クーラーボックスは、使い方次第で2〜3日の間、保冷効果が続くんですよ。
アウトドアにおける冷蔵庫である、クーラーボックス。
とくにキャンプなどでは2~3日間その役割を担ってもらわなければいけません。
「どうせクーラーボックスの保冷効果なんて、もって1日じゃないの?」
と思われていませんか?
確かに真夏の炎天下では一日もてばいい方ですが、保冷剤の使い方や食材の入れ方・置き場所で、その保冷効果のもちは違ってくるんです。
クーラーボックスの種類によって使い分けることで、2~3日のキャンプの間うまく食材を保存することができます。
私もキャンプ初心者のころは、保冷剤の使い方などは意識していなかったので、クーラーボックスの保冷効果が保冷剤の使い方で変わってくるとは思っていませんでした。
でも、工夫ひとつで二日目でも肉が凍ったままなくらいの保冷力を発揮してくれるんですよ♪
そこで今回は、ベテランキャンパーの私が、知らないと損するクーラーボックスの基礎知識を伝授しますよ!
キャンプでの
- クーラーボックスの使い方のポイント
- 保冷力をアップさせる保冷剤や氷の使い方
- クーラーボックスのお手入れのポイント
など知らないと損するクーラーボックスの基礎知識!
いきますよ~~~♪
キャンプでのクーラーボックスの使い方
クーラーボックスは、保冷効果がなくなるとただの箱です。
できるだけ長く保冷効果をアップさせたいですよね。
そのためにも、基本的なクーラーボックスの使い方をマスターしましょう。
では、クーラーボックスの基本的な使い方について説明しますね。
基本的な使い方のポイントは4つ!
- 食材の下準備
- クーラーボックスの使い分け
- 使う前にクーラーボックスを冷やしておく
- 現地では日陰に置く
では、それぞれについて詳しく説明しますね。
クーラーボックスに入れる食材の自宅での下準備
お肉などの生鮮食品は、パックから出してジップ袋に入れたり、ラップで包んでコンパクトにしておきましょう。
また、すぐに使わないものは事前に冷凍しておくと、痛みにくく保冷効果もあります。
クーラーボックスの保冷力を保つためには、なるべく開閉を少なくし、開けている時間も短くしなければいけません。
欲しいものをすぐに取り出せるようにしておくとよいでしょう。
私は1回使うものごとに分けた袋に、日付とレシピ名を書いてます。
そうすることで、一目で今出すべき食材がわかるので、クーラーボックスを開ける時間が短縮できるので、保冷時間もさらに長くなります。
その上手な使い分け方について次で説明しますね。
クーラーボックスを使い分ける
クーラーボックスには、保冷力が高いハードクーラーと、持ち運びに便利でコンパクトなソフトクーラーがあります。
キャンプでは、このハードクーラーとソフトクーラーを食材によって上手に使いわけるのがポイントです。
例えば・・・
- 肉や魚などの生鮮食品や飲み物などよく冷やしたいものはハードクーラー
- 野菜や、加工品などはソフトクーラー
- 1日目で使うものはソフトクーラー
- 2日目以降に使うものはハードクーラー
という感じで使い分けるとよいでしょう。
次で説明しますね。
保冷力に優れたクーラーボックスの選び方はこちら→クーラーボックスの保冷力の鍵は釣り具メーカー!安物との違いは?
クーラーボックスを使う前に中を冷やしておく
食材を入れる前に保冷剤や氷などで中を冷やしておくと保冷効果がさらにUPしますよ♪
真夏の暑い時期に、せっかく冷凍庫や冷蔵庫で冷やしておいた食材を生ぬるいクーラーボックスに入れると、それだけで食材の冷気を奪ってしまいますし、保冷力も下がります。
できれば、持って行く保冷剤などとは別に、食材を入れる前にクーラーボックスを冷やすための保冷剤や氷もたっぷり準備しておきましょう。
現地では必ず日陰に置くこと!!
真夏の炎天下に置いておくとどんなに保冷効果の高いハードクーラーでも保冷力が落ちてしまいます。
また、気をつけなければならないのが、日陰に置いたつもりでも、1日同じ場所に置いていたりすると気づいたら日が当たっていたということもよくあることです。
基本的には、常に日陰になるように時々チェックして、日が当たっていれば、場所を変えましょう。
アルミシートで覆っておくとさらに安心ですよ。
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これをするとしないでは大違い!
それではどうぞ〜〜〜♪
保冷剤を効果的に使って保冷力UP
保冷剤と氷、保冷効果が高いのはどっち?
これから効果的な保冷剤の使い方を説明しますね。
保冷剤の入れ方が鍵!
保冷剤の入れ方、ポイントは2つ!
- 食材を上下から保冷剤で挟むようにする
- 食材の隙間に保冷剤を入れるようにする
冷たい空気は下のほうにたまる性質があるので、保冷剤を上のほうに置くと中の空気が対流することで全体的に冷やすことができます。
しかし、これだけだと保冷剤の保冷力が弱まるのが早くなってしまうのです。
キャンプでは、できるだけ保冷力を長持ちさせたいですよね?
そのためには、保冷剤を底の方に敷き詰めておくのがポイントです!
実際、私はいつもこのようにして入れておくため、2日目になってもまだお肉が凍っていたりします。
また、ムダな隙間があると保冷効果が落ちてしまうので、食材の間の隙間にも小さめの保冷剤を入れるのもオススメです。
保冷剤の他に氷を使うという方もいらっしゃると思います。
次では、氷と保冷剤のメリットやデメリットについて説明していきますね。
氷と保冷剤どっちがいい?
氷と保冷剤ではどちらを使うのがよいのでしょう?
氷を使う場合と保冷剤をつかう場合のメリット・デメリットをまとめておきますね。
氷のメリットデメリット
まずは、氷のメリットから・・・
メリット
- 同じ条件であれば、保冷剤より氷の方が溶けにくい
- 途中で溶けてしまった場合調達しやすい
- 使用後は水として捨てられるので荷物が減る
- ロックアイスなら飲み物を飲む時に使える
水だと溶けたら捨てられるので、帰りの荷物が減るというのは嬉しいですね。
デメリット
- 溶けると結露ができるので、クーラーボックスの中身が濡れる
- 袋が破れたりしていると水浸しになってしまうこともある
では、次は保冷剤のメリット・デメリットについてです。
保冷剤のメリットデメリット
では、保冷剤のメリット・デメリットを見てみましょう。
メリット
- 溶けても水が出ない
- 多きさ・種類が選べて使いやすい
氷のように結露したり、破れて水浸しになったりしないのはいいですね。
また、大きさも色々あるので、大きなものは長持ちしますし、小さなものは隙間に活用したりと様々な使い方ができるのもポイントです。
デメリット
- 氷に比べると溶けやすい
- 食材の匂いが移りやすい
- 荷物になる
氷は水になって溶けるので、捨てることができますが、保冷剤はなくならないので、帰りはただの荷物になります。
また、食材の匂いが移りやすいので、使用後のお手入れをしなければなりません。
氷はどんなものを使う?
氷を使う場合は、小さな氷ではなく大きな角氷または板氷を使うようにしましょう。
スーパーなどで売っていますが、家で大きな氷を用意したい場合は牛乳パックなどで作るといいですよ。
氷は水に浸かると溶けやすいため、途中溶けて水になってしまった分は、こまめに捨てるようにしましょう。
ロックアイスは角氷などと比べると溶けやすいですが、飲み物に入れることもでき、コンビニでも手に入るので途中で氷を追加する場合にも便利です。
氷を使う場合は食材がどうしても濡れてしまいますので、きちんとパッキングしてくださいね。
では、クーラーボックスの基本的な使い方が分かったところで、次はクーラーボックスのお手入れの仕方です。
ぜひご覧ください♪
クーラーボックスのお手入れのポイントは?
クーラーボックスは、ほったらかしにしておくと匂いが残ってしまったり、雑菌が繁殖してカビが生えたりしてしまうので、使った後はきちんとお手入れしてくださいね。
- 現地ですぐにしておきたいお手入れ
- 帰ってからしておきたいお手入れ
それぞれについて説明しますね。
現地でしておきたいお手入れ
食材がなくなった時点で洗っておくようにしましょう!
夏はとくに、すぐに雑菌やカビが繁殖します。
できれば洗剤とスポンジを使って隅までキレイに洗って、水気を取って乾かしておいてください。
帰ってからしておきたいお手入れ
食材が残っていたり、時間がなかったりと現地でできなかったら、帰ってからすぐに洗うようにしましょう。
もしも洗ってもsお酢を使って拭くと効果的です。
完全に乾いたら、蓋をして保管してください。
水気が残っていると、匂いやカビの原因になります。
クーラーボックスだけでなく、保冷剤も匂いが付きやすいのでキレイに洗ってくださいね。
こちらの記事にも注目!私のオススメ道具♪→キャンプ用品♪あると便利なおすすめの道具9選!
まとめ
では今回のお話のポイントをおさらいしましょう!
- クーラーボックスに入れる食材は下準備が必要!
- クーラーボックスは食材・用途に応じて使い分ける
- 使う前にクーラーボックスを冷やしておくと保冷効果UP
- 現地での置き場所は日陰が鉄則!
- 保冷剤や氷はクーラーボックスの底、食品の上、食材の隙間に入れる
- 氷と保冷剤を組み合わせて活用して保冷効果を持続させる
- 使った後のクーラーボックスはキレイに洗って、完全に乾かすこと
クーラーボックスはアウトドアでの食品保存の必需品です。
保冷剤や氷を上手に使えば高い保冷効果をより長く持続することもできます。
食材を安心して保存できればバーベキューや色々なキャンプレシピに挑戦できますよ♪
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