シャツやシーツ、ストールなど、シルク製品は様々ありますが、中でもシルクのパジャマに心奪われる女性は多いですよね。
私もシルクのパジャマに憧れるひとりでしたが、とにかくお手入れが大変そうで手を出せずにいました。
そんな中、祖母がシルクのパジャマをプレゼントしてくれたのです!
憧れていたシルクのパジャマに、私のテンションはぐんぐんアップ!
でも、ちょっと待って!
- シルクのパジャマって、普通に洗濯してもいいの?
- 自宅で洗濯するときの注意点は?
お手入れの仕方を知らないと手を出しにくいシルクのパジャマですが、ちょっとしたコツをつかめば、自宅でも簡単にお手入れできるんです。
これを読んで、安心して憧れのシルク生活をはじめましょう!
そもそもシルクって自宅で洗えるの?
主成分がタンパク質で人の肌と同じ構成なので、肌触り抜群なシルクは天然素材でとてもデリケート。
そのため、自宅で洗濯やアイロンがけをすると失敗しがち。
でも、ちょっとした洗濯のコツを知ってしまえば、自宅でも簡単にシルク製品を洗濯することができるんです。
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シルクの自宅での洗濯方法は?
それでは早速、自宅での洗濯について、洗い方・干し方・保管方法に分けて説明しますね。
洗い方
- 洗濯表示を確認し、洗濯機または手洗いOKの表示があることを確認する
- とくにおろしたてのシルクは、色落ちしやすいので他の洗濯物とは分けて洗う
- 基本的にシルクは水が苦手なので、はじめからおわりまで手早く済ませる
手洗い
- 30度くらいのぬるま湯に中性洗剤を溶かす
- 衣服を裏返して、優しく押し洗いする
- 良くすすいで、タオルドライする
水温が高すぎると生地が縮んでしまうので、必ずぬるま湯を使います。
シルクを柔らかく保つ効果のある、中性洗剤(おしゃれ着洗い用、ホームクリーニング洗剤)を、ぬるま湯に溶かして手洗いしましょう。
濡れたシルクはとても弱くなるので、もみ洗いは厳禁!
汚れがひどい場合は、軽くたたくようにして洗いましょう。
良くすすいだらタオルにはさみ、ぐっと押しながらタオルに水を吸わせてください。
全自動洗濯機
- 衣服を裏返して、洗濯ネットに入れる
- 多めの水量で「弱洗い」または「ソフト洗い」を選択する
- 脱水機を使う場合は、10~15秒ほどの短時間にする
生地をいためてしまうので、塩素系洗剤の使用はNG!
中性洗剤(おしゃれ着洗い用、ホームクリーニング洗剤)で洗濯しましょう。
生地をいため、しわの原因にもなるので、脱水機は短時間で&乾燥機NG!
干し方
- 皺を伸ばしてからハンガーに掛ける
- 日陰干しで、しっかり自然乾燥させる
紫外線を吸収すると色あせするので、直射日光や蛍光灯は避けて干しましょう。
スポンジなどで覆われたハンガーを使うと、型崩れを防ぐことができます。
しわが気になるときは、半乾きの状態で裏側から当て布をし、低温でアイロンがけしてください。
虫食いやカビが発生しやすいので、しっかりと乾燥させましょう。
保管方法
ポイントはこちら。
汗やシミを放置すると黄ばみやすくなるので、着用後はできるだけ早く洗いましょう。
洗濯後はハンガーに掛け、直射日光を避け、風通しの良い場所にかけておきます。
虫やカビがつきやすいので、長期間着用しない場合には防虫剤・乾燥剤を使用しましょう。
湿気やシミの原因になるので、クリーニング後の外袋は外して保管してくださいね。
色落ちを防ぐ洗濯の方法についてはこちら→新しい服の洗濯!色落ちを防ぐ方法ってあるの?
シルクのパジャマは毎日洗濯してもいいの?
理想のパジャマの洗濯頻度は、夏で週3回以上、冬は週2回程度と言われています。
しかし、綿素材に比べてデリケートなシルク素材を同じ頻度で洗濯してしまうと、生地をいため寿命が短くなる原因になるので、理想の頻度よりは少し控えめに洗濯しましょう。
ただし、特別に汗を多くかいた日は別です!
「汗のにおいがしない=汚れていない」ではないので要注意!
シルク素材は、吸湿性・放湿性・保温性に優れているうえ、繭のもつ抗菌性により、綿素材より汗のにおいがつきにくいのも特徴ですが…
汗のシミはそのままにしておくと落ちにくくなるので、早めに洗濯しましょう。
そうすると、体のぬくもりや汗の湿気を払ってくれますし、ある程度のしわも伸ばしてくれますよ。
理想のパジャマの洗濯頻度についてはこちら→パジャマの洗濯!頻度はどれくらい?洗わないとどうなる?
まとめ
今回は、シルクのパジャマの洗濯方法についてまとめました。
- 洗濯表示を確認する
- 他の洗濯物と分け、衣服を裏返して洗濯する
- ぬるま湯で、優しく手洗い(押し洗い)する
- 洗濯機の場合は、弱洗いまたはソフト洗いを選択する
- 塩素系洗剤はNG!中性洗剤を使用する
- 脱水機は短時間&乾燥機NG!
- 陰干しで、しっかりと自然乾燥させる
- アイロンがけは、当て布をして、裏側から低温でかける
- 長期保管のときは、防虫剤・乾燥剤を使用する
- クリーニングの外袋は、外して保管する
シルクの素材って、ちょっと高級で手を出しづらい印象があったのは、私だけではないと思います。
でも、ちょっとしたコツを知っていれば、自宅でも簡単に洗濯できるアイテムと分かってもらえたでしょうか?
ただし、ここぞというときの高価な一張羅や大切な衣類は、やはりクリーニング店を利用するほうが安心だと思います。
考えてみればシルク製品は、今は普通に使っている高性能な洗濯機や、ドライクリーニング店などないような昔から使われているので、自宅で洗えないはずがない!
ちなみに、シルクのパジャマは着ているだけで安眠できるだけでなく、美容にも効果があるということで、最近人気急上昇♪なアイテムだそうですよ。
シルクのパジャマを堪能できる方が増えますように。
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