小学生が毎日使う「鉛筆」。
などなど、どうやって作るのか疑問に思いますよね。
そんな時は、見にいくのが一番!
「百聞は一見にしかず」です。
今回、夏休みに子供たちと一緒に北星鉛筆の工場「東京ペンシルラボ」を見学に行きましたので、
- 工場見学の流れ
- 体験できること
- 申込方法や参加費
- 基本情報&アクセス
といったことを紹介します!!
東京ペンシルラボ【北星鉛筆】工場見学の流れ
一見すると、鉛筆と関係ないもののように感じますが・・・
詳しくはのちほど♪
北星鉛筆「東京ペンシルラボ」の工場見学は、
- 参加費の支払い
- 1階で説明
- 2階で工場見学
という流れで行われます。
1.参加費の支払い
まず、入るとすぐ売り場+工場見学受付があるので、そこで参加費を払います。
この日は30人くらいの参加がありましたが、皆さん余裕をもってきているようで、行列になったりはしていませんでした。
2.1階で説明
最初に1階の学習スペースで、
- 鉛筆の歴史
- 北星鉛筆の歴史
- 鉛筆の製造方法
などの説明があります。
社長さん自ら説明してくださるのですが、わかりやすくて楽しく、子供たちも熱心に聞いていました。
製造方法は、ビデオを使った説明でわかりやすかったです。
3.2階の工場を見学
1階での説明をふまえて、2階の工場を見学!
工場全体をガラス越しに見学するスタイルです。
大きな工場でよくある「整列して工程順に進んでいき、工程ごとに説明を受けるスタイル」ではありません。
なので、1階での社長さんの説明をきちんと聞いておくことが大切です。
もちろん、覚えていなかったらアウトというわけではありません。
社長さんも一緒に2階に上がって説明を加えたり、質問に答えたりしてくださいますから、ご心配なく。
東京ペンシルラボ【北星鉛筆】で体験できることは?
工場見学の後のお楽しみは、粘土工作!
鉛筆を作る過程で、大量の産業廃棄物「おがくず」が出てしまいます。
北星鉛筆では、そのおがくずで粘土「もくねんさん」を作っているのです。
中身は木の色の粘土。
これを鋳型に入れて、いろいろなものを作ります。
乾くと固くなります。
完全に乾かすには3日ほどかかりますが、10分もすればかなり固くなるので、配られた容器に入れてなるべく静かに持って帰れば大丈夫ですよ。
参加費:1人300円
所用時間:1時間程度(配られた粘土を使い切ったら終了なので、個人差があります。)
北星鉛筆では、おがくずから絵の具「ウッドペイント」やバーベキュー用の燃料も作っています。
ウッドペイントはこちら。
建物の中には、ウッドペイントで描いた作品がたくさん飾られています。
なんとトイレにも。
入口にあった絵も、ウッドペイントの作品だったのね!
私も描いてみたいわ。
東京ペンシルラボ【北星鉛筆】の工場見学!申し込み方法や入館料は?
楽しそう!
ぜひ行ってみたいわ!
申込みは電話・FAX・メールで事前の予約が必要です。
休館のこともあるので、1週間ほど前までに連絡したほうがよいそうです。
ホームページに予約状況のカレンダーが出ているので、そちらを見て予約します。
ただし、カレンダー上で空きがあってもちょうど予約が入ってしまったということもあるので確認しましょう。
因みに我が家の場合、夏休みの最後で希望日がほとんど予約でいっぱいだったのですが、「もしも空きが出ていれば・・・」と伺ってみたら、ちょうど空いたところで入れて頂けました。
時間:10:00~、14:00~で所用時間は1時間程度
参加費:大人400円、子供300円。※10人以上で団体割引(100円引き)
[adsense]
東京ペンシルラボ【北星鉛筆】の基本情報〜アクセスまで
住所:東京都葛飾区四つ木1丁目23-11
車→四ツ木インターから5分ほど。
電車→京成押上線の四ツ木駅から7分ほど。
私たち親子は電車で行きました。
京成押上線の四ツ木駅から下町を歩いて行くと突然、電線の隙間から鉛筆マークの工場が見えました。
それから2~3分歩くと、到着!
黒い鉛筆の柱が、かわいすぎず、昔ながらな感じがいいですね。
どんな会社なのかしら?
基本情報
北星鉛筆は、昭和26年創業の鉛筆メーカーです。
もともと北海道で鉛筆用の板を製造していましたが、経営に行き詰まった鉛筆メーカーを引き継いで、四ツ木(現在の所在地)に会社を設立しました。
産業廃棄物のおがくずで粘土や絵の具などの製品を作るなど、循環型システムの構築に力を入れています。
北星鉛筆では、ものを大切にする気持ち、ものに感謝する心を育む活動の一環として、「鉛筆の供養」をしています。
短くなった鉛筆を5本持っていって「鉛筆地蔵」に入れると、北星鉛筆1本と交換してもらえますよ。
鉛筆地蔵に納めた鉛筆は、「鉛筆神社」で供養してもらえます。
また、時代に合わせて、さまざまな製品を生み出しているのも北星鉛筆の魅力。
まずは、知る人ぞ知る「大人の鉛筆」
すごく太い芯が入っているシャーペンのような感じ。
で、その芯のままでは太すぎるので、なんと芯を専用の芯削り器で削るのです。
「大人のタッチペン」用の交換フェルトもあります。
さらに、これから学校でタブレットを使うようになるということに備えて、子供の鉛筆もタッチペンに変身できるキャップがこちら。
などなど、時代にあわせて工夫した商品がいっぱいです。
工場見学の記事はこちらにもあります。
まとめ
今回のまとめです。
- 北星鉛筆の「東京ペンシルラボ」では、ガイド付き工場見学を1日2回行っている。
- 鉛筆の歴史や作り方の説明を受けた後、2階の工場を見学。
- 北星鉛筆はリサイクルにも積極的で、工場見学の後には、おがくずからできた粘土「もくねんさん」で工作を楽しむことができる。
- 建物内にある「鉛筆地蔵」に短い鉛筆を入れると、5本につき1本新しい鉛筆をもらえ、おさめた鉛筆は「鉛筆神社」で供養してもらえる。
- 大人用の「大人の鉛筆」や鉛筆をタッチペンに変えるためのキャップなど、ユニークで時代に合わせた商品を開発している。
子供にとって身近な文房具ができていくところを近くで見るのは、ワクワクするもの。
さらに、おがくずでできた粘土で工作したり、短くなった鉛筆を供養してもらったりして、ものを大切にする心も育める「東京ペンシルラボ」の工場見学。
オススメですよ!
【副業に興味ある方必見】隙間時間にライターをしてお小遣いを稼ぎませんか?