進学、就職、単身赴任、独立・・・一人暮らしすることになったらまずは家電量販店に行って、家電のセット売りを買う!そんな話は昔の話になりつつあります。家電のセットはお得に見えて実は損してしまう場合も!
私は大学進学を機に一人暮らしを始めましたが、家電を選ぶ際どんな機能が自分にとって必要なのかわからず、なかなか決めることができませんでした。恥ずかしいですが、それだけ家事に関しては親に甘えていたということになりますね。
そんな方にも参考になるよう、今回は一人暮らしに必要な家電リストをはじめ、家電セットは本当にお得なのか、そして一人暮らし用家電の選び方と注意点をご紹介していきたいと思います。
一人暮らしに必要な家電リスト
- 電子レンジ
- 洗濯機
- 冷蔵庫
- 掃除機
- 炊飯器
電子レンジ
料理をするかどうかに関わらず、電子レンジは最低限揃えたいですね。温める以外にも、お湯を沸かすことも出来るので、やかんや電気ケトルがなくても代用できます。
電子レンジはオーブン機能付きのタイプがおすすめです。パンを食べる場合はトースターが必要になりますが、狭い1ルームに置けるものは限られてきます。トースター機能のついている電子レンジだとパンが焼きあがるまで少し時間がかかるものの、一人分なら十分です。そして、もちやピザも焼くことができるので便利です。
洗濯機
寮や社宅で洗濯機が併設されていたり、近所にコインランドリーがある場合を除き、大抵の人が必要となります。洗濯機を選ぶ際は乾燥機付きがおすすめです。花粉症の方をはじめ、雨の日や梅雨の時期は洗濯物を室内干しすることになります。しかし狭い部屋で洗濯物に埋もれて乾くのを待つのも大変です。
また、女性が1階に住む場合、防犯上ベランダに洗濯物を干すのは少し心配ですよね。そんな場合も乾燥機が役に立ちます。ただし斜めドラムを購入するなら部屋を確認してからにしましょう。
私の場合、斜めドラムを使用していましたが、引越しの際洗濯機が入らなくて困りました。契約する部屋の築年数が古い場合は洗濯機スペースが狭かったり、洗濯機の扉が浴室の入り口をふさいでしまったりする場合があるので注意が必要です。タテ型洗濯機・洗濯乾燥機ならそんな問題も少ないですが、この場合も給水蛇口の高さが合っているか確認が必要です。
冷蔵庫
自炊をあまりしない人にも冷蔵庫は必要です。やはりコンビにやスーパーのお弁当だけでは飽きてしまいます。ご飯を冷凍しておき、帰ったらすぐに電子レンジで温めレトルトカレーをかけて食べる。なんてことも多くなります。
一人暮らしだと帰ってすぐに食べたくなります。そのため、私はご飯を一度にたくさん炊いて冷凍しておいたり、実家から送ってもらった食材も冷凍して、冷凍室はいつもぎゅうぎゅうでした。
また部活動や仕事でスーパーがあいている時間になかなか行けず、結局週末に食品を買いだめすることになり、そこでも冷凍室が活躍します。
掃除機
一人暮らしの部屋の中で案外場所をとるのが掃除機です。1ルームだと収納場所がなく、横型掃除機が表に出ている友達をよく見たことがあります。掃除機を購入するなら場所をとらないコードレスクリーナーやハンディクリーナーがおすすめです。
最近はハンディタイプでも吸引力がしっかりしているものが多く、中でもダイソンのコードレス掃除機が人気です。しかし、部屋にラグやじゅうたんを敷かずフローリングのみの場合は、掃除機ではなくクイックルワイパーなどで拭くだけでも済みます。
炊飯器
最近はレンジで温めるだけのご飯も売っているので、購入しない人もいます。どうしても炊いたご飯を食べたい場合はお鍋で炊くこともできるので、自分がどれぐらい自炊するかで炊飯器が必要かどうかは変わってくるでしょう。
しかし、自炊を頻繁にしなくてもご飯だけはおいしいものを食べたい。と思う場合は3合炊きの小型タイプがお勧めです。やはり5合炊きタイプで1合を炊くと、ご飯があまりおいしくありません。
その他 人によっては必要な家電
- テレビ
- ドライヤー
- アイロン
- シーリングライト
- ガスコンロ
- エアコン
最近はスマホやパソコンでもテレビや画像を見ることができるため、テレビを購入する人が少ないです。ドライヤーも男性の場合、髪の毛を洗ったあと自然乾燥で済む人もいます。しかし女性にとってはやはり必須家電ですね。朝の身支度でも必要になります。
またアイロンも、形状記憶タイプのワイシャツならばシワをのばす必要がないため、購入しない人もいます。スーツなど、どうしても必要な場合クリーニングに出してしまうこともできます。そしてアイロンとアイロン台を含めると、結構場所をとります。収納場所に困るくらいなら最初からない方がいい。と考える人もいますね。
シーリングライト、ガスコンロ、エアコンは部屋によっては付いている場合もあります。初めから購入するのではなく、大家さんに確認してから購入するようにしましょう。まず生活を始めてみてから、本当に必要かどうか見極めたうえで購入することで、無駄な買い物をしなくて済みます。
しかし、どうしも新生活までの準備期間があまりなく、短時間で準備しなくてはならないときもあります。そんな場合は家電量販店でよく見かける家電セットを利用する人もいます。しかし、その家電セットはお得なのでしょうか?次で見ていきましょう。
[adsense]
家電セットはお得?
家電量販店、ネットでよく見かける家電のセット例をみていきましょう。
- 家電3点セット 冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ 6万円前後
- 家電5点セット 上記プラス掃除機、炊飯器 7万円前後
- 家電7点セット 冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、掃除機、炊飯器、電気ケトル、IHクッキングヒーター 8万前後
これだけ見ると安く感じますね。ところが家電セットには在庫処分のための型落ち品が含まれている場合もあります。また、コストが割高で、機能は低く使いづらいものも含まれている場合もあります。後で買いなおすことになれば結局損することになります。家電セットはお得ではなく値段相当だったり、自分のライフスタイルと合わず損することが多いのです。
しかし、セットの場合同じメーカーで統一できる利点もあります。
それでもやはり入居までに時間がなかったり、とくにこだわりはないので、とりあえず今すぐに生活できるようになりたい人も中にはいると思います。そんな方であれば配送、受け取りも一度で済む家電セットを利用するのもいいですね。つぎに家電の選び方と注意点を次に見ていきましょう。
関連記事)
一人暮らし用家電の選び方と注意点
- 全国の周波数で使用できること
- 収納場所に見合うサイズを選ぶこと
- 保障期間の確認をすること
- 設置もしてくれるか確認すること
安い家電は、西日本と東日本の電圧周波数の違いで、全国で使えない場合もあり注意が必要です。時間がなくても性能をしっかり見ておく必要があります。また、冷蔵庫や洗濯機のドアの開く方向も使い勝手に影響するので確認しましょう。
家電の保障期間も購入するお店によって異なるので確認しておくと安心ですね。また、設置も行ってくれるか一緒に確認しましょう。
関連記事)布団クリーナー「レイコップ」の口コミは?メリットデメリット!
まとめ
- 一人暮らしに必要な家電は電子レンジ、洗濯機、冷蔵庫、掃除機、炊飯器
- シーリングライト、ガスコンロ、エアコンは必要か大家さんに確認する
- 家電のセット売りは値段相当で特別お得ではない
- 全国の周波数で使用できる家電か確認が必要
家電付きの物件もありますが、長期間住むには割高になります。本当に必要な家電か見極めるために、家電のレンタルを最初の1ヶ月利用してみるのもおすすめですね。気に入ればそのまま購入もできます。また、出来るだけ安く済ませたい場合はネットで中古家電のセット売りもあります。自分にあった機能の家電で新生活を楽しみましょう!
【副業に興味ある方必見】隙間時間にライターをしてお小遣いを稼ぎませんか?