暑くなってくるとそうめんひやむぎうどんなどご家庭でも様々な麺類が食卓に上がる事でしょう。我が家は子供がそうめんが好きで冬はにゅうめん、夏はよく冷やしたそうめんや冷やしうどんなどをよく食べます。

でもこの前、焼きうどんを食べていた子供に「お母さん、そうめんとうどん。あとひやむぎもあるよね?その違いって何?」と聞かれた時に、違いを即答する事が出来ませんでした

今回は素朴ではありますが、もしかしたら気になってるかもしれないそうめんとひやむぎとうどんの違いや原料、あと美味しく茹でる方法をどどーんとご紹介しちゃいます!

そうめんとひやむぎとうどんの違いってあるの?

そもそもそうめんとひやむぎとうどんって同じ小麦粉から出来てるんでしょ?太さ以外で違いってあるのかしら?
それではそれぞれの特徴をご紹介しますね。

そうめん

そうめんは、小麦粉に食塩水を加えて捏ねます。その捏ねた生地に植物油を塗り、細く引き伸ばします。伸ばした生地を日光に晒して乾かすとそうめんになります。細さもひやむぎやうどんよりも細く角棒状だと幅や厚さが1mm前後、丸棒状や手延べだと直径1.5,mm前後です。

ひやむぎ

ひやむぎは小麦粉に少量の塩を混ぜ、水で捏ねて薄く伸ばして細打ちした麺の事です。ひやむぎには乾麺があり、冷水で冷やして汁を付けて食べる麺です。細さは角棒状でも丸棒状でも、1.5cm前後です。

うどん

うどんもひやむぎと同じで、小麦粉に少量の塩を混ぜて水で捏ねます。その生地を伸ばして打った麺の事です。うどんには乾麺と生麺があります。そうめんやひやむぎよりも太く、1.7mm以上の麺をうどんと言います。

これは手延べのひやむぎですね

そうめんは製法が違いますが、ひやむぎとうどんは麺の太さが違うという事ですね。

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原料は同じ?

そうめんとひやむぎとうどん、原料は先程特徴にも書いた通り原料は小麦粉と塩です。

そうめんは薄く引き伸ばす際に植物油を塗りますが、それ以外は何も混ぜません。ちょっと製法や太さが違うだけで名前が変わるはパスタでも同じなので、どの麺類でも原料が同じでも名前が違うというのは普通なのかもしれませんね。

そうめんもひやむぎもうどんも冷やして食べるとおいしい!

 

それぞれおいしく茹でる方法は?

そうめんやひやむぎ、うどんって聞いてたら食べたくなってきちゃったわ。あ、おいしく茹でる方法とかあるなら知りたいわね?
おいしく茹でる方法ですね。それぞれご紹介しましょう。

そうめん

  • 麺100gに対して1Lの水を用意
  • 茹で時間は1分30秒~2分

そうめんは、100gで1Lの水を用意します。湯を沸かしたら麺をバラバラにして入れましょう。再び沸騰するまで強火で茹で、沸騰したら火加減を調節してふきこぼれないようにして下さい。茹で時間は1分30秒~2分で、茹で上がったらザルに移して水で優しく揉み洗いをして冷やせば出来上がりです。

にゅうめんや炒め物などに使う場合は、茹で時間を1分~1分30秒にすると美味しく食べれますよ。

ひやむぎ

  • 麺100gに対して1Lの水を用意
  • 茹で時間は8分程度

ひやむぎも、そうめんと同じで100gで1Lの水を用意します。湯を沸かしたら麺をバラバラに入れます。再び沸騰するまで強火で茹で、沸騰したら火加減を調節します。茹で時間は8分程で、茹で上がったらそうめん同様にザルに移して水で優しく揉み洗いをして冷やせば出来上がりです。

うどん

  • 麺100gに対して1Lの水を用意
  • 茹で時間は、乾麺→10~12分。生麺→8分程度

うどんもそうめん同様、100gで1Lの水を用意します。そうめんやひやむぎと同じように沸騰した湯で茹でます。茹で時間は乾麺と生麺で違い乾麺だと10~12分程生麺だと8分程です。茹で上がったらザルに移して水で優しく揉み洗い、冷やして食べるならそのまま冷えるまで水で冷やし、温かく食べるならつゆや湯の中に入れましょう。

どの麺でも共通して言える事は、麺が浮いてから再沸騰するまでが目安です。茹で時間の少し前に麺を一本、箸で取って食べて茹で加減を確かめてみると茹で過ぎが防げますよ。

かけうどんにするなら茹で過ぎは禁物

さいごに

  • そうめんは麺の太さと製法が少し違うだけ、ひやむぎとうどんは麺の太さが違うのと食べ方が一つか複数かの違いである
  • 原料はそうめんもひやむぎもうどんも同じで、小麦粉と塩
  • 美味しく茹でる方法は茹で時間は違えど、水の量や茹で方は同じ

この記事を書いていて、そうめんとひやむぎとうどんの何が同じで何が違うのかがはっきりと分かりました。これなら子供に次の機会に聞かれても、堂々と教える事が出来ます。皆さんも、もし誰かに聞かれたり話題になった時には思い出して話してくれたら嬉しいです(^▽^)

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