「社会不安障害って、治るものなの?」
ネットの質問コーナーでよく見かけるこの言葉。
私も社会不安障害に悩んでいた時期があります。
- 心の病気はどう治せばよいのかわからない
- いつまでも薬を飲んでいられない
- 終わりが見えない感じがする
こんな感じでとてもいやでした。
早く治したいけれど、なかなか治ってくれない。
そもそも治らないのでは?と考えた時期もありました。
でも、この私、社会不安障害を克服しちゃったんです!
そんな私がお送りする今回の内容は、こちら!
- 社会不安障害になっていた時の私の体験談
- 社会不安障害の薬って、効果はあったの?
- どうやって社会不安障害を克服したの?
盛りだくさんでお送りしますよ~!
是非、最後までお付き合い下さいね。
社会不安障害って克服できるの?私の体験談をご紹介!
体の異変を感じたのはいつ?
私は大学生時代、発表の時に自宅で何度も練習をしたのにも関わらず、手が震え、声が震えたりすることが続きました。
その時に体がおかしいなと感じはじめました。
そして、その同時期に全身に蕁麻疹が出ることが1年間ほぼ毎日ありました。
以前から、学校であてられると声がきちんと出なかったりしていたので、緊張をするタイプなだけだと感じていました。
社会不安障害だと言われたのはいつ?
私は父の兄弟が精神病にかかっていることから、母親は精神科に行くことを反対したので大学の保健の先生に相談し、すすめられた心療内科に通いました。
でも、その時の先生には「自律神経失調症」と言われ、とくに「社会不安障害」と思わずに生活をしていたんです。
そして、社会人になり、仕事に支障が出るようになったので、親には内緒で精神科に行ったところ、「社会不安障害」だと言われました。
薬はどんなふうに使っていたの?
それでは、私が薬をどのように使っていたのかまとめてみました!
- 大学の頃:精神安定剤を使っていましたが、改善はありませんでした。
- 社会不安障害だと言われてから:抗うつ薬を使っていましたが、気休め程度でした。
社会不安障害って克服出来るの?
社会不安障害は薬を使用しても効果なしと言われる方がいらっしゃるようです。
通常の病気なら薬で治ることが多いのですが、精神的な病気はそうもいかないようです。
薬は効果がありませんでしたが、私の場合は克服出来ました。そのお話を次の項目でお話しますね。
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社会不安障害をどうやって克服したの?
私は「周りの人が助けてくれたこと」と「自分の考え方が変わったこと」の影響が一番大きかったと思います。
周りの人が助けてくれたこと
私は働くお店が変わったことが大きな転機でした。
私は接客業をしていたのですが、はじめに配属になったお店は店長よりも下のパートの方が力を持っていて、その方は私の声の震えや手の震えを見て、「この子は仕事ができない」という判断をされていました。
仕事もほとんど教えてもらえず3ヶ月ほど過ごした時、「要らない人」だからだと思うのですが、忙しいお店に異動するように言われました。
異動になるまでは、仕事の帰り道、いつも車の中で嘔吐がありました。
ビニール袋を常に持ち歩いて仕事に通っていました。
それから、異動になったお店ではとても恐いと噂の店長と正社員の方の2人が待ち構えていました。
でも、有難いことにこの店長は周りの噂は気にしないタイプで、自分の見たことだけを信じるタイプの人でした。
それから、色々と仕事を教えてもらえ、私を指名してくれるお客さんも増えるようになりました。
そして、その店長から認められると同時に営業の成績も上がり、私自身の手の震えや声の震え、仕事の帰り道での嘔吐も知らないうちになくなっていきました。
これを通して社会不安障害の方に伝えたいことがあります。社会不安障害だからといって、接客業を選ばないとか勿体ない!
接客業は毎日が人と話すことの訓練なんです!
それを避けないでいたことも私の克服に繋がったと思います。
そして、職種がどうこうということではなく、職場環境が悪ければ一度転職も考えてみてください!
社会不安障害の方が克服する近道は「周りの方に認めてもらうこと」だと感じるからです。
自分の考え方が変わったこと
私は昔からマイナス思考なのに周りの人の目を気にするタイプでした。
きっとそれが悪い方に働いてしまって、社会不安障害になってしまったのだと自分で感じていました。
そんな私がどのようにして考え方を変えたかというと、以下のことを気を付けました。
- 人にどう思われようと、自分を信じよう
- 完璧じゃなくていいんだ
- 終わったことは気にしないでおこう
いつも人から嫌われないように、悪口を言われないように頑張っていました。
私の例をいくつか挙げていきますね。
- 子供の頃は子役として仕事をしていたので、業界用語を誰も教えてくれない大人の中で仕事をしていた。(※相手は有名な俳優さん、女優さんのこともあった)
- 学校へ行けばいじめられた。理由は、子役として仕事をしている私がウザかったのでしょう。
- アルバイトでも自らサービス残業をして、120%くらいの状態にして帰宅していた。いつも、少しでも出勤できそうであれば、自分がしんどくても代わりに出勤したりもした。
皆さんもこういう感じで頑張りすぎていませんか?私の場合、これが原因でした。
ストレスには強いと思っていましたが、本当はもうムリだと悲鳴をあげていたのに、自分自身がそれに気付いてあげられなかったんですよね。
小さい頃から、外ではよい子、家では問題児という生活。
私の記憶では、親にイジメのことで相談をした記憶があまりないです。
人から認められなければ、認められるまで頑張ればいいと思っていたところもあったと思います。
私はこの考え方を捨てることにしました。
完璧じゃなくてよいんです。
それに他の人から否定されようが、それが自分の信じた考えならば、それを貫いてもいいと思います。
もしかするとその時、色々と友達が減ったりするかもしれません。
私が実際にそうでした。
でも、その事を後悔した時も有りましたが、今は後悔はしていません。
それでよいんです。
いい人、頑張りやさんでなくてもよいんですよ。
自分の作った殻に閉じこもらないで下さいね!
まとめ
いかがでしたでしょうか?では、今回のまとめをします。
- 社会不安障害は克服できる!
- 私は「周りの助け」や「自分自身の考え方の変化」で克服!
- 仕事が辛いなら、転職がおすすめ!
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