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私最近、更年期じゃないかって心配なんですよね。
そうなんですか。でも心配しなくても治療法がありますよ。

女性ならどうしても心配になってしまう更年期障害。
更年期障害には様々な症状があり、体に現れるものから精神に現れるものまであり、症状の出方も一定ではないことが特徴です。
更年期障害は年齢を重ねることでホルモンバランスが崩れてしまうことが原因で発症します。

今回はこの更年期障害についてのお話しです。
詳しい内容はコチラ。

  • 更年期障害の治療法は?
  • ホルモン補充療法をしてはいけない場合があるってほんと?
  • 更年期障害で病院へ行く基準は?

以上です。それでははじめます。

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更年期障害の治療法は?

更年期障害はどのようにして治療するのですか?
エストロゲン欠落症状がある場合と無い場合に分かれます。

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エストロゲン欠落症状がある場合

エストロゲンの欠落症状(月経異常・顔面紅潮・のぼせ・発汗・不眠・外陰や膣の萎縮症状など)がある場合には症状によって二通りの治療法があります。

  • 局所療法
  • ホルモン療法(HRT)

外陰や膣の萎縮症状のみの場合は女性ホルモンであるエストリオールの局所療法になります。

エストリオールの効能は以下のようなものです。

  • 膣粘膜を回復させる
  • 骨盤底を強くする

上記の症状以外の症状が出ている場合はホルモン補充療法(HRT)を考えます。

エストロゲン欠落症状がない場合

エストロゲン欠落症状が無い場合も基本的にはホルモン補充療法(HRT)を考えます。

ホルモン補充療法とは

ホルモン補充療法にはエストロゲンを単独で補充する場合とエストロゲンとプロゲスチンを併用して補充する場合があります。

エストロゲン単独療法

エストロゲン単独療法は子宮を摘出した人に行われる療法です。
投与法は以下になります。

  • 持続的投与法・・・毎日服用
  • 間欠的投与法・・・21日~25日ほど服用した後1週間ほど休薬するサイクルをくりかえす
エストロゲン・プロゲスチン併用療法

子宮を持っている方はこの療法が使われます。
投与法は以下のようなものです。

周期的併用療法

この方法は閉経前の方や出血を嫌わない閉経後の方に使われる方法です。
間欠法と持続法があります。

  • 間欠法・・・エストロゲンを21日~25日投与し、プロゲスチンをエストロゲン投与期間の後半10日~12日間併用し、1週間ほど休薬する方法です。
    休薬中に出血が起こります。
  • 持続法・・・症状が強い場合にエストロゲンを休薬せずに投与し続ける方法です。
    プロゲスチンは間欠法と同じサイクルで投与します。
持続併用投与法

エストロゲンとプロゲスチンを持続的に投与する方法です。
閉経後の方で出血を嫌がる方に用いる方法です。
この方法ですと最初の3か月の間は出血が起こります。

尚HRTの副作用はこちらです。
  • 性器出血
  • 乳房痛
  • 悪心
  • 嘔吐
  • 下痢
  • 頭痛、片頭痛
  • 肝機能異常
  • 抑うつ
  • 倦怠感
  • 動脈血栓塞栓症
  • 子宮内膜癌
  • 卵巣癌
  • 動脈硬化
  • 冠動脈疾患
  • 脳卒中

長期投与をする際は投与中から投与中止後5年後まで検診を行います。

また長期の投与は子宮体癌のリスクを高めます。

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ホルモン補充療法(HRT)をしてはいけない場合もある

ホルモン補充療法をしてはいけないこともあるって本当ですか?
ではまずは禁忌症例からご説明します。

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禁忌症例

  • 重度の肝疾患
  • 現在乳がんがある、またはあった
  • 子宮内膜癌または低悪性度子宮内膜間質肉腫
  • 原因不明の不正出血
  • 妊娠が疑われる
  • 血栓塞栓症または急性血栓性静脈炎
  • 脳卒中の既往がある
  • 冠動脈疾患がある

慎重投与または条件付きで投与可能

  • 子宮内膜癌だった
  • 卵巣癌だった
  • 肥満者
  • 60歳以上で投与が初めての場合
  • 血栓症のリスクがある
  • 慢性肝疾患
  • 重度の家族性高トリグリセリド血症
  • 胆のう炎、胆石症だった
  • コントロールできていない糖尿病
  • コントロールできていない高血圧
  • 子宮筋腫、子宮内膜症、子宮腺筋症だった
  • 片頭痛
  • てんかん
  • 急性ポルフィリン血症
  • 全身性エリテマトーデス

更年期障害で病院に行く基準は?

どれぐらいの症状で病院に行くべきですか?
簡略更年期指数(SMI)というものがあります。

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どれくらいの症状で病院に行く?

更年期障害の重症度や治療の必要性を評価する指標として簡略更年期指数(SMI)があります。
これによると更年期特有の症状が弱い間は病院よりも食事や運動療法で生活を改善させることが重要です。

ですが手足の冷えや不眠、イライラ、動悸息切れなどの症状が強くなってきた場合は更年期・閉経外来を受診することをお薦めします。

更年期障害の症状に似た病気も!?

更年期障害の症状に似ている病気があります。
それらの病気は以下のものです。

  • うつ病
  • 高血圧
  • 糖尿病
  • 甲状腺疾患
  • 筋、骨格疾患
これらの疾患は更年期障害よりも危険度がより高い為、早急な治療が必要です。

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まとめ

今回のお話しをまとめます。
  • 更年期障害の主な治療法はホルモン補充療法
  • ホルモン補充療法は子宮があるか無いかで方法が変わる
  • ホルモン補充療法には副作用がある
  • ホルモン補充療法には禁忌があり、慎重投与をする場合、条件付きで投与できる場合がある

いかがでしたか?今回は更年期障害の治療についてのお話しでした。
更年期障害は一時的なものです。
更年期障害になったら必要以上に悩まず、前向きに治療をすすめていきましょう。

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