排卵日近くなると不快な症状に悩まされる方もおられますね。
私も排卵痛を感じたり、イライラしたりします。
排卵日の症状は人それぞれですが、その不快な症状にはどのようなものがあるのでしょうか?また、症状を緩和する方法はあるのでしょうか?
今回は、そんな排卵日の症状と原因、緩和方法についてまとめてみました。
排卵日の症状には何がある?
排卵痛
排卵が近づいてくると卵巣の中で卵胞が大きくなり、排卵直前の卵胞は18mmから22mm程度まで大きくなります。そうなると卵巣も大きくなるので、その加減で卵巣の辺りに痛みが生じる場合があります。
卵巣は右と左にあり、毎月どちらかの卵巣から排卵しますので、右から排卵する時は右下腹、左から排卵する時は左下腹がチクチク痛みます。
排卵出血
卵子は卵胞から出てきて排卵するのですが、卵胞から飛び出す時に卵巣が傷つき、出血する場合と、排卵前後に分泌されるホルモンの関係で子宮内膜がはがれて出血する場合があります。
そのため、排卵期に1日から3日ほど、少量の出血がある場合があります。
頭痛
排卵日前後に頭痛が起こりやすくなる原因は女性ホルモンにあります。
排卵の時に減少するエストロゲンは頭痛を起こすきっかけでもあるセロトニンと関わっているため、セロトニンも減少します。すると体内の血管が拡張され、頭の血管が拡張することで頭痛を引き起こします。
胸が張る
排卵期に胸が張るのは黄体ホルモンが原因です。
黄体ホルモンは排卵直後から増え始めます。
眠気
眠気も黄体ホルモンが原因なのですが、黄体ホルモンが分解される時に作られる成分が強い眠気を起こすアミノ酸を分泌します。このアミノ酸のせいで眠気が起きるようです。
さらに黄体ホルモンは高温期に分泌されるホルモンで、高温を保つ働きがあるため、夜の眠りが浅くなったりするため、日中に眠くなるということもあります。
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排卵日の症状の緩和方法は?
上記で述べた以外にも、イライラや吐き気などもあるようですが、すべてホルモンによる不調だといわれています。
これらの症状が辛い時は、生理の時と同様に体を冷やさないようにすることが基本です。
しょうがや根菜類などを摂って体を温めるようにしつつ、体を冷やす食品を摂らないように心がけるとよいでしょう。
また、排卵時にはエストロゲンが減少します。
このエストロゲンの減少による不調がほとんどですので、エストロゲンに似た作用を持つ大豆イソフラボンを摂ることで緩和することができるようです。
ということは、大豆製品を摂るとよいということですね。
ただし、大豆製品は体を冷やす作用があるので、体を温める作用のあるものと一緒に摂ると効果的ですよ。
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最後に・・・
- 排卵日の症状には、排卵痛・排卵出血・頭痛・胸が張る・眠気などがある。
- 症状を緩和するには、体を温める食べ物を摂るとよい。
- 排卵時にはエストロゲンが減少しますので、エストロゲンに似た作用を持つ大豆イソフラボンを摂るとよい。
排卵日の不快な症状は、人によってはなかったり、苦痛が少なかったりするようですが、生理痛と同じくらい症状がきついという方もおられます。
そういった場合は無理をせず、体を温めてゆっくりと過ごしてくださいね。
アロマでリラックスするのもよいですよ。
byさっちん
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