紫外線対策として食べ物も重要と聞いたのだけれど・・・
ホントかしら?
ホントよ!
紫外線対策として、外側からのケアをしている人は多いようだけれど、食べ物による内側からのケアも大切なの。
そうなのね。
でも・・・
どんな食べ物がよくて、どんな食べ物が悪いのかしら?
それでは、紫外線対策としての食べ物に関して詳しく紹介するわ。
紫外線対策というと、どうしても日焼け止めや帽子など、外側からの対策がメインとなりがちですね。
しかし、食べ物による紫外線対策も重要なんです。
私も子供を朝幼稚園に送る際、日焼け止めや帽子着用は心掛けていたのですが・・・
なんと!紫外線対策には朝食のメニューも大切だったようです。
「ナゼ朝食が関係あるの?」と、気になりますよね。
そこで今回は、紫外線対策を食べ物からも考えたい方必見!紫外線対策に、
- 食べ物も関係するのか
- オススメな食べ物
- NGな食べ物
などについて紹介します。
紫外線対策として食べ物も関係する?
紫外線対策として、食べ物からの栄養素を考える事は大切なのよ。
紫外線が有害だといわれる理由は、紫外線を浴びることにより、活性酸素が発生するからです。
活性酸素とは、ほかの物質を酸化させる大変強い酸素のことです。
活性酸素は殺菌力が強いため、体内において細菌やウイルスを撃退する働きも。
しかし、この活性酸素が増えすぎると本来正常な細胞や遺伝子をも酸化してしまい、シミやソバカス・しわなどの原因になります。
そのため活性酸素への対策となる抗酸化作用のある食品を摂り、活性酸素を抑えることは大切です。
そうすることで、体の内側からの紫外線対策につながっていきます。
もちろん、帽子や日傘、日焼け止めなどで体の外側から紫外線対策するのも大切ですよ。
次に、抗酸化作用のあるオススメな食べ物を紹介します。
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紫外線対策としてオススメな食べ物は?
どんな食べ物がよいのかしら?
紫外線対策にオススメするのは、
- ビタミンC
- ビタミンE
- ビタミンB2
- βカロテン
- リコピン
- ポリフェノール
- オメガ3脂肪酸
などを含む食べ物です。
それぞれについて、以下に詳しく説明します。
ビタミンC
美白効果のあるビタミンCは、化粧水にもよく使用され、美肌成分としても知られていますね。
そのビタミンC。
食べ物からから摂るのも紫外線対策として効果的なのです。
- 肌を酸化させ、メラニンを生成し促進させる活性酸素を抑える働き
- 黒くなったメラニン色素を還元し、シミやそばかすを防ぐ働き
などの美白効果があります。
しかし、ビタミンCは2~3時間で体外に排泄されてしまうので、こまめに摂ることが大切です。
ビタミンCを含むおもな食べ物
- イチゴ
- リンゴ
- バナナ
- オレンジ
- グレープフルーツ
- キウイ
- スイカ
- トマト
- ブロッコリー
- パプリカ
- カリフラワー
- 芽キャベツなど
ビタミンE
活性酸素を排除するなど、高い抗酸化作用をもつビタミンE。
肌のシミやくすみなどを防御する働きがあり、酸化による老化防止や健康維持にも不可欠な栄養素です。
ビタミンEは、油に溶ける脂溶性ビタミンですので、油と一緒に調理することにより吸収率が高まりますよ。
また、ビタミンCの働きにも関連するため、ビタミンCとともに摂取することで、さらに抗酸化作用が高まります。
ビタミンEを含むおもな食べ物
- ナッツ類
- ごま
- アボカド
- キウイ
- 卵
- うなぎ
- 玄米
- 緑黄色野菜など
ビタミンB2
ビタミンBの中でもビタミンB2は、美容にも効果が期待できる栄養素です。
メラニン色素の生成を抑える作用がありますので、シミやソバカスの色が薄くなる効果が上がります。
ビタミンB2は熱には強いですが、水溶性であるため食材を洗いすぎないようにしてくださいね。
ビタミンB2含む主な食品
- 卵
- 納豆
- レバー
- 牛乳
- ヨーグルト
- バナナ
- アサリ
βカロテン
免疫機能を助け、活性酸素などを除去し、細胞の活性化を促す働きがあります。
体内に摂取されると必要な分だけビタミンAに変わり、残りは抗酸化に作用をもたらしてくれる優れものです。
ビタミンAには、皮膚の免疫力を向上させる効果があります。
ビタミンAは脂溶性ですので、油で炒めるなどして調理すると吸収率がさらに高まりますよ。
β-カロテンを含むおもな食べ物
- にんじん
- ほうれん草
- かぼちゃ
- こまつな
- 春菊
- ブロッコリー
- しそ
リコピン
リコピンは、色素成分カロテノイドの一つです。
赤や黄色、オレンジの色素をもったカロテノイドの中でも、トマトなどに多く含まれる赤色の色素成分。
リコピンは、抗酸化作用がとくに高いとして知られています。
そのため、シミやそばかすの原因であるメラニンを作る酵素の生成を抑える働きが。
また、紫外線によるコラーゲンの減少を抑え、コラーゲン産生を促進し増やす効果もあります。
ビタミンEと組み合わせて摂ると、より美白効果が期待できますよ。
リコピンを含むおもな食べ物
- トマト
- スイカ
- チェリー
- グレープフルーツ
- 赤パプリカ
- チリパウダーなど
ポリフェノール
ポリフェノールは、野菜や果物の色素、苦味などを担う成分の総称で、光合成によって生成されます。
強い抗酸化作用があり、肝機能の向上や血行促進などの効果が期待できますよ。
ポリフェノールを含むおもな食品
- ダークチョコレート
- 緑茶
- 紅茶
- コーヒー
- 赤ワイン
オメガ3脂肪酸
抗酸化作用があり、日焼けによる肌の痛みや炎症を緩和する効果があります。
また、日光過敏症の人などにもよい栄養素だといわれていますよ。
オメガ3脂肪酸を含むおもな食べ物
- サケ
- サバ
- イワシ
- ニシン
- マス
- クルミ
- 亜麻仁油など
次に、紫外線対策として避けた方がよい食べ物について紹介します。
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紫外線対策としてこの食べ物は逆にNG!
あるわよ。
以下に詳しく説明するわね。
紫外線対策として向かない
- 柑橘系のフルーツ
- アルコール
- 食品添加物の多い食べ物
- 糖分の多い食べ物
などは、日焼けを悪化させてしまう可能性があります。
それぞれについて詳しく説明しますね。
柑橘系のフルーツ
柑橘類には、ソラレン(Psoralen)という光毒性があります。
このソラレンは、紫外線を吸収しやすくする作用があるため、シミの原因に。
でも・・・
柑橘系フルーツといえば、ビタミンCが豊富なので、紫外線対策によいのではなかったかしら?
たしかにそうなんだけれど・・・
柑橘系フルーツ(ジュースも含む)を紫外線対策として摂るには、食べるタイミングが重要なのよ。
まず知っておいていただきたいのは、ビタミンCがシミの原因になるのではありません。
柑橘類に含まれることの多い成分であるソラレンという物質が光毒性をおこし、シミの原因をもたらすのです。
ソラレンは、摂取してから2時間前後で体に吸収されピークとなり、その後7時間ほどは体内に留まります。
ですから、お出かけ前の朝食などで食べるのはさけ、夕食時などに摂るのがよいでしょう。
もし朝食べる場合は、紫外線を浴びないように心がけてくださいね。
光毒性はありますが、食べるタイミングさえ注意すれば、メリットの方が多いですよ。
なるほど!
タイミングさえ守ればいいのね。
そのなの。
実は私も知らなくて・・・
朝から柑橘系のフルーツをよく食べていたので、夜食べるようにしているのよ。
それでは、どんな食べ物にソラレンが多いのか、少ないのかも紹介しますね。
ソラレンを多く含む食べ物
- レモン
- オレンジ
- グレープフルーツ
- みかん
- キウイ
- いちじく
- アセロラ
- セロリ
- パセリ
ソラレンが少ない食べ物
- イチゴ
- リンゴ
- バナナ
- スイカ
- もも
- レタス
- キャベツ
- トマト
アルコール
アルコールにより血管が拡張すると、日焼けで炎症する物資の働きが促進され、皮膚が赤くなったり水ぶくれなどをおこしやすくなります。
とくに、野外などで飲酒する際には気をつけましょう。
食品添加物の多い食べ物
食品添加物は活性酸素を体内で発生させる原因になります。
その結果、肌の新陳代謝がスムーズにいかず、くすみの原因であるメラニンを大く生成することに。
糖分や油分が多い食べ物
血中において糖分が高い状態ですと、熱によりたんぱく質と結合して糖化現象を起こします。
それが、お肌のくすみやたるみの原因に。
また、脂質や糖質の代謝には、ビタミン類が必要です。
そのため、カロリー代謝にビタミンが消費されてしまうと、肌の再生が遅れてしまうことに。
まとめ
- 紫外線が有害だといわれる理由は、紫外線を浴びることにより、活性酸素が発生するため
- 活性酸素とは、ほかの物質を酸化させる非常に強い酸素のこと
- 活性酸素が増えすぎると、シミやソバカス、しわなどの原因になる
- 活性酸素への対策となる抗酸化作用のある食品を摂ると、体の内側からの紫外線対策となる
- 紫外線対策にオススメするのは、ビタミンC・E・B2、βカロテン・リコピンなどを含む食べ物
- 柑橘系のフルーツやアルコール、食品添加物や糖分の多い食べ物などは、日焼けを悪化させる可能性がある
- 柑橘系フルーツを紫外線対策として摂るには、食べるタイミングが重要
紫外線対策に食べ物も重要なことは伝わったでしょうか?
冒頭でお話しした通り、私は紫外線対策として外側からのケアばかり重視していました。
ですから、ちょっとショックだったのが朝食です。
朝食には、ビタミン補給と考え、オレンジやグレープフルーツをよく食べていましたので。
これからは、食べ物にも気をつけて、体の内側からも紫外線ケアを実践したいと思います。
みなさんもどうか参考にして、日焼けしないお肌を目指してくださいね。
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