも開封前の話。
開封後は豆乳も牛乳も3日前後で飲むことをオススメします。
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向いている料理は?代用する時の注意点は?
じゃあ、レシピでよく見る牛乳と豆乳の代用って大丈夫なの?
まずは、こちらの表をご覧ください。
それぞれの向いている料理を簡単にまとめてみました。
スムージーやお菓子であれば、豆乳と牛乳、どちらを使っても問題なく作れます。
味や仕上がりに多少の差はありますが、お互いに代用しても大丈夫ですよ。
豆乳プリンや豆乳スムージーなどは、レシピでもよく見かけますよね。
豆乳を使う場合、調製豆乳だと甘味を追加されている分、他の材料で砂糖の量を調整すると甘すぎない仕上がりになります。
でも、人によっては豆の風味を強く感じることもあるから、好みがわかれるところね。
パンも豆乳や牛乳を利用すると、甘みのあるパンになります。
ただし、牛乳のレシピを豆乳に置き換えて仕込むとふくらみが悪く、かたさのあるパンに仕上がることも…。
その場合は、
- 水と混ぜる
- 発酵温度を低くする
- 発酵時間を長くする
など工夫してみてください。
牛乳の味が苦手な人とか、豆乳で代用できるなら安心だわ。
でも、シチューのような煮込み料理のときに豆乳を使うなら注意が必要よ。
豆乳は加熱しすぎるとたんぱく質が分離してしまいます。
シチューなどの煮込み料理に使う場合は、長時間の加熱は避け、仕上げの直前に入れることをオススメしますよ。
調理の幅が広がりそう!
無調整豆乳ならさっぱりした味わい、調製豆乳ならこってりした味わいを楽しむことができるわ。
豆乳、牛乳、どちらも料理における代用ができるので、いろいろな味わいを楽しんでみてください。
ただし、豆乳と牛乳、それぞれの栄養を意識して取っている場合は、代用せずにそのまま使用することをオススメします。
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混ぜるといいってホント?どんな効果がある?
そうなの、豆乳と牛乳を混ぜるのは、両方のいいとこどりができるのよ。
- 豆乳に入っているのは、植物性たんぱく質やイソフラボン。
- 牛乳に入っているのは、動物性たんぱく質やカルシウム。
どちらも体にとって積極的に取りたい栄養ですから、混ぜることで両方の足りない部分を補うため、栄養の相乗効果が期待できるのです。
ヘルシーな豆乳と、少ないカロリーで栄養補給ができる牛乳を混ぜるのは、まさに体型と健康に気づかう女性にとって最強の味方になってくれるわけですね。
https://twitter.com/utanekorio/status/942666774599700483
さっそく牛乳と豆乳、買ってこなくちゃ!
参考)
・「文部科学省 食品データベース」
1)日本豆乳協会 Q&A
2)日本豆乳協会 豆乳の栄養成分
3)全国飲用牛乳公正取引協議会 飲料乳ってなに?
最後に
それでは、今回のまとめです。
- 豆乳は豆から、牛乳は牛の乳からできた飲み物
- 植物性たんぱく質と動物性たんぱく質としての違いがあり、それぞれ栄養素や効能が異なる
- 開封前であれば豆乳は牛乳よりも保存期間が長い
- 豆乳と牛乳は料理における代用が可能
- 豆乳と牛乳は混ぜると両方の栄養が一度に取れる
いかがでしたでしょうか。
見た目や使われ方もそっくりな豆乳と牛乳ですが、ふくまれている栄養素は別物であり、代用はできても完全な代わりとはならないものです。
しかし、私たちにとって必要な栄養素がふくまれていますから、豆乳と牛乳、どちらも積極的に取っていきたいですよね。
ぜひ、参考にしてみてください。
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