洗濯したら色落ち&色移り(涙)
誰でも一度は経験したことのある失敗のひとつですよね。
初めての洗濯のとき、洗濯表示を確認していますか?
洗濯するときは、色ごとに仕分けしていますか?
分かっていても、面倒だから全部まとめて洗っちゃえ!なんてことも多いですよね。
でも、新しい服、お気に入りの服は、なるべく長くきれいな状態で着たいはず!
今回は、色落ちに負けない洗濯のコツ、教えます!
新しい服を洗濯!色落ちを防ぐ方法7つ!
その1:服を裏返す
服を裏返してから洗濯し、裏返しのまま干す!
これが、色落ちを防ぐ一番簡単な方法です。
裏返すことによって、
- 洗濯のときに、衣服同士がこすれあう
- 干すときに、日光が直接当たらないようにする
を防ぐことができるので、色落ちしにくくなります。
とくに色柄物は、洗剤よりもこすれあうことの方が色落ちの原因になるので、裏返してから洗濯ネットに入れることもおすすめです。
そして、洗い終わったらいつまでも放置せず、早めに干すようにしましょう。
長く放置すると、色移りの原因になります。
その2:酢・塩を入れる
- 絹・毛素材の衣類を洗濯:100cc程度の酢を入れる
- 綿素材の衣類を洗濯;水2リットルに塩大さじ2杯入れる
酢や塩を入れることによって、染料が衣服に定着しやすくなるため、色落ちを防ぐのに効果的です。
その3:中性洗剤で洗濯する
洗濯用の洗剤は、主に中性と弱アルカリ性の2種類。
衣服の汚れは酸性なので、弱アルカリ性の方が洗浄力は高いですが、色落ちしやすくなるので、色落ちを避けるためには中性洗剤がおすすめ。
中性洗剤には液体洗剤が多く、粉末洗剤よりすすぎの回数も減らせるので、衣類同士の摩擦による色落ちも防げます。
洗剤に入っている蛍光増白剤は、衣服を白くするためのものなので、色落ちの原因となります。
洗剤を買うときには、ぜひ気をつけて確認してみてください。
その4:酸素系の漂白剤で洗濯する
蛍光増白剤と同じく、漂白剤も衣服を白くするためのものなので、色落ちの原因となります。
漂白剤には、色落ちの原因となる「塩素系漂白剤」と、色柄物でも色落ちしない「酸素系漂白剤」があります。
色落ちさせずに漂白もしたい!という場合は、酸素系漂白剤を使いましょう。
その5:新しい服は分けて洗う
新しい服を初めて洗濯するときは色移りしやすいので、はじめは分けて洗うことをおすすめします。
その6:飾りはできるだけ外す
ワッペンやリボンなどの飾りから色移りすることも良くあるので、外せる飾りはできるだけ外してから洗濯しましょう。
その7:洗濯表示を確認する
「この服は洗濯によって色落ちしますのでご注意ください」というような内容の表示がある場合は、まず色落ちすると思ってください。
この表示を確認したら、その衣服は単品もしくは同系色の衣類と洗濯するようにしましょう。
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色落ちしやすい生地は?色は?
その1:濃い色の衣類
染料が多いので、濃い色の服は一番色落ちしやすいと言われています。
特に赤・青の濃い色は落ちやすいので注意が必要です。
色落ちする衣類に、安物、高級品の違いはないんです。
安物だから色落ちしやすい、高い服だから色落ちしない、とは限らないので気をつけてくださいね。
その2:綿素材の衣類
綿素材の下着やタオルは色落ちしにくいようですが、濃い色の綿素材は色落ちの確率が高いと思ってください。
逆に、ナイロン、ポリエステル、アクリル素材の衣類は色移りしにくい素材です。
その3:付属品からの色移り
一部分に皮・合皮が使われている衣類は、かなり高い確率で色がにじむので要注意。
また、刺繍糸やビーズなどの飾りから色がにじむこともあります。
何回くらい洗えば色移りしなくなる?
衣類によっては、何度洗濯しても、いつまでも色落ちします。
普段の着方や洗濯頻度によって変わることもあります。
例えば、下着は一度着用したら毎回洗うけど、ジーンズはあまり洗わないという方も多いですよね。
残念ながら、この衣類は何回洗えば大丈夫!という目安はないので、色落ちしないと確かめて安心できるまでは、最初に紹介した「色落ちを防ぐ洗濯方法」がおすすめです。
新しい服って洗ってから着た方がいいの?
新しい服を洗ってから着るか、そのまま着るか。
育った家庭の影響で違いはあると思いますが、新品の服を洗わずに着ることはおすすめできません。
理由その1:清潔とは限らない
基本的に、洋服は縫製工場で大量生産されています。
この工場は、食品工場に比べて衛生管理が甘いことは明らかで、手洗いすら必須ではありません。
店頭の新品を購入して自分の服となるまで、何十人の人の手を渡って完成した洋服。
トイレのあとに手を洗わない人、風邪などの菌を持っている人、落とした服を拾ってそのまま作業する人…
洗濯のりやほこりも、できるだけ取り除いて気持ちよく着たいですよね。
それがお風呂のあとすぐ身に着ける下着ならなおさらのこと。
また、一度洗濯すれば、吸着性もあがるので汗もすいやすくなります。
大人の衣類には様々な加工剤が含まれているものが多く、洗濯中に溶け出した加工剤が子供の服に移ってしまう可能性があります。
とくに新生児の服とは分けて洗うようにした方が安心です。
理由その2:アレルギー反応を起こすことがある
すべての衣類に当てはまるわけではありませんが、アレルギーを引き起こす素材が使われていることがあります。
そのため、特定の染料アレルギーがある場合、深刻な皮膚反応を引き起こすことも。
アレルギーのない人でも、衣服から皮膚にアレルゲン物質が触れることで、乾燥やかゆみ、ひどいと炎症を起こす可能性もあります。
また、衣類の素材によくある綿は、殺虫剤を使って育てられていることも。
これが新生児の赤ちゃんだったら…敏感な赤ちゃんのやわらか肌や、まだ幼い子供の素肌に殺虫剤なんて、想像するだけでも恐ろしい!
- 気に入って買ってきた服は、一度洗濯なんて待ってられない!
- 色落ちも型崩れするかもしれないし、洗濯で失敗する前にすぐにでも着て出掛けたい!
という気持ちも分かります。
でも、本当に清潔?皮膚トラブルは起きない?と心配しながら着続けるより、洗ってから安心できる状態でお気に入りの服を着た方が、よりおしゃれを楽しめますよ。
まとめ
- 色落ちを防ぐ洗濯のコツは
- 裏返して洗濯して、裏返しのまま干す
- 酢・塩を入れて洗濯する
- 中性洗剤で洗濯する
- 酸素系の漂白剤で洗濯する
- 新しい服は分けて洗う
- 飾りはできるだけ外す
- 洗濯表示を確認する
- 色落ちしやすい衣類の特徴は
- 赤、青の濃い色で、綿素材の服
- 皮や刺繍部分などから色移りすることもある
- 「何回洗えば色落ちしない」という目安はない
- 新しい服は、一度洗ってから着る
最近はジーンズなど、わざと色落ちさせたおしゃれ服もありますが、色落ちさせたくない服の方が断然多いはず。
お気に入りの服の変わり果てた姿にショックを受けて、部屋着に格下げ…(涙)なんて、もうおしまいにしましょう!
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