今でこそ普通にスーパーでも売られているアボカド(アボガド「農水省的にはどちらの呼び名でもOK」)ですが、私が子供の頃はその存在すら知りませんでした。
大人になって、飲食店で出てきたアボカドサラダをはじめて食べた時の衝撃は忘れられません。
果物とは思えないなめらかな食感と濃厚な味わい!
「ぜひ自宅でもこの味を」とスーパーでアボカドを買って自宅でサラダにしましたが…固い。
そして、美味しくない。
どうやら、まだ熟していないアボカドを買ってしまったようです。
これを教訓に、次は黒く熟したアボカドを購入して切ってみると、中に茶色く筋が入っていたり、黒い点々があったりでガッカリ。
それからというもの、皮が緑色でまだ熟していないアボカドを購入して、自宅で数日経過を観察。
いい感じに黒くなってきた日に「今だ!」と食卓に登場させるのです。
そんな風に待ちに待って食べられることになるアボカドですが、半分食べて「残りは明日のお楽しみ♪」
と大切に保存しておいても、気がついたら茶色く変色、なんてことがよくあります。
そこで今回は、アボカドについて
- 変色するのはなぜ?
- 変色は防げる?
- アボガドをディップや冷凍する場合は?
- 傷んでいるアボガドの見分け方
などを解説するので、いつでも色鮮やかなアボカドを美味しく食べたい方は参考にしてくださいね!
アボカドの変色防止方法を解説
どうして~?
これから、アボカドが変色する理由と、変色を防ぐ方法について紹介しますね。
アボカドが変色する理由とは?
アボカドの中に含まれるポリフェノールとフェノール酸化酵素は、空気に触れると反応を起こして酸化します。
この酸化によってメラニン色素が作られて、茶色く変色してしまうのです。
メラニン色素は少々食べても害はないので、見た目は悪いですが、お腹を壊すようなことはありません。
アボカドの変色を防ぐ方法とは?
- レモン汁・酢
- オリーブオイル
- 電子レンジ
- ラップで包む
- 刻んだ玉ねぎ
1、レモン汁・酢
レモン汁や酢といった酸性の食品を表面に塗ることで、酸化を防ぐことができます。
表面にまんべんなく振りかけることで変色が防げますが、どうしても味が付いてしまいますね。
たとえば、サラダの時はレモン汁、カリフォルニアロールのようなお寿司に使う時は酢、というように調理方法によって使い分けると違和感がないですよ。
2、オリーブオイル
レモン汁や酢の場合と同じく、表面にオリーブオイルを塗る方法でも変色を防げます。
サラダのようにドレッシングをかける料理に使えば、オリーブオイルのにおいも気になりません。
3、電子レンジ
とにかくアボカドに味やにおいが付くのが嫌だ!という方にオススメの方法が、電子レンジでの加熱。
ラップをかけずに500W~600Wで10秒~20秒加熱するだけで、変色を防ぐことができるのです。
電子レンジを使用することでアボカドに含まれる酵素が壊れ、空気に触れても酸化を起こさなくなります。
4、ラップで包む
半分食べて残り半分を残す場合、ラップを使ってピッタリ包むことで表面が空気に触れることを防げます。
この場合、種を取ってしまうと表面に大きな穴が空いてしまい、ラップで密閉することが困難に。
種を残したままラップで包んで冷蔵庫で保存し、早めに食べ切ってくださいね。
5、刻んだ玉ねぎ
ほとんどの家の台所にある食材、玉ねぎで変色を防ぐことができます。
刻んだ玉ねぎをふた付きの保存容器の底に入れ、その上にアボカドを置いて蓋を閉め、冷蔵庫で保存するだけ。
玉ねぎのにおいもあまり気になりませんよ。
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ディップしたアボカドの変色防止方法は?
キレイな色のまま食卓に出すことはできますか?
クラッカーやパンと相性抜群のアボガドディップ。
私は、ホームパーティーなど人が集まる時によく作ります。
ディップにする場合はレモン汁やみじん切りにした玉ねぎを混ぜて、おいしく変色を防いでいます。
アボガドって
言えないちびたん(笑)アボガドディプ好きなんです
玉ねぎはダメだから
抜いて食べるんだけど
玉ねぎ見つけるの大変だから
今回大きくしてみたどうかな?! pic.twitter.com/EJ18ewVe0e
— まみうさぎ (@bLvbJFjV4YaYXGK) January 31, 2018
冷凍したアボガドの変色防止方法は?
長い期間保存することはできませんか?
次のような方法で、約1ヶ月は保存が可能ですよ!
- 皮と種を取り除き、一口大にカット
- ジップロックなどの密閉できるビニール袋に入れ、空気を抜いて冷凍
- 食べる時は、使いたい量を自然解凍
その他の野菜の冷凍保存方法はこちらを参考にしてください!
主婦の味方、冷凍保存!
私はアボカドも冷凍保存しておくことが多いです。
一口大にカットしているので、使いたい分だけ解凍できて便利♪
色の悪いアボカドは食べられる?
これって腐ってるの?
茶色い筋や黒い点々は食べても大丈夫!
これから、傷んでいて食べないほうがよいアボカドについて解説します。
傷んでいるアボカドの特徴
- 果肉全体が黒い
- 嫌なにおいがする
- 果肉が柔らかすぎる
全体が黒くなる
黒い点々のように部分的に変色している場合は大丈夫ですが、果肉全体が黒ずんでいるものは、傷んでいる可能性があります。
黒い点々が食べられるなんて知らず、捨ててしまったことがあります…。
もったいないことした!
嫌なにおいがする
アボカドは変色しやすい果物なので、色で傷んでいるかを判断するよりは、においを嗅いでみるほうがわかりやすいかもしれません。
嫌なにおいがするものは、食べないようにしてください。
果肉が柔らかすぎる
なめらかな食感が特徴のアボカドですが、切ったときにグチャッとなるほどやわらかいものは傷んでいる証拠です。
包丁もまな板も手もアボカドでグチャグチャになり、しかも食べられない…。
私は、食べ忘れていたアボカドがこの状態だったことがあり、非常にショックでした。
まとめ
さっそく試して、帰宅が遅い夫にも鮮やかな緑色のアボカドを食べてもらいます!
- アボカドの変色を防ぐ方法
- レモン汁や酢をかける
- オリーブオイルをかける
- 電子レンジで加熱
- ラップで密閉
- 刻んだ玉ねぎと一緒に保存
- ディップ場合は、レモン汁や玉ねぎのみじん切りを加える
- 冷凍保存をする場合は、一口大に切ってジップロックで密閉
- 傷んでいるアボカド
- 果肉全体が黒い
- 嫌なにおいがする
- 果肉が柔らかすぎる
色鮮やかなアボカドがあるだけで、食卓を華やかに彩ることができますよ♪
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