ホットワインをご存知ですか?
ホットワインとは温めたワインに蜂蜜やレモンピール、シナモンなどを入れていただく飲み物。フランス語ではヴァンショー、ドイツ語ではグリューワインと呼ばれる、ヨーロッパでは冬の飲み物の定番です。
ワインは苦手という人も、温める上に香辛料をプラスすることで飲みやすくなるホットワインには、嬉しい効用がいっぱい。
ホットワインについてご紹介します。
ホットワインの簡単な作り方とは?
ホットワインのいいところは、温めるのでアルコールが飛ぶからアルコールに強くない人もワインを楽しめる上に、香辛料をプラスするからワインが苦手という人も飲みやすくなるという点。
また、お安いワインでもおいしくいただくことができます。
白ワインで作ることもありますが、ホットワインは赤ワインで作るのが主流です。ここでご紹介するレシピはすべて赤ワインを使います。
一番簡単なホットワイン
【材料】
ワイン 100ml
オレンジジュース 200ml
【作り方】
ワインとオレンジジュースをカップに入れ、レンジで2分加熱する。
お好みでレモン、ショウガ、シナモン、砂糖、蜂蜜などを加えてもOK。
レンジではなく鍋で沸騰しないよう温めてもOK。鍋を使うと味がまろやかになります。また、5分程度温めるとアルコールも気にならない程度に飛ばすことができます。
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ホットワインは風邪予防にもなる?
ホットワインは体を温める飲み物としてヨーロッパでは定番。日本の卵酒のような存在で、風邪の予防やひき始めにも効果があります。
これはホットワインに体を温める効果がある上に、加える蜂蜜やシナモン、ショウガといった香辛料にも風邪の予防効果があるからです。
一度沸騰させたあと、15分ほど沸騰しない火力で煮込むとアルコールを飛ばすことができますが、完全には飛ばないのでアルコールに敏感な人は注意してください。
- 蜂蜜 強い殺菌作用がある
- シナモン 殺菌作用、解熱作用がある
- ショウガ 発汗作用、解熱作用、咳を抑える作用がある
ホットワインは美容にもいいってホント?
ホットワインは風邪だけでなく、美容にもいい飲み物です。
ワインは葡萄の種や皮ごと発酵させて作るので、強い抗酸化作用を持つポリフェノールが豊富なのはもちろん、ミネラルやビタミンもたっぷり含まれています。
ポリフェノールは体が錆びていくのを抑制するので、お肌のハリやうるおいを保つのに役立ちますし、ワインに加える蜂蜜やショウガといった香辛料やフルーツにも高い美容効果があるので、美容にも健康にもいいのです。
ホットワインの飲み方は?いつ、どれくらい飲むのがいいの?
ホットワインはヨーロッパではクリスマスシーズンになるとマーケットなどで登場する飲み物。
寒い屋外や、夜など、体を温めたい時に飲むのが最適。
量に決まりはありませんが、温めてもアルコールは完全には飛ばないので、飲み過ぎには注意です。寝る前に飲むと体がぽかぽかしてよく眠れるようになります。
最後に
ホットワインはヨーロッパではお母さんが作ってくれる飲み物。飲むと心も体もぽかぽかしてくるので、体が冷え切った寒い日にぴったりです。
電子レンジで手軽に作れる上、いろんなアレンジ方法があるので、自分の好みを見つけてくださいね。
by 武藤はづき
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