和名では「あきざくら」とも呼ばれるほど、秋になると色々な場所で見かけるコスモス。
コスモスは病害虫もあまり発生せず、丈夫で地植えであれば水やりの手間のかからないため、園芸初心者にもおすすめの花です。
今回は、そんな手軽に育てられるコスモスの育て方や種まきの時期、注意したい点などをご紹介します。
コスモスの種まき時期は?
夏咲き品種
- 3~4月種まき→7~8月開花
秋咲き品種
- 6~7月種まき→10~11月開花
種まきからおよそ3ケ月で開花するので、咲かせたい時期から逆算して種まきをするのがいいでしょう。
ちなみに、苗の場合は、4~6月頃にお店で販売され始めます。
購入後、できるだけ根が育たないうちにポットの土が付いたまま植え付けてください。
コスモスはプランターや鉢植えでも育てられる?
地植えは水やりの手間が省けて楽ですが、プランターや鉢植えでもコスモスは育てられます。
苗か種で育て始めますが、苗と種とでは、植え付けや種まき時期に違いがあるだけで、育て方には特に違いはありません。
お庭のあるご家庭はぜひ地植えを、マンションの方もベランダで育てることができますので、種か苗を購入して挑戦してみてください!
コスモスの育て方とは?
育てる場所
コスモスは日当たりのよい場所でよく育ちます。
雨水の当たる、日向の風通しのいい場所が適切です。
水やり
- 地植えの場合:水やりを特に必要とせず、真夏日のみ、日中の気温の高い時間を避け、朝か夕方のどちらか一回だけ水やりをします。
- 鉢植えの場合:土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れるくらい水をあげるのがいいでしょう。
肥料
肥料も特に必要とせず、コスモスは痩せた土地でもよく育ちます。
与え過ぎは逆に腐らせてしまうことが多いので、気をつけてください。
咲き終わったら
枯れた花は小まめに摘み取ってください。
放っておくと種を作るのに栄養が取られるので、がくの下あたりから摘み取ってください。
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コスモスを育てるときのポイントは?
水や肥料のやりすぎに注意
コスモスは原産国が乾燥した暑い国メキシコなので、同じような乾燥した環境で育てるのがポイントになってきます。水や肥料を多くあげ過ぎず、十分に日光を当ててあげてください。
転倒に注意
コスモスは放っておくと、草丈が1~2mにまで生長します。
風にあおられて転倒する恐れがありますので、高く育てたい場合は支柱を立てて、低く育てたい場合は短期間で育てるか、摘心を小まめに行うのがポイントです。
短日植物
夏から秋にかけて咲くコスモスは、短日植物のひとつです。
短日植物とは、日照時間が短くなると花が咲く植物のことを言います。
光がずっと当たっていると花を咲かせないことがありますので、苗や種の植え付け時期を守って育ててください。
最後に
- コスモスの種まきは、3~7月下旬が適期。
- プランターや鉢植えでもコスモスは育てられる。
- コスモスは日当たりのよい場所でよく育つ。
- 肥料も特に必要とせず、コスモスは痩せた土地でもよく育つ。
- 水や肥料を多くあげ過ぎず、十分に日光を当ててあげることが大切。
秋風にたなびくコスモス。
夕方など散歩をしていて見かけると、心落ち着きますね。
「肥料要らず水要らず」と、初めての園芸にとても向いていますので、種まき時期をずらして、草丈に変化を持たせたり、違う色を混植させたりして、様々な演出を楽しんではいかがでしょうか。
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