今まで気兼ねなく携帯電話で家族や友人とやりとりができていたのに、子どもの入園や入学が近づくと急に気になるのがこの「固定電話問題」。
私は実家にいた頃、固定電話が故障したのをきっかけに数年前から固定電話を使わなくなってしまいました。
公的な書類の連絡先に携帯電話の番号を書いても何か言われたことはなかったので、固定電話は不要になってきたんだなという認識でいました。
しかし、結婚してからは違います。特に子どもができてからは。
主人の実家には固定電話があるので、固定電話は必要と言うのですが、私は困ったことがないのでイマイチ必要性が分からず。
確かに、連絡網といえば「固定電話」というイメージがありますが、こんなに携帯電話が普及した今でも「固定電話」でなければいけないの?と疑問に。
来年から息子が幼稚園に入るというとこもあり、早速「固定電話問題」について調べてみました!!
固定電話は必要か不要か?あってよかったこと、なくても困らないこと!
固定電話は必要!あってよかった理由
固定電話を必要とする理由は主に4つありました。
- FAXの受信
- 社会的信用
- 通話料の安さ
- 子どもの電話の練習
FAXの受信
FAXの受信を日頃からするという家庭では、固定回線が必須のようです。
現在ではコンビニでもFAXが送れますが、日頃から自宅でFAXを送っている人にとってはコンビニまで行く方が面倒かもしれませんね。
社会的信用
クレジットカードの申し込みや住宅ローンの手続きなどで固定電話の番号を求められたという声が。
確かに数年前では、固定電話の番号を書くのが当たり前とされていましたが、ここ最近では携帯電話でもいいとしているところも増えているのでは?と思いますね。
もちろん、固定電話はそこに住んでいることの証明になりますから、あるに越したことはないですけどね!
やはり”世間体”を気にすると、この「社会的信用」という点が一番引っ掛かるところでもあります。
通話料の安さ
地域やプランにもよりますが、携帯電話から発信すると10.5円/30秒、固定電話だと10円/3分のように固定電話の方がお得です。
また携帯電話は場所によって電波が悪くなることもありますが、固定電話なら音の質もいいので、聞き取りやすさや料金でいうと安定的です。
子どもの電話の練習
子どもが固定電話でいたずらするという声もありましたが、携帯電話でも一緒ではないかと思ったので、メリットとして書きますね。
今は子ども同士の連絡も携帯電話になっていますが、少し前までは家庭から家庭にかけて連絡をとっていました。
すると自然に電話が取れますし、人様に対しての礼儀も身につきます。例えば、挨拶の仕方とか敬語とか。
自分の名前を名乗るだとか、かけた方から電話を切るだとか、不在の場合の対応や取り次ぎ方など社会人になったらできて当然でも、最近できない社会人が意外と多いそうです。
それは日頃から電話に出る機会がなかったからというのも一因としてあるのではないでしょうか。
携帯電話が普及して、見ず知らずの人と会話をするという機会がほとんどありませんよね。そういった意味では、確かに固定電話での練習は有効的かも。
固定電話は不要!なくても困らなかった理由
なくて困らなかった理由は3つありました。
- 全く使わない
- 公的書類でも携帯電話の番号でいい
- 携帯電話の方が電話を取れる
全く使わない
実際、固定電話を持っている人でも、数ヶ月に1回、半年に1回使うか使わないかくらいということも。
全く使わないせいで電話線が切れているのにすら気づかなかったという人や、逆に勧誘の電話ばかりかかってくるという人も。
またオレオレ詐欺の被害に遭いやすいのも、固定電話だとか。確かに固定電話の所有率は高齢者の方の方が圧倒的に多いです。
それを狙ってかけてくるのですね。本当に要注意です。
公的書類でも携帯電話の番号でいい
先ほど私も体験として書きましたが、クレジットカードなどの審査に固定電話の番号が必要というのは一昔前のことのようです。
時代はどんどん変わっていて、携帯電話しか持たない人が増えたら手続きもそうするしかないのでしょうね。
ですから意外と、固定電話がなくて困った!!と思ったことはないのです。
携帯電話の方が電話を取れる
昔よりも共働き世帯が増えたことにより、実際に連絡のつく電話は固定電話より携帯電話という人がいます。
働きに出ていると、自宅にいる時間よりも外に出ている時間の方が長いこともあります。
そうすると、ちょうどいいタイミングで自宅にいない限り、固定電話を取ることは難しいでしょう。
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子供が小学校に入学したら固定電話はあったほうがいい?
この時代でも、連絡網にはまだまだ固定電話が多いです。そして、携帯電話の家庭は後回しにされるそうです。
やはり「個人」と「家庭」とでは、「家庭」にかける方が誰かしら出られる可能性があるからですね。
私が小学生の頃の話ですが、クラスに2人ほど携帯電話の家庭がありました。当時はかなり珍しく、親御さんが仕事で忙しいのでって言っていたのをなんとなく覚えています。
言い訳じゃないですけど、そうやって言葉を付け足さないと変な目で見られるというのは確かにあったかもしれません。
一人暮らしや新婚さんに固定電話は必要?
これも考え方やライフスタイルにもよりますが…不要と考えていいと思います。
一人暮らしの場合、自分以外に電話に出られる人がいないので固定電話のメリットが一つ失われます。
また新婚さんでも、それぞれ携帯電話を持っていて連絡手段に困っていないのであれば、わざわざ契約する必要もないと思います。
子どもを授かって、入学入園する頃に再度、検討してみてはどうでしょう。
関連記事)新社会人必見!一人暮らしに必要なものリスト!これで完璧!
最後に
いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめてみますね。
- 以前から固定電話をよく使っている人にとっては必要なもの
- 固定電話に社会的信用があるという話は一昔前
- 携帯電話の方が電話に出やすいという人が増えている
- 連絡網は固定電話の方が多い
この問題は考え方や世代によっても様々で、賛否両論といったところです。
私も携帯電話派ではありますが、未だ連絡網で固定電話より携帯電話の人の方が多いという情報は入っていません。
ですから入園入学に伴って、周りの目も気になるし、念のため…という人は固定電話を契約してみてもいいと思います。
私も実際、来年から息子が幼稚園ですので、固定電話を検討してみようと思いました。
連絡網でも固定電話の必要性が感じられなくなったら、固定電話の契約を解除してしまえばいい話かなと。
もちろん、現在では携帯電話がこれだけ普及しているので、固定電話の必要性を感じなくなったという人が増えてきているのも事実。
今や、おじいちゃんおばあちゃん世代でも”ガラケー”を持っている人は多いですから、「固定電話問題」について悩まなくなる日もそう遠くないはず!?
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