狭くなってきたし、これからのことを考えると自分の家がほしいな~って思ったりしてるんだけど・・・
家ってどのタイミングで建てたらいいのかしら?
結婚や出産を機に、家を建てたいな~と考え始める人も多いのではないでしょうか?
大きな買い物だし・・・やり直しもきかないし・・・
家を建てるための一歩が踏み出せない方へ、今回は家を建てたいと思っている方に向け
- 建てるタイミング
- タイミングを間違えた失敗例
- 事前に考えておくこと
について、家づくりのお手伝いをしてきた私が紹介したいと思います。
家を建てるタイミングはいつがいいのか?
いつかは家を建てたい。でも、その「いつか」っていつがいいの?
実は、家を建てる最適なタイミングは人それぞれ。
正解はありません。
家を建てるタイミングを考えていくうえで、
- ローンを支払っていく人の年齢
- 子供の年齢
- 家族構成や人生設計
がポイントになります。
ローンを支払っていく人の年齢
家を建てる時、一括で費用の支払いができる人はそうそういないです。
ほとんどの人が住宅ローンを組んで支払いをしていくことになります。
では、何歳まで支払いをしていくことになるのか?
この点をきちんと押さえることが大切です。
定年前に完済できるのか、定年後も支払いが続くのかでは、老後の生活に大きな違いがでてきます。
- 25歳でお金を借りた場合、完済は60歳
- 30歳でお金を借りた場合、完済は65歳
- 35歳でお金を借りた場合、完済は70歳
35歳で35年ローンを組むと、70歳まで支払いが続きます。定年が伸びているとはいえ、70歳まで支払いをしていくのは中々大変です。
ローンを組む金額や、毎月の返済額によっては返済期間を短くすることもできますので1つの目安として考えてくださいね。
子供の年齢
子供が幼稚園や保育園、小学校に入園入学する時期に合わせて家を建てるのもひとつです。
子供が学校に通いはじめてから家を建てて引っ越すよりは、入学前の方が子供への負担も軽くてすみますよ。
家族構成の見通しや人生設計が立ったとき
結婚後まだ子供がいないときに家を建てる場合と、子供の人数にメドが立ったり、子供の予定を立ててから家を建てる場合では、必要と考える部屋数は変わってきます。
また、子供が大きくなったら別のところに住みたいといった希望がある場合、建てた家を高く売るためには土地選びも重要になるんです。
これから建てる家で、どう暮らしていきたいかが具体的にイメージできていることも大切ですよ。
家を建てるタイミングを誤ると大変なことに?
じゃあ、タイミングを誤ると、どんなことになるのかしら?
家を建てた後に旦那さんが転職
今の会社への通勤時間に配慮して土地を決めたのに、転職するなら他の場所がよかった!
今の家めちゃくちゃ気に入ってるし住みやすいしご近所さんもいい人ばかりだし息子と同い年くらいの男の子何人もいるからすごくいいんだけど…いかんせん実家から遠いから色々と大変な面もあり…
けど実家の前に引っ越す上での1番の問題は旦那さんの通勤時間余計に伸びるやん、っていう…— はり@ありがとううたプリ (@0811Ice) 2018年10月2日
奥さんの便利はよくても、旦那さんの通勤が大変だと、後々きつかった・・・という話など、よく耳にします。
住宅ローンの支払いが大変
住宅ローンの支払いが大変で、休みも返上で返済資金を稼ぐ毎日。
家族と過ごす為に家を建てたのに、家族との時間がとれない。
家を建てて、住宅ローン35年を組んだ。その時は、未来が広がっていると疑わなかった。しかし、未来は変わることを知った。今が、続くとは限らない。家のローンが残り大変なことになった。家の価値があんなに下がるなんて想像出来なかった。
住宅ローンは組んではいけない。後悔した。— yoshimaru (@yoshimaru33) 2018年2月18日
ローン金額にもよるでしょうが、ムリをすると、後がきついですよね。
部屋が足りない
引っ越しをしてから、子供が二人も増えて部屋が足りなくなってしまった。
夫婦だけのころは特に気にならなかったんですが、子供が出来てからは無計画購入を若干後悔しましたね。
・自治体の制度を調べてなかった
・通勤時間が長く平日ワンオペ
・子供が増え、部屋数が足りない(NEW!通勤時間自体は乗り越えの回数さえあまり多くなければ気にならないです
— moco@CG系WM 6y&3y&1m (@mono_moco) 2018年8月7日
とくに、家族計画はしっかりしておかなくては、後から大変になりますよ。
家を建ててしまうと、引っ越したり部屋を増やしたりすることは簡単にはできません。
家を建てる前に、事前の準備をしていきましょう。
家を建てる前に確認しておきたい4つのこと!
タイミングが知れてよかったわ。
- 貯蓄額
- 返済可能額
- 住宅ローン
- 理想の暮らし
貯蓄額
今いくら貯蓄があって、いくら住宅資金にまわせるのかを把握しましょう。
貯蓄額を全額を住宅資金に回さなければいけないわけではありませんし、何かあったときのために手元にお金を残しておくことは大切ですが、頭金があると住宅ローンの返済額が少なくなるので家計への負担が軽くなります。
いくらなら返していけるのか
いくら「借りられる」のかではなく、いくらなら「返していけるのか」。
一生の買い物、後悔したくないし、銀行からお金も貸してもらえそうだしと、あれもこれもと欲張って家を建てたとします。
今(子供が小さいとき)は返済できても、子供が大きくなれば子供にかかる費用が増え、同じ額でも返済が大変になる時期がくるかもしれません。
ムリなく支払い続けられる額はいくらなのか。
その金額がわかったうえで、借りる金額を算出することが大切です。
住宅ローン
今は多くの銀行で住宅ローンを取り扱っています。
金利や特典なども多種多様。
自分に一番メリットのある銀行はどこか、比較検討してみましょう。
また、金利には「変動金利」と「固定金利」があります。
それぞれの特長をしっかりと抑えることも大切です。
どんな暮らしをしていきたいか
どんな暮らしをしていきたいか、これは家を建てるうえで非常に大切です。
「自分の理想の暮らしがイメージできている」ということは、「何を大切にしていきたいか」がわかっているということになります。
予算によっては、何かをあきらめなければいけない時も・・・。
そんな時に「何を大切にしていきたいか」がわかっていれば取捨選択を間違わないので、こうすればよかったという失敗を防ぐことができます。
最後に
今回のまとめはこちらです。
- 家を建てるタイミングは人それぞれ。「ローンを支払っていく人の年齢」「子供の年齢」「家族構成や人生設計」がヒントになります。
- 家を建てるタイミングを間違うと「希望とは違う場所に住んでしまった」「部屋が足りなくなった」「住宅ローンの支払いに追われ家族との時間がとれない」ということが起こってしまうかもしれません。
- 家を建てる前に確認しておきたいことは「貯蓄額」「返済可能額」「住宅ローン」「理想の暮らし」の4つです。
ベストタイミングは人それぞれ。
あなたのベストなタイミングを見つけて、素敵な家を建ててくださいね。
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