毎年、春分の日の後の最初の満月の次の日曜日は、キリストの復活を祝う復活祭であるイースターです。最近は日本でもイースターを祝うイベントが様々な所で催されています。
私も「何だかイースターって響きがかっこいいし、卵やウサギがモチーフとなってて可愛いイメージだな」って思っていました。
でも・・・そうなると疑問に思うのが、「イースターはキリストが十字架にかけられ処刑され、三日後に復活されたとされる復活を祝うお祭りなのに、卵やウサギは何の関係があるんだろう?」ということです。
十字架を飾るならまだしも、イースターが卵やウサギがモチーフになってるのは何故なのか?気になりますよね。
そこで今回は、イースターにうさぎが出てくるのはなぜ?という疑問にお答えし、卵との関係や、イースターに行うエッグハントについてご説明したいと思います。
イースターにうさぎが出てくるのはなぜ?
全く関係ないように感じるうさぎですが、うさぎがモチーフとされるようになったのは随分後になってからのことなんです。そして、それに関して逸話があるんです。
「イースターの日に子供達がエッグハントをしていたら、そこにうさぎが飛び出してくるんです。びっくりした子供達。でも、そのうさぎが飛び出してきた茂みを見ると、イースターエッグがあり、うさぎのおかげでイースターエッグを見つけることができたと子供達は大喜びした。」というような逸話なんですが・・・
え?それだけで?って気もしますよね。でも、他にもきちんとした言い伝えもあります。
うさぎは古くから春と豊作のシンボルとされ、たくさん子供を産むうさぎは繁殖、子宝の象徴ともいわれています。
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イースターと卵との関係は?
卵というと思い浮かべるのは、「生まれる」「殻をやぶって出てくる」「ヒナが孵る」、それらが一度処刑されても蘇ったキリストの復活したイメージと合うため、卵が用いられるようになったと言われています。
また、何故その卵にペイントするようになったのか?それは、子供達がエッグハントをする際、カラフルな方が見つけやすく、子供も喜ぶ、そしてイースターを盛り上げるためだそうです。
しかし、もっと深く調べを進めると、イースターの起源は異教徒の祝典に源を発しているとか・・・数千年前から続くイースター、答えは1つじゃなく、諸説あるため、何が正解で何が不正解という区切りがとても難しそうです。
エッグハントって何?
エッグハントとは、庭に予め隠しておいたイースターエッグを子供達が探して遊ぶというもので、人数に応じて卵の数を変え、宝探しのようにヒントの書かれた地図まで用意して楽しむ、子供達に楽しくイースターというのを伝統的に教えていくものとされています。
また、天候の悪い日には屋内で行われる場合もあるそうです。
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最後に
- うさぎがイースターエッグを見つけてくれた
- うさぎは春と豊作のシンボル
- うさぎは子だくさん、繁殖のシンボル
- 卵は誕生のイメージ
- 卵は殻をやぶって出てくるヒナの姿が復活したキリストのイメージと合う
- エッグハントは隠した卵を探す宝探し
いかがでしたでしょうか?イースター同様祝われるのがクリスマスで、こちらは日本でも一般化されていますが、クリスマスもキリストに関係し、キリストの誕生が起源とされています。
しかし、クリスマスはサンタクロースが来て、プレゼントをもらい、ケーキを食べ、今や家族で祝うというより、恋人同士で祝うというイメージも強くなってますよね。
そもそもの意味は諸説ありますが、結局は、イースターもクリスマスも家族や恋人、友人、大切な人達と一緒にお祝いを分かち合うというところは共通してるようなので、日本でもイースターが一般化されていくといいですね。
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