厄払いに行くとなると、気になるのが服装ではないでしょうか?
まさか、普段着ってわけにはいかないし。
どんな服装がいいのかしら?
さすがに普段着はNGだけど・・・
「常識あるきちんとした服装」といってもわかりづらいと思うので、詳しく紹介するわね。
数年前に厄払いへ行ったのですが・・・
服装をどうすればよいか悩み、行くことを躊躇していた経験が。
しかし、いろいろ調べてみると、注意点さえおさえていれば難しく考えなくても大丈夫とわかりました。
そこで今回は、厄払いでの服装に関して悩んでいる方は必見!
厄払いの服装に関して、
- 女性の場合どんなものがいいのか
- 男性の場合どんなものがいいのか
- 帽子やコート、アクセサリーはどうするのか
など紹介していきます。
これを読めば「厄払いの服装はバッチリ!」、ぜひ参考にしてくださいね。
【厄払い】女性の場合はどんな服装がいい?アクセサリーは?
基本的には、決まった服装というのはありませんが、フォーマルな服装がよいでしょう。
神社・仏閣へお祓いに行くのですから、普段着はNGです。
やはり、神様や仏様に対して失礼のない、きちんとした服装でいくのがマナーでしょう。
- 服装
→濃紺や黒のスーツ・ワンピース
→着物(振袖・留袖・訪問着) - 靴
→なるべくフォーマルなローヒール
大切な点は、露出が少なく華美でないものを選ぶことです。
服装や靴に関して洋服と着物の場合に分けて、もう少し詳しく説明しますね。
洋服の場合
スーツのスカート、ワンピース、ともに丈は短すぎないものを選びましょう。
スーツは、パンツスタイルでも大丈夫です。
ストッキングは黒か肌色にし、柄がついているものなどは避けましょう。
個人の考えや地方によって違いもありますが、基本的には、喪服でも大丈夫です。
靴
なるべくフォーマルなローヒールにしてください。
色はスーツにあわせて、黒・紺、または茶色を選びましょう。
ストラップのついたものや、つま先のでるもの、高いヒールの靴はNGです。
着物の場合
もう1つの選択肢として、着物もあります。
上でも少し紹介しましたが、着物の場合は、振袖・訪問着・留袖で行きましょう。
神社などは冷えることも多いので、とくに寒い冬や冷え性の方にはオススメです。
しかし、着物で長時間座ることに慣れていないと大変かもしれません。
着物を着慣れていない人はムリしないでくださいね。
アクセサリー
シンプルで華美ではないものにしましょう。
結婚指輪などはつけていても問題ないです。
しかし、おしゃれのためとしてのネックレスやピアス、イヤリングなどはつけない方がいいでしょう。
私の場合・・・
シンプルな濃紺のワンピースに、濃紺のコートを羽織って行きました。
また、アクセサリーはとくにつけませんでしたよ。
神社・仏閣により、服装に対する考えなどの違いがあるようです。
もし不安な場合は、事前に問いあわせて確認しておくのがいいでしょう。
【厄払い】男性の場合はどんな服装がいい?ネクタイの色は?
基本的には、決まった服装というのはありませんが、フォーマルな服装がよいでしょう。
神社・仏閣へお祓いに行くのですから、普段着はNGです。
やはり、神様や仏様に対して失礼のない、きちんとした服装でいくのがマナーでしょう。
- 服装
→濃紺か黒のスーツ
→着物 - 靴
→革靴
大切な点は、落ち着いた雰囲気のものを選ぶことです。
服装靴に関してもう少し詳しく説明しますね。
服装
ビジネス用のダークスーツが主流です。
しかし、会社で厄払いに行く場合や、服装の指定があったときは、ブラックスーツか礼服を着用するとよいでしょう。
ワイシャツの色は白が一般的です。
また、靴下の色は濃紺か黒にしましょう。
毛玉がついていたり、穴のある靴下ははかないでくださいね。
フォーマルな場面では、夏でもジャケットは着たままでいないと失礼になります。
しかし、季節によっては暑さで体調を悪くする可能性もありますから、通気性のよい薄手の素材で作られた、夏用のスーツなどにするのがオススメです。
靴・ネクタイ
靴はスーツにあわせて黒か紺、茶色の革靴にしょましょう。
もちろん、 事前に靴を磨き、きれいに仕上げておくことも忘れないようにしてくださいね。
基本的には、華美で目立ちすぎない色や柄のネクタイを選べばとくに問題はありません。
しかし、白か黒のネクタイを着用するのが無難でしょう。
主人の場合・・・
普段スーツを着る職場ではないため、手持ちのフォーマルスーツで行きました。
そのような格好の男性も多かったですよ。
神社・仏閣により、服装に対する考えなどの違いがあるようです。
もし不安な場合は、事前に問いあわせて確認しておくのがいいと思います。
地方によっては、「厄払い同窓会」という風習があるようです。
これは、厄払いを兼ねて同窓会も一緒に行なうもののようですよ。
同窓会のみなら服装も自由ですが、厄払いも兼ねるのなら、やはり華美な服装やカジュアルな服装は避けるのが無難だと思います。
来年の頭に厄払い同窓会(←地元特有)があるんだけど、結婚してない私はどんな服装で行ったらいいのか今から悩んでいる(既婚者は黒の留袖が定番)
— かなで (@tou_love0719) 22 August 2017
次に、帽子やコートについても説明します。
帽子やコートはどうする?
帽子やコート(マフラー・手袋)は、通常とるのが礼儀となっています。
祈祷を受ける際にまず待合所に通されるので、そこで脱いでおき、祈祷が終わって外に出るまでそのままでいましょう。
ちなみに、コートは脱ぐことになるため、「濃紺や黒」にする必要はありません。
持っているコートで大丈夫ですよ。
ただ、殺生を連想させる毛皮や派手なデザインのものはさけましょう。
厄払いの時期は寒いことが多いです。
ご祈祷を受ける本殿も寒くなっていることが予想されますので、貼るカイロや温かい肌着など、しっかり防寒対策をすることもお忘れなく。
御神前では、マスクをつけたままだとマナー違反とみられます。
もし体調に不安がなければ、一時的でもマスクは外した方が作法としてはいいでしょう。
そもそも厄年って何歳?厄払いはいつまでに行けばいい?
その前に、厄年には、
- 本厄
- 本厄の前年→前厄
- 本厄の翌年→後厄
があります。
また、厄年は、数え年で数えますよ。
女性の厄年
女性の厄年は、人生で4回あります。
前厄、後厄とあわせて合計12回は警戒すべき年とされていますよ。
前厄 | 本厄 | 後厄 | |
---|---|---|---|
1回目 | 18歳 | 19歳 | 20歳 |
2回目 | 32歳 | 33歳 | 34歳 |
3回目 | 36歳 | 37歳 | 38歳 |
4回目 | 60歳 | 61歳 | 62歳 |
とくに33歳の厄は大厄とよばれ、もっともよくないことが起こりやすい年とされています。
また、4回目の厄は、地域や宗教などにより違いがあるようです。
男性の厄年
男性の厄年は人生で3回あります。
前厄、後厄とあわせて合計9回は警戒すべき年とされていますよ。
前厄 | 本厄 | 後厄 | |
---|---|---|---|
1回目 | 24歳 | 25歳 | 26歳 |
2回目 | 41歳 | 42歳 | 43歳 |
3回目 | 60歳 | 61歳 | 62歳 |
とくに42歳の厄は大厄とよばれ、もっともよくないことが起こりやすい年とされています。
明確な答えはありません。
その理由は、厄年に関する風習が地域や神社・仏閣で違っているからです。
まず、以下のように、1年のはじまりをいつにするかによって考えが違います。
- 元旦から大晦日までの1年間(1月1日~12月31日)
- 立春から節分までの1年間(2月4日~2月3日)
上記の解釈により、一般的に、以下の時期に厄払いを行なうとよいでしょう。
- 新年早々に行う
- 節分の時期にあわせて行う
- 年始から節分までに行う
しかし、どうしてもこの時期までに厄払いをしなくてはいけないという決まりはありません。
神社・仏閣によっても違いますが、基本的には1年中いつでも厄払いの祈祷を受けつけてくれます。
私の場合・・・
初詣の時に一緒にお祓いもしてもらいました。
そうすれば、わざわざ厄払いのためだけに出向く必要もないですからオススメですよ。
厄払いの方法は?封筒の書き方・相場などに関しては、以下の記事をどうぞ!
まとめ
- 女性の場合は、濃紺や黒のスーツかワンピース、または着物
- 男性の場合は、濃紺や黒のスーツ(黒か白のネクタイ)、または着物
- 帽子やコート、マフラー・手袋は、待合所で脱ぎ外にでてから着る
- マスクはマナー違反なのでご祈祷中ははずす
- 女性の本厄は、19歳・33歳・37歳・61歳
- 男性の本厄は、25歳・42歳・61歳
- 厄払いはいつ行ってもよく、初詣と一緒に行ってもよい
厄払いとなると少々気がまえることもあり、服装に関しても悩むものですね。
しかし、今回紹介したポイントさせおさえていれば大丈夫ですよ。
厄払いに行く時期に関しては、基本的に1年中可能です。
また、厄年にあたらない方でも厄除けの祈祷を受けることは出来ますよ。
服装や時期がわかったところで、安心して厄払いに行ってくださいね。
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