そんなの持ってないよ〜〜〜。
おうちにあるもので代用できるんですよ。
バルサミコ酢に限らずこういうのってよくありますよね。
わざわざ買いに行くのも面倒だし、何かで代用できないかな〜と・・・。
でも、味がわかればなんとか味をイメージしやすいのですが、食べたことないから味の想像がつかない!!
なんて方も多いのでは?
そんなアナタのために!!
他の物でバルサミコ酢の代用ができないかと思っているアナタのために!!
- 代用アイデア
- ワインビネガーとの違い
- 実際に代用品を食べて比べてみた感想
バルサミコ酢の味を知らないという方にもわかりやすいように、実際に作って味や見た目まで徹底的にレポートします!
生でそのまま食べた場合と、調理した場合の味の差では、おもしろい結果が出ましたよ。
まとめでは、生食に向くもの、加熱料理に向くものなども紹介していますので最後までお見逃しなく!
バルサミコ酢を使ったお料理って本当に美味しいので、ぜひバルサミコ酢がなくても諦めずに作ってみてくださいね。
それでは、どうぞ〜〜〜♪
バルサミコ酢がない時の代用アイデア4つ
バルサミコ酢の味の特徴は・・・
- 赤ワインの香りと渋みに酸味をプラスした味
- 穀物酢などよりもフルーティーな香りで少し甘みがある
- 一般的なお酢よりは酸味が少ない
- コクがある
バルサミコ酢は、ぶどうからできた果実酢なので、フルーティーな香りと甘みが特徴です。
私が今回購入したものは、250mlで400円程度のものですが、高級なものほど、とろみがあり酸味も少なく深いコクがあります。
- 黒酢+ウスターソース
- 酢+ケチャップ+ウスターソース
- 赤ワイン+酢+砂糖
- 赤ワインビネガー+砂糖
おうちに今あるもので、使いやすいものを使って作ってみましょう。
では、手軽な材料の順番にレシピを紹介していきますね。
1.黒酢+ウスターソース
- 黒酢 大さじ1.5
- ウスターソース 大さじ1.5
黒酢があれば、色が黒くなって見た目が本物に近づくのと、黒酢独特のまろやかさやコクも出てより深い味わいになります。
ソースはウスターソースがなければ、少し見た目が違ってしまいますが、とんかつソースや中濃ソースでもOK!
ソースは、フルーツを熟成させて作られているので、お酢にフルーティーさやまろやかさをプラスできます。
2.酢+ケチャップ+ウスターソース
ケチャップを少量プラスすることで、まろやかさを出すことができて、本物に近づきますよ。
- 酢(穀物酢・米酢) 大さじ1.5
- ケチャップ 小さじ1
- ウスターソース 大さじ1
これらを混ぜるだけです。
お酢の酸味とケチャップのほのかな甘み・酸味にウスターソースのフルーティーさとコクをプラスすると、かなりバルサミコ酢の味に近づきます。
色が少し薄くなってしまいますが、味はかなりいい感じです。
ケチャップを少し入れることで、バルサミコ酢の複雑なコクと香りを再現できます。
とんかつソースしかない場合はとんかつソースでも大丈夫ですよ。
我が家も普段はウスターソースを使わないので、最初、とんかつソースでやってみたのですが、やはり記事にするならちゃんとウスターでやってみないと・・・とウスターを購入してきました(笑)
が、見た目はとんかつソースだと赤っぽくなってしまい、食感もとろみがある分少し重い感じにはなりますが、味はウスターの場合とほぼ同じでしたよ。
米酢と穀物酢の違い!基本の使い分け・健康面・代用方法まで大特集
3.赤ワイン+酢+砂糖
- 赤ワイン 大さじ3
- 砂糖 小さじ 1/2
- 酢 小さじ1〜2
作り方
- 赤ワインを小鍋に入れて、1分〜2分ほど火にかけ、砂糖を入れて大さじ1程度まで煮詰める
- 火を止めてから酢を入れる
赤ワインを使う場合は、煮詰めてアルコールを飛ばして、火を止めてから酢を入れるのがポイントです。
こちらの写真では、米酢で代用しているので色は薄いのですが、味はバッチリ!
やはり、バルサミコ酢はぶどうからできているので、同じ原料からできている赤ワインを使うと独特のフルーティーな香りやコクが生まれます。
赤ワインがおうちにある方はぜひこのレシピでやってみてください!
4.赤ワインビネガー+砂糖
赤ワインビネガーを持ってらっしゃる方は少ないかもしれないですが、赤ワインよりもさらにバルサミコ酢に近い味になるんですよ〜。
- 赤ワインビネガー 大さじ3
- 砂糖 小さじ1/2
赤ワインビネガーと砂糖を混ぜるだけ。
赤ワインビネガーが家にあるという方は少ないかもしれませんが、ワインビネガーはバルサミコ酢と材料が同じで、熟成の期間や方法が違うだけなんです。
色が薄いのですが、砂糖を少し入れることで、熟成で生まれるほんのりした甘みをプラスできます。
何が違うの?
では、次の章でバルサミコ酢とワインビネガーの違いについて見ていきましょう。
バルサミコ酢とワインビネガーの違いは?
では、それぞれについて見てみましょう。
バルサミコ酢
本物のバルサミコ酢は、熟成期間が12年以上のものとされ、熟成期間中に凝縮され、量が少なくなってくると材質の違う樽に入れ替えられます。
樽の材質は、ナラ・クリ・サクラ・トネリコ・クワなどが使われ、長期間熟成させる間に濃縮され、量がどんどん減ってくるため途中で小さい樽に入れ替えられるのです、
その際に、樽の材質を変えながら熟成させることもあり、とても複雑な香りやコクが生まれます。
桜のチップなどは、燻製などでも使われますよね。
ワインビネガー
私たちがスーパーなどで手軽に買えるバルサミコ酢は、実際に12年以上熟成させた本物のバルサミコ酢でないことが多く、着色料で色を添加したりして作られたものが多いのです。
私が今回購入したものも、安いものですので、原材料を見てみると、ぶどう酢・濃縮ぶどう果汁・着色料・酸化防止剤と書かれています。
ぶどう酢ということは、ワインビネガーと同じようなものですもんね^^;
12年以上熟成させたものには、少しとろみがありますが、安価なものにはほとんどとろみはついていません。
日本の調味料では、みりん風調味料と同じような感じですね^^
本みりんと、みりん風調味料では値段も味の深さも全然違いますから。
私が時々行くイタリアンのお店で、サラダについてくるバルサミコ酢にはとろみがあって、香りやコクの深さが市販のものとは違うんですよね。
でも、今作ってる料理にバルサミコ酢が必要なのにない!!買いに行ってる時間もない!
って時は、代用品でも十分間に合いますので、ぜひ作って見てくださいね。
バルサミコ酢と代用品4つを食べ比べてみました!
- そのままドレッシング代わりにサラダにかけたもの
- 鶏肉のバルサミコソース
の二つを食べ比べてみましたよ。
「鶏肉のバルサミコソース」は、塩をふった鶏胸肉に片栗粉をつけてフライパンで焼いて、バルサミコ酢・砂糖・醤油・酒・バターを入れてとろみが付くまで加熱したものです。
詳しくレポする前に、早く結果を知りたいという方のために、サラダ・加熱料理・味を本物と比べた場合の味の差を⭐️の数で評価してみましたよ。
では、詳しいレポをどうぞ!!
まずは、本物のバルサミコ酢から。
バルサミコ酢
うん、美味しい。
マイルドな酸味とほんのりフルーティーな香りがたまりません。
サラダに加え、私が大好きな「鶏肉のバルサミコソース」も食べてみましょう。
程よい酸味と甘み・バターのコクがたまらない一品で、子供たちも大好きな味です。
では、次に手軽な代用品 黒酢+ウスターソースで食べてみましょう〜。
黒酢+ウスターソース
まずはサラダから。
かなりバルサミコ酢に近いですよ。
少しウスターの香りもしますが、一番身近で意外な代用品なのに、なかなかいい感じです。
とんかつソースしかない!という方でも大丈夫!
我が家には普段とんかつソースしかないので、最初はとんかつソースで作ってみたのですが、見た目が少し茶色っぽくなってしまうものの味はウスターの場合とほぼ同じでしたよ。
鶏肉のバルサミコソースは・・・
バルサミコ酢通な人が食べたらわかるかもしれませんが、代用品としては十分合格点です!!
食べ比べてもわからないかも!
酢+ケチャップ+ウスターソース
黒酢よりも少し酸味が強く感じる穀物酢や米酢ですが、トマトケチャップのまろやかさが加わって味にコクが出てこちらもいいお味になりました。
こちらもウスターの味はほんのり感じますが、代用品としてはバッチリです!
鶏肉のバルサミコソースは・・・
う〜っすらケチャップの風味を感じるような気がしますが、サラダで食べた時のウスター感は消えました!!
こちらも食通の方にはバレちゃうかもですが、すっごく美味しいですし、何も考えずに食べたらわからないくらい、本物を使った味に近いですよ。
赤ワイン+酢+砂糖
はい、赤ワイン+酢+砂糖で、サラダいってみましょう〜♪
フルーティーさとほんのりした甘さ。
本物にかなり近いです!
お肉の味付けなどで調理に使う場合には、色の薄さはあまり気にならないので、そのままではなく、調理に使う場合にもオススメです。
ということで・・・はい!鶏肉のバルサミコソース!
本物使った時と同じ味がしますよ!!
サラダの時には気になった色もあまり気にならないですね。
食通の方も、もしかしたらごまかせるかもしれません(笑)
赤ワインビネガー+砂糖
バルサミコ酢を知っている人でも、味については何も言われなければおそらくわからないと思います。
そして、最後に鶏肉のバルサミコソース!
本物にかなり近くなりました。
もし赤ワインビネガーをお持ちでしたら、ぜひお試しください^^
まとめ
では、今回の内容をまとめますね。
- バルサミコ酢がない時の代用アイデア
- 1.黒酢+ウスターソース
- 2.酢+ケチャップ+ウスターソース
- 3.赤ワイン+酢+砂糖
- 4.赤ワインビネガー+砂糖
- バルサミコ酢とワインビネガーの違いは熟成方法と熟成期間
- 見た目がそっくり→黒酢+ウスター
- 味がそっくり→赤ワイン+酢+砂糖・赤ワインビネガー+砂糖
- サラダなどの生食→見た目がそっくりな黒酢+ウスター
- 赤ワイン・赤ワインビネガーの味が一番本物に近いが色が薄いので加熱料理にオススメ
- ケチャップを使った代用品は生食だとケチャップの味を感じてしまう→加熱料理にオススメ
いかがでしたか?
今回、色々な代用品を試してみましたが、それぞれに合った料理を私なりに考えてみました。
実際に私が食べてみた感想はどれを使ってもとても美味しかったです。
とくに、加熱した場合はどれも遜色ないほどでした。
この中でどれが一番オススメかというと、味ではやはり赤ワインと赤ワインビネガーを使ったものです。
でも手軽さからいうと、酢+ケチャップ+ウスターがピカイチですね。
この3つなら大抵いつでもおうちにありますし、とくに加熱料理に使う時にはオススメですよ。
バルサミコ酢というと、ハードルが高いと思われがちですが、肉料理にとってもよく合いますし、お肉が柔らかくなります。
我が家では子供達も大好きなんですよ。
もちろん代用品でもバッチリ美味しいので、ぜひやってみてくださいね。
代用品でバルサミコ酢料理にハマった!
なんて時は迷わずバルサミコ酢を買いに行ってみてください^^
【副業に興味ある方必見】隙間時間にライターをしてお小遣いを稼ぎませんか?