小さな赤ちゃんのいるご家庭は災害の時、どうすれば良いか赤ちゃんのいないご家庭よりも気になることでしょう。
特に日中、パパも仕事でママしかいない、そんな時にはたった一人で赤ちゃんを連れて逃げなければならないのです。赤ちゃんは大人とは違い、食べられるものも限られ、免疫力も大人よりも弱いため、細菌などにも弱く、避難生活の最中の細菌感染なども気になりますね。
そんなご家族の為に今回、東日本大震災を経験した私だからこそわかる赤ちゃんの為の防災準備や対策について調べてみました。
- 赤ちゃんに必要なものは何だろう?
- 身近なもので代用できるものはないの?
災害の時のことは普段からよく考えておくことが重要です。これを機に災害対策を見直してみましょう。
防災グッズ赤ちゃんの為に必要なセットとは?
ネットのショピングサイトなどで売られている防災セットの中身を調べますと、親子セットはあってもそのセットは赤ちゃんが想定されていないものが多く、赤ちゃんの防災グッズは自分で揃えておく必要があります。
ですので揃えておいた方が良いものをリストアップしてみました。
- おむつ
- おしりふき
- 哺乳瓶(使い捨てるつもりで)
- 粉ミルク(できればタブレットやスティックタイプのもの)
- 離乳食
- おやつ
- 衣類
- 防水シート
- 消臭スプレー(おむつの匂いを少しでも防ぐため)
- 水(粉ミルク用)
- ビニール袋(おむつを捨てたりするため)
- 除菌スプレー
- 母子手帳
- 抱っこひも
などです。
[adsense]
赤ちゃんを守るために必要な準備は3つ!
それでは持ち物以外にも準備しておいた方が良いものを挙げていきます。
- 避難所、避難経路の確認
- 自宅周辺の環境
- 自宅付近の歴史
避難所、避難経路の確認
まずは自宅から避難所までの経路を確認しておきましょう。歩いていて危ないところはあるか、がれきなどを想像しながら考えてみましょう。またいつも通る経路だけではなく、ほかにも経路はあるか探しておきましょう。
自宅周辺の環境
例えば自宅の周辺には海があるのか川があるのか、山があるのかなど、周辺の環境によって起こる災害も変わってきます。また工場なども確認しましょう。
東日本大震災の時、福島第一原子力発電所の爆発事故は有名ですがこれ以外にも千葉で石油コンビナートが爆発し、多くの人がコンビナートから上がる火柱を目撃しています。
自宅付近の歴史
あなたの自宅の町名を確認してみてください。「沼」や「津」や「川」など、水を思わせる漢字がついていませんか?こういう地名の場所はもともとは沼地などを埋め立てた場所が多くこういう町は液状化が起こりやすいので注意が必要です。
かつて田んぼだった町も水害が起こりやすいので注意しましょう。町名はかつてそこに住んでいた方の経験によって名付けられているものが多く、特に「蛇」「竜」のような荒々しい名前の町はにかつて大きな自然災害があった可能性がある町です。
身近なもので代用!赤ちゃん用防災グッズが作れる方法!
赤ちゃんの防災グッズが身近なもので作れるってご存知でしたか?これからそんな防災グッズの作り方をご紹介します。
ビニール袋とタオルでおむつ!
用意するものは
- スーパーのビニール袋
- はさみ
- タオル
ビニール袋を縦に裂きます。
↓
ビニール袋の中心あたりにタオルを置きます。
↓
赤ちゃんを乗せて場所を決めます。
↓
ビニール袋の取っ手の部分で縛ります。
ペットボトルで一工夫!おしり洗い!
用意するものは
- ペットボトル
- ふた
- キリや画鋲など、尖ったもの
ペットボトルのふたにいくつか穴をあけ、ペットボトルに水を入れてふたをします。それをそのまま使うとお水がシャワーのように出てきてお尻を洗えます。節水にもなり、重宝します。
関連記事
まとめ
- 赤ちゃんの防災グッズは自分で揃えておく
- 日ごろから避難経路、自宅周辺の環境などはきちんと確認しておく
- 赤ちゃんの防災グッズは手作りできる
いかがでしたか?今回は赤ちゃんの防災についてでした。いつどこで起こるかわからない災害。災害の時、自分がどこにいるのかもわかりませんが、起こったら最善を尽くすしかありません。
赤ちゃんがいれば自分のことは二の次になると思いますがパパママがいるから赤ちゃんも生きていけるのでご自分の身を守ることも忘れずにいましょうね。
【副業に興味ある方必見】隙間時間にライターをしてお小遣いを稼ぎませんか?