シャンプーやリンス、ボディソープなどはボトルを買ってくると、次からは詰め替えを補充するのが基本。なくなったからといって、その都度、ボトルで買い替える人は少ないですよね。
一方で、いつまでも使えるボトルの捨て時がわからない、という人も多いはず。
ところで、シャンプーの詰め替え、気を付けないと雑菌が繁殖してしまう可能性があります。この雑菌がもとで、発熱や肺炎を起こす可能性だってあるのです。
シャンプーを詰め替える際に気を付けるべき点についてまとめました。
シャンプーの詰め替えで雑菌が繁殖する原因は?
シャンプーと水を混ぜたものをお風呂場に放置しておくと、一晩で1mlあたり1億匹にまで増殖。
水で薄めたシャンプーを数日使うのは、雑菌を頭に塗りたくるようなものなのです。
そして頭は髪の毛が生えており、毛が少ない皮膚に比べて、雑菌が繁殖しやすい場所。
特に多く繁殖すると言われる緑膿菌は、毒性は強くありませんが、体に傷があればそこから侵入し、発熱や肺炎を引き起こすことも。ネイルの隙間に入るとグリーンネイルになることもあります。
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正しい詰め替え方法は?
- 詰め替え前にボトル・ポンプをきれいに洗う
- よく乾燥させる
太陽の光に当てるとより効果的です。
とりあえず「今詰め替えたい」という場合は、ボトルを2つ以上用意しておくと安心です。1つを乾燥させて待機させ、もう1つを洗ってよく乾かす、というふうにすると乾燥不足で雑菌が繁殖、ということにならずに済みます。
詰め替え時に注意したいことは?
また水が入ると雑菌が繁殖してしまうので、入浴中の詰め替えはやめておきましょう。水が入らない場所、かつ倒れたりしない水平な場所での詰め替えが安心です。
シャンプーに混入する雑菌は水回りにもともといる菌で、毒性も強くありませんが、指先にケガをしているときは皮膚に黄色ブドウ球菌が増えていることがあります。
最近のシャンプー類はアミノ酸や天然の成分がたっぷりで、雑菌が繁殖しやすくなっています。黄色ブドウ球菌は院内感染などを引き起こす厄介者。妊婦さんに感染すると、抵抗力が落ちているので感染症状を引き起こし、流産や早産の危険性も。
指先にケガをしているときの詰め替え作業はやめておきましょう。
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終わりに
シャンプーの詰め替えはゴミも減らせるし、価格も安いし、一石二鳥です。ですが、雑菌が繁殖しやすいものだということを知っておきましょう。
ボトルはよく洗って乾燥させ、水が入らないように気を付けることが大切です。
by 武藤はづき
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