皆さん、お中元やお歳暮はどうしていますか?会社の上司や親戚など、いつもお世話になっている相手に日頃の感謝を伝える良い機会ですよね。
私は、正直あまりお中元やお歳暮について深く考えたことがありませんでした…。結婚して初めてのお中元・お歳暮では、相手から送られてきて慌てて準備した記憶があります。そして今でも、デパートで「お中元・お歳暮フェア」のコーナーが出来ると、「とりあえずこれでいいかな?」と機械的に贈ってしまっています。
しかし、せっかく贈るのであれば気持ちを込めて贈らなければ意味がない!そこで、お中元やお歳暮を贈る意味やマナーなど基本から詳しく調べてみました。
- いつから始めればよいか?
- 贈る時期は?
- どんなものを贈るのか?
などなど、詳しく説明していきますね。
お中元やお歳暮を贈る必要があるのはいつから?マナーを知らなきゃ恥をかく
- 結婚したら、両親や親戚に贈る
- 結婚したら、旦那の上司に贈る
- 会社に勤めだしたら、直属の上司に贈る
- 会社に勤めだしたら、取引先に贈る
上記のような時期から贈るようになります。しかし、それぞれ注意点やマナーがありますのでご説明します。
結婚したら贈る場合
両親や親戚には、結婚してから贈り始めれば良いでしょう。お中元やお歳暮には日頃お世話になっていますなどの挨拶という意味も込められています。
ですが、親戚といっても、一度始めると辞めにくいものですので、それぞれの両親、兄弟、叔父や叔母など範囲を広げすぎて負担にならない程度にしなくてはいけません。悩んだら、お互いの両親に相談してみるといいでしょう。
忘れてはならないのが、旦那の上司にも贈るということ。これをきちんとしておくだけで、旦那やその家族への印象が違います。
「気の利く奥さんもらったな~」なんて思ってもらえたら嬉しいですよね。旦那の好感度も上がり、いい仕事へとつながるかもしれません。私も毎年大変ですが、頑張っています。その成果なのかは分かりませんが、旦那が上司に可愛がられているみたいで嬉しいです。目指せ、あげまん!
会社に勤めだしたら贈る場合
会社に勤めだしたら、会社の上司や大切な取引先など目上の方に贈るのも一般的です。いつもお世話になっております、今後も宜しくお願いしますという挨拶を兼ねた意味が込められています。
しかし、お中元やお歳暮を禁止している会社もありますので、その会社のルールにのっとりましょう。新入社員の方は、先輩にどのようにしたらいいか相談しておきましょう。
勤めている会社や取引先の「同業他社」の製品を贈ること!ライバル会社の製品を贈られるなんて、誰だって嫌ですよね。男のプライドに火をつけてしまうでしょう。旦那の上司に贈る場合も同様です。ここだけは気を付けましょう!
また、公務員への贈答品は賄賂になりますのでご用心!
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お中元・お歳暮の時期は?
お中元の時期
地域によって異なります。
東日本
7月1日~7月15日
西日本
7月15日~8月15日
※北海道と東海は東日本ですが、7月15日~8月15日に贈るのが一般的です。
最近では、7月中旬頃までに贈るのが一般的となってきているようです。ですが、どれも曖昧で決まりはありません。地元デパートのお中元やお歳暮担当の方に聞くのが一番確実でしょう。
また、お中元の時期を過ぎると「暑中見舞い」となりますので、注意しましょう。
お歳暮の時期
12月上旬~12月20日頃まで
年末の忙しい時や配達時期の混雑を避けるため、昔より早めに贈るようになったそうです。年内を過ぎてしまうと「お年賀」となります。
どんなものを贈る?意味は?
お中元やお歳暮は、元々は「ご先祖様」にお供え物などを贈り合う行事でした。それが、時代の流れとともに「お世話になった人に」品物を贈り合う行事となりました。
それでは、現在はどんな贈り物を贈ればよいのでしょうか・・・
- 昆布
- 海苔
- 素麺
- うどん
- お米
- 鰹節
- 鯛
などなど…よくデパートでもおすすめの贈答品として見かけるかもしれません。実は、ちゃんとそれぞれに意味が込められているんですよ。
昆布
昆布製品は、「よろこんぶ」とも言われる縁起物で贈り物に重宝されています。味噌汁や和食に欠かせない昆布出汁。いつもより高価な昆布でとった出汁は、きっととても美味しいはず。昆布茶や佃煮なども美味しいですよね。健康にも良く、ご家族皆に喜ばれる一品ですね。
海苔
海苔や昆布は、昔から海の幸としてお供え物に多く利用されていました。昔は海苔の収穫高が年によって大きく異なりました。そのため「運草」と呼ばれ、大変縁起の良い高級品だったのです。そのため、昔から海苔が贈答品に多く利用されているのですね。
素麺
お中元によく贈られるのが素麺。実は、「長くお付き合いできる」という意味がある縁起物なのです。夏バテであまり食欲のないときに、素麺は重宝しますよね♪
うどん
うどんは、太く長いことから長寿を祈る縁起物として昔から人気です。「運どん」といって、運を運んでくれるとも言われています。焼うどんやカレーうどんなどアレンジも自在ですし、常温で保存出来るので嬉しいですね。
お米
お米は、「八十八」という末広がりの漢字から成り立っていることもあり、昔から縁起の良いものとされてきました。日本食に欠かせませんし、もらって喜ばない人はいないでしょう。私も美味しいお米、大好きです!お米が美味しいだけで幸せを感じます!
鰹節
鰹節もとてもメジャーな縁起物。「勝男節」とよばれ、贈り物によく用いられます。実用性の高さも人気の理由です。鰹節って結構高いんですよね。だけど、出汁や冷奴、お好み焼など結構使うので、気が付くとなくなっちゃってるんです。
高価な鰹節は、主婦にはかなりの確率で喜ばれます!
鯛
「めで鯛」でおなじみの鯛。鯛の塩釜焼きや鯛のお茶漬け、鯛めしなどがおすすめです。お酒が好きな方には、鯛を持った蛭子さまの「エビスビール」がいいですね。高価な生ビールなので非常に喜ばれるでしょう!
最後に
- お中元やお歳暮は、結婚してから始める
- 新入社員は、会社のルールにのっとる
- 同業他社の製品はタブー
- 公務員への贈答はタブー
- お中元の時期は地域で若干異なるので、デパートの担当者に聞くと確実
- お歳暮の時期は、12月上旬~12月20日頃
- 縁起物を贈るのには意味がある
私自身、今まで正直面倒だったお中元やお歳暮。「なんの意味があるんだろう」なんてずっと思っていました。ごめんなさい!
今回、お中元やお歳暮の由来や意味を勉強することで、贈る相手の顔が自然と浮かんできました。これからは、相手への思いを込めて贈れそうです。
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