最近は略式の方が多いようですよ。
略式結納とは、ただ簡単に略するというのは違います。
略式であっても両家にとって大切な思い出になるよう心掛けておきたいことなど、略式結納のやり方や正式結納との違いなどを調べていきたいと思います。
私も略式でしましたが、朝から着付けをしてもらったり、仕出しの予約で大忙しでした。
でも、その準備で母と京都まで桜茶を買いに行ったりしたのも、良い思い出です。
迷われている方は参考になさってください。
結納を略式で・・・とは?
そもそも結納とは、結婚の約束を両家で取り交わすものです。
- 両家の間に仲人さんを立てて、結納を進めてもらうのが正式結納
- 当人同士と両親だけで、結納を執り行うのが略式結納
ということです。
結納の品は正式結納でも略式結納でも、デパートやネットでも予算に応じて選べます。
正式だら立派なものを、略式だから簡素なものを、という選び方はしません。
好みと、予算です。
結納品セット
価格:15,000円
7品の結納品セット(9品のものも有り)
これは男性側が用意するものです。
最近は結納品の水引の引き取りを断る神社も多いようで、私は後の処理が面倒だったので、結納の品はすべて目録にしてもらいました。
また、これ以外にも結納品には様々なランクがあり、数万円のものから・数十万・数百万円のものまであります。
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結納を略式でやるやり方とは?
ホテルや料亭で行う場合と、女性側(ご養子の場合は男性側)の自宅で行う場合があります。
ホテルや料亭で行う場合
ホテルや料亭の場合はお茶や挨拶お料理といったことは、全て
「結納を執り行いますのでお願いいたします」
と、打ち合わせの段階で伝えれば、予算に応じて相談にのってくれます 。
ただ、個室と思っていたら仕切りもなく少し高い位置の特別な場所で、一般のお客様からも丸見え・・・という例もあるようです。
- 現地に足を運んで場所やお店の雰囲気を確認する
- お店の方がどの程度結納に詳しいか?
なども知っておく この程度の下調べは必要です。
女性側の自宅で行う場合
女性側のお宅に男性側を招いて執り行う結納ですが、お祝い膳の手配などは女性側が行う必要があります。
出来ればお茶やお料理を出したり、お手伝いをしてくれる人をお願いしておくと 流れとしてはスムーズです。
お手伝いがない場合は、女性宅の母親と女性本人がおもてなしすることになります。
- お出迎えしてお部屋へ
- 桜茶(お祝いの席に出す桜の塩漬け茶)でご挨拶
- 結納金と婚約指輪を男性側の男親ら女性側の男親へ
- 受書と、結納返しとお返しのお品物を女性宅の男親から男性宅の男親へ
- お食事(鯛の尾頭付きやはまぐりの潮汁など、おめでたい素材のもの)
桜茶
価格:540円
お祝いの席などで用意されるお茶です。
塩漬けした桜の花びらを、白湯で溶かしていただくものとされています。
結納さえ終われば後のお食事ではリラックスムードです。
両家ともなんとなくほっとした雰囲気で、お酒も進み男親同士、女親同士楽しいひとときです。
略式と正式な結納の違いとは?
仲人さんの有無です。
ですから、略式結納といっても儀式事態の何かを略しているわけではありません。
両家ともきちんと正装し、ご挨拶もあり、用意するお料理もお祝い事にちなんだ”お祝い膳”です。
結納金や結納返しなども正式なものと何ら変わりません。
だから略式でもちゃんとした儀式といえるんですね
略式にすると仲人さんにご足労いただかなくて済み、その分気も使わなくて済みます。
仲人をおねがいするときには結納をどの形にするのかお伝えしておく方がいいですね。
私の時も主人の上司にお願いしましたが、「結納は略式で行います」と伝えました。
結納が終わった後で、「本日、結納執り行い無事終わりました」と報告をすることもお忘れなく。
こちらの記事も併せてご覧ください→結納とは?みんなどうしているの?
結納をしないという選択肢もあり?
結納はしてもしなくてもどちらでも選択できます。
つまり、結婚式をするからには絶対にしなければならない、というわけではないのです。
https://twitter.com/mickey_uen/status/740549672339546112
結納をしない分、生活資金に回す方もいらっしゃるようです。
しかし、するかしないかは二人だけで決められません。
結納は両家で執り行うものですから、しっかり話し合って両家とも気持ちよく納得して決めましょう。
https://twitter.com/pinknokoukei/status/718595635977453570
最近は食事会で済まされる方もずいぶん多いようですね。
最後に
- 略式結納は当人と両親、いわゆる両家だけで執り行うもの。
- 仲人さんにお願いしない。
- 結納の品はお好みと予算できめる。
- 結納の日のお祝い膳の用意は女性側が用意する。
- 略式であっても正装する。
正式でも略式でも結納をするからには、それなりに準備は大変です。
それは、当人同士だけではなく、両家あげての大催事です。
とにかく、自分たちがよければそれでいい・・・という状態ではないことを認識しましょう。
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