「安いからと思って買いすぎちゃった・・・」
「使うと思って買ったのに結局しなびさせちゃった・・・」
次こそは気をつけよう!と思っても、意外と同じ失敗を繰り返してしまう野菜の保存・・・。
私もしょっちゅうやってしまいますが、主婦あるあるの1つですよね。
それに、毎回毎回野菜を切ったり下ごしらえをするのって、意外と時間を取ってしまいませんか?
そんなお悩み解決には「ストック野菜」がオススメです。
ストック野菜といえば冷凍保存ですが、冷凍保存できるものとできないものがあるんですよ。
そんなストック野菜について
- 冷凍保存できる野菜
- 冷凍保存できない野菜
- 素材別の冷凍保存方法
- どのくらいの期間保存できるのか
- そもそも野菜って冷凍して大丈夫なのか
ご安心ください!!
ちょっとしたコツをつかんでしまえばちゃんとできますよ!
今回は、冷凍を上手に使って野菜をストックする方法を徹底解説いたします。
ストック野菜!冷凍できる野菜・できない野菜
素材冷凍できる野菜
- にんじん
- たまねぎ
- ピーマン
- ゴーヤ
- トマト(ミニトマト)
- ほうれん草
- ちんげん菜
- きのこ類
- 薬味類(ねぎ、生姜、にんにくなど)
これらのものは冷凍しても食材の味や食感が失われにくくなっています。
千切りやみじん切りにして冷凍しておくと、炒め物やみそ汁なんかにそのまま使えるし、とっても簡単でラクちんです。
たくさん買って使い道に迷ったらとりあえず素材冷凍しちゃいましょう!
素材冷凍できない野菜
- じゃがいも
- キャベツ
- 白菜
- きゅうり
- ゴボウ
イモ類や葉物類は、解凍すると味も食感も落ちてしまいます。
じゃがいもはボソボソしてしまうし、キャベツや白菜、きゅうりなどの水気の多いものは、ベチャっとしてしまいます。
ゴボウは、生のまま冷凍すると繊維の間の水分が失われ、筋っぽくなってしまいます。
これらの野菜は素材冷凍はおススメできません。
でも、そうはいっても保存しておきたいものありますよね。
下処理後冷凍できる野菜
下処理ごに冷凍できる野菜は以下です。
- キャベツ
- 白菜
- ブロッコリー
- 絹さや
- スナップえんどう
- さやいんげん
- グリンピースなどの豆類
- なす
- 大根
- パプリカ
- ごぼう
- さつまいも
- じゃがいも
- かぼちゃ
これらの野菜の下処理方法は、炒めたり、さっと下茹で(ブランチング)することです。
冷凍ストック方法
そのまま冷凍OKのもの
そのまま冷凍OKなものは以下です。
- にんじん
- たまねぎ
- ピーマン
- ゴーヤ
- トマト(ミニトマト)
- ほうれん草
- ちんげん菜
- きのこ類
- 薬味類(ねぎ・生姜・にんにく)
ではこれらについてそれぞれの冷凍方法を紹介していきますね。
にんじん
使いたい大きさに切って冷凍保存袋へ。みそ汁や炒め物に使えます。(煮込み料理に使いたい場合は7~8mmに切って、ブランチングして、冷水にとって水気を取って冷凍)
たまねぎ、ピーマン、ゴーヤ
うす切りや千切りにして、水分をよく拭き取ってから冷凍保存袋へ。ゴーヤはブランチングしてもOK。そのまま炒め物に使えます。
トマト(ミニトマト)
洗って水分を拭き取って冷凍保存袋へ。使う時に、水につけると簡単に皮がむけるので、スープやトマトソースにもできるし、ミニトマトならそのままマリネなどにもできます。
ほうれん草、ちんげん菜
使いたい大きさに切ってそのまま冷凍保存袋へ。ブランチングしてからの冷凍もOK。
きのこ類
石づきを取って、金属トレイなどでバラして冷凍、凍ったら冷凍保存袋へ。
薬味類(ねぎ、生姜、にんにく)
みじん切りや千切り、すりおろしたものを小分けして冷凍保存袋へ。
下処理が必要なもの
下処理すれば冷凍できるものは
- キャベツ
- 白菜
- ブロッコリー
- グリーンピース
- 絹さや・スナップエンドウ
- なす
- 大根
- パプリカ
- ごぼう
- さつまいも
- じゃがいも
- かぼちゃ
では、これらについてもそれぞれの冷凍の仕方を紹介していきますね。
キャベツ
塩こしょうで味付けをして炒めてからよく冷まし、冷凍保存袋に入れて平らにして冷凍。
ゆでるよりもコクがあって水っぽくなりません。
白菜
45秒ほど茹で、しっかりと水気を切って冷ましてから冷凍保存袋へ入れ、平らにして冷凍。
ブロッコリー、グリンピースなどの豆類
さっと茹でて冷ました後、使う分を小分けして保存。
絹さや、スナップえんどう
筋を取ってさっと茹で、冷水に取り、しっかりと水気を拭いた後、バラ冷凍し、冷凍保存袋へ。
なす
皮つきのまま乱切りにし、素揚げし、冷ましてから冷凍保存袋へ入れ、平らにして冷凍。また、焼きなすにして冷凍することもできます。皮をむいて冷まし、バラ冷凍し、凍ったら冷凍保存袋へ。用途に合わせて丸ごとでも小分けしてもOK。
大根
約1cmの半月切りにし、かために茹でて水にとり、水分を拭き取ったらラップを敷いた金属トレイでバラ冷凍、凍ったら冷凍保存袋へ。そのまま煮物に使えます。
パプリカ
グリルなどで焼いて、焦げた薄皮をむいて冷まし、バラ冷凍後、保存袋へ。
ごぼう
ささがきにして酢水にさらしてアク抜きし、1分ほど茹でたあとに冷ましてバラ冷凍し、凍ったら冷凍保存袋へ。凍ったまま煮物や炒め物に使えます。
さつまいも
輪切りにして茹で、水気を切り、バラ冷凍後、冷凍保存袋へ。マッシュにして冷凍するのもOK。
じゃがいも
蒸したりレンチンしたものをマッシュし、冷ましたものを冷凍保存袋へ。
かぼちゃ
茹でると水っぽくなるので、かために蒸すかレンチンし、冷ましてバラ冷凍後、冷凍保存袋へ。マッシュしてからの冷凍もOK。煮物に使う場合は素材冷凍でも大丈夫です。
冷凍する時のポイントは、水分をよく落としておくことです。
水分が付いていると、野菜に霜がついてしまったり、野菜同士がくっついてしまったりして使う時にひと手間かかってしまいます。
また、使う分だけ小分けしたり、用途別に切り方を変えたりすることもコツの一つです。
そして、忘れてはいけないのが、食材と保存日をしっかり明記しておくこと。こうすることで使い忘れや食べ忘れのムダも省くことができます。
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冷凍保存できる期間は?
おおよそ2~3週間、長くて1ヶ月程度です。冷凍庫は、温度が低いので菌の繁殖能力を低下させることができます。
ただし、殺菌したり劣化させないようにするには、マイナス60~80℃くらいで保存しなければなりません。
しかし、家庭用の冷凍庫では、マイナス18℃前後が最低温度となっています。
この温度だと菌の繁殖は抑えられますが、死滅するわけではありませんので、2~3週間程度、最長で1ヶ月程度で食べきってください。
でも、解凍したものもなるべく早く食べてくださいね。
冷凍した野菜は組織が破壊されているので、冷凍前よりも傷みやすくなります。できるだけ、低温で解凍し、すぐに使うようにしましょう。
お肉の冷凍保存の期間についてはこちら↓
冷凍したら栄養はどうなる?
冷凍することによる栄養面の損失は無いと言われています。ただ、どうしても、風味や旨みについては低下してしまうものもあります。
業務用の冷凍庫や機能付きの冷凍庫のように、急速冷凍ができない場合が多いので、食品内部の水分が凍る時に周りの組織を壊してしまい、食感が悪くなってしまいます。
ですので、できるだけ新鮮なうちに、そして、短時間で冷凍するのが良いと思われます。
理想はマイナス30℃以下の急速冷凍ですが、その機能がない場合は、できる限り小分けにして薄く平らな状態で、調整可能であれば冷凍庫内の温度を「強」に設定して冷凍しましょう。
冷凍できるのは野菜だけじゃない!!マカロニサラダや卵焼きについてはこちら↓
最後に
- 冷凍できる野菜はたくさんある!
- 素材冷凍できなくても、下処理をすれば冷凍できる!
- 保存期間は2~3週間
- 冷凍しても野菜の栄養は失われない
最初は少し時間がかかるかもしれませんが、冷凍方法をマスターしてしまえば、空いた時間にさっとできるし、お料理ついでにストック用も切ってしまうなど、ながら準備ができるようにもなります。
冷凍野菜のストックができれば、晩御飯やお弁当の献立も考えやすいし、あるものでパパっとご飯も作れるし、時間もお金も有効利用できちゃいますよね。
上手に活用して、あなたもスマートママに大変身しましょう!!
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