秋頃になるとベランダや軒先に吊るしてある「干し柿」。中がとろ~と甘くとっても美味しいですよね。子供の頃、田舎に行くと毎回おやつが干し柿で沢山食べた覚えがあります。でも、あまり都会では日常的に見かけない干し柿がスゴイと話題なのです!
注目点は干すことで変化する栄養素!カロリーはUPするけれど、身体やお肌に良い栄養値が生柿の何倍にも変化するのです!しかも、それが自宅で簡単に作れてしまうのが驚き。想像以上の優れ物食材の「干し柿」これを知ったら作らずにはいられません!
今回は、そんな干し柿について・・・
- 栄養は?
- 効果や効能は?
- 簡単に作れる?
- そのまま食べるだけ?
以上の疑問にお答えしたいと思います。特に、そのまま食べるだけじゃない、おすすめの食べ方・・・必見ですよ!
柿は干すことで栄養アップ!
- ビタミンAは2倍に
- 食物繊維は3倍に
- カリウムも3倍に
- βカロチンは3倍に
干し柿の主成分は炭水化物。干して水分が抜けるのでカロリーも高くなり糖分は生柿の4倍になり、さらに通常含まれているビタミンCが壊れてしまいます。しかし、干すことによってビタミンAはおよそ2倍、食物繊維、カリウム、βカロチンは3倍にもなります。更に生柿は身体を冷やしてしまいますが、干し柿は胃腸を丈夫にして内臓を温めてくれるのです。
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干し柿は身体に良い!効能や効果は?
お正月には縁起物として鏡餅に添えたり、おせち料理に入れたりもする干し柿。またおやつに食べても甘くて美味しい。と美味しいだけではないのでは無く、古くから薬用にも利用され、風邪予防や乾燥肌防止、便秘改善にも役立つ食べ物なのです!
- 風邪予防になる
- 便秘解消になる
- 美肌になる
風邪予防の秘密はβカロテン
- 生柿の約3倍のβカロテンが含まれている
- 強い抗酸化作用で活性酵素を除去
- 必要に応じて体内でビタミンAに代わる
- 粘膜を強くし身体の抵抗力を高める
便秘解消の秘密は食物繊維
- 干して水分が抜ける事で食物繊維の含有率が高まる
- 不溶性食物繊維は便秘の予防改善に役立つ
- 水溶性食物繊維はコレステロールを吸収して一緒に排便する
美肌にはタンニン
- 抗酸化作用はアンチエイジングにも効果的
- 抗炎症、抗アレルギー作用を持つ
- アトピー性皮膚炎や花粉症の症状も和らげる
干し柿の作り方
材料
- 渋柿
- 鍋
- 湯
- 紐
作り方
- 渋柿の皮をむきます
- 向いた渋柿を等間隔に10個位ひもで結びます
- 沸騰したお湯にさっとくぐらせます
- 軒先やベランダなど風通しの良い所に干します
- 柔らかくなってきたら揉みます
- 3週間程で出来あがり
カビの原因
- 気温、湿度が関係している
- 雨や湿気に弱い
予防策
- 1つ1つ重ならないように干す
- 焼酎を霧吹きで吹き付ける
対応策
- 出来てしまったカビの部分をアルコールで拭きとる
- 包丁で切り落とす
オススメの食べ方
他の食材と合わせて更に栄養満点のレシピがあります!しかも簡単に作れて、美容効果抜群のドリンクのご紹介です。
美容効果抜群スムージー
材料
- 干し柿:1個
- 黒すりごま:大1、
- 豆乳:300cc(お好みで)
- 蜂蜜:お好み
作り方
- 干し柿はヘタとタネを取る
- 全てをミキサーに入れる
- 甘みが足りなければ蜂蜜を追加
最後に
- 干すことで栄養値が変化
- 食べ過ぎには注意
- 風邪防止や美容効果抜群
- アレンジ方法は色々
身体にとても良い干し柿。今までのイメージとは違った方も多いのでは?食べ方に注意をすれば万病の元になりそうですね。今年の秋は自宅で干し柿を作ってみませんか。
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