初夏の気持ちのいい季節が一生続けばいいのに・・・。毎年この季節になるとそう思って夏が来るのを恐れている私です。

猛暑の外出、溶けそうになりながら家路につく私。今日はクーラーをつけて出てきたぞ。「ただいま」のドアを開けた瞬間、ふぁ~~~~っとした冷気が、夏の暑さに翻弄された私の疲れきった心身を天国へと誘ってくれるのです。そしてシャワーで汗を流し、汗だくで出てきた私を再び迎え、そのまま朝まで・・・。チュンチュン・・・。

クーラー・・・、すてき。

でも、どんだけクーラーつてけんの?!つけっ放しにするなんて、なんて贅沢なッ!!なんて怒っちゃわないでくださいね。今年はクーラーを賢く使って上手に節電しましょう。夏を快適に過ごせるあんなことやこんなこと、ご伝授さしあげますわよ。

今回のテーマはこんな感じ~♪

夏の夜 クーラーを上手に使って節電&快適に過ごす知恵!

勇気を出してクーラーON!

夏の夜のクーラーの上手な使い方

どこでも閉めまくればいいってもんじゃない!

お部屋の暑さの原因はクローゼット(押入れ)にアリ?!

クーラーの冷気を極力逃さず少ない電力で冷やしたいという考えから、冷やす範囲を狭めようと、開くものすべてを閉めようとする。でも、熱~い空気が溜まったままになっている場所があるんです。クローゼット(押入れ)です。実はそこがお部屋の温度を下げることを邪魔しているのです。

ピシャッと閉めてるから大丈夫と思いがちですが、ドアやふすまの隙間から熱気がもわもわ~っと出てきているのです。クローゼットのドアや押入れのふすまには断熱効果が全くありませんので、いくらきちんと閉めていても意味がないのです。

なので、クーラーをつける際にはぜひクローゼット(押入れ)のドアを開けて中まで冷やしてあげてください。そうすることで実は節電につながるのです。

温度?湿度?

クーラーをつける際、温度を下げて冷やす冷房をつけるか、湿度を下げて冷やすドライを使うか悩みませんか?ここではエアコン機能について少しだけマジメに詳しくご説明したいと思います。

冷房

ズバリ、お部屋の空気の温度を下げることを一番に考えている機能です。

ドライ

できるだけ温度を下げずに湿度を下げることを目的としている機能です。でも、除湿量は冷房のほうが多いという・・・。ドライには二種類あって、①弱冷房除湿(その名の通り弱冷房) と、②再熱除湿(温度を下げた空気を、調度いい温度に温めなおして戻す)というタイプがあるんです。

では、実際どの機能を選らべば一番省エネになるのでしょう?

弱冷房除湿<冷房<再熱除湿 という順番で電気代が高くなります。

エアコン

でも、実際にエアコンのリモコンを見てみると、「こんな3種類もないわよ!」という方もいらっしゃると思います。(私のうちのリモコンがそうです。シンプルに冷房とドライだけ)そういう時は、ご使用のエアコンのドライ機能が、どちらのタイプのものなのかをチェックしてみてください。(取り扱い説明書に書いてあります)

ご使用のエアコンによってはドライより冷房のほうが省エネになることがあるんですって!

[adsense]

クーラーを使いながら快適に節電するポイント

「節電!節電ッ!クーラーのタイマーもちゃんとセットしたし♪じゃ、おやすみなさ~いZZZ…」なんて方、いらっしゃいませんか~?実はクーラーをつけたり消したりすることは節電にはなっていないのです。電気は起動するときに一番チカラを使います。(運転時の約6倍ですとっ!)

せっかく一生懸命がんばって快適温度にしてくれたお部屋をまた熱帯にしちゃって、「あ~暑い!クーラー、クーラー♪」なんて言ってリモコン「ピッ」。クーラーはまた一から作業やり直しです。タイマーが切れて急激に上がった温度を下げるため、ガンガン働いてドンドン電気を使います。

なので寝るときは、設定温度を28℃くらいにして、タイマーをかけずにつけっぱなしにしておくことをオススメします!(もちろんエアコンの機種によります)

節約

こんなのもありますよ~→エアコンの冷房、夏の電気代を安くする方法!

これも省エネ効果抜群!→エアコンの掃除!室外機もしたほうがいい?効きが違うってホント?

クーラーつけっぱなし作戦!去年の私の場合・・・。

実は私、去年の夏の1ヶ月間、一度もクーラーを切らずに生活しました。上に書きました通り、できるだけエアコンの電力を一定に保ち、消費電力を少なくすることにより出た8月の電気料金は・・・。

7140円也ッ!ちなみに7月は3589円、9月は3220円でした。(但し30A、照明は全てLEDの場合)

どうですかぁ~?タイマーつけて夜中に暑くて起きちゃってた自分が悲しくなってきませんかぁ~?ニヤリっ。

扇風機の効果的な併用方法!

エアコンの温度をガンガン下げて室内を冷やす方法はもう古いのです。設定温度を高めにして扇風機やサーキュレーターで空気を循環させて、快適な空間を作りましょっ!(という私も子供の頃は、自室のエアコンを18度に設定してお布団をかぶって寝るのが大好きな子でした 汗)

扇風機の向きは?

冷たい空気は下に行きます。それから徐々に上の空気が冷やされていきますので、冷気が一番当たっている下のほうに扇風機を低くして置き、頭をぐぅーっっと一番向ける限り上に向けて作動させましょう。設定温度はエアコン自体が感知しているので、エアコン周りの温度を早く下げてあげれば、それだけ省エネになるということなんですね。

二台使いでさらに快適!

そりゃ一台より二台使いのほうが早く適温になるし、風があれば体感温度も変わってくるのでいいと思います。クローゼットの熱逃がしに一台使ってもいいかも。

あと、せっかく二台あるならエアコンをつけなくてもいいくらいの季節に、一台は外の空気を取り込む用。もう一台は室内の空気を逃がす用として使うと、お部屋の空気が流れて快適に過ごすことができますよ。

風を上手に使って、風の達人になりましょう~

ねこ

おまけ→猫の暑さ対策5つ!留守番でもエアコンなしで大丈夫な方法とは?

まとめ

  • クローゼット(押入れ)に熱を溜めこまないで
  • おうちのエアコンをよくチェックして機能を賢く使ってしっかり省エネ
  • タイマー機能は使わないほうが賢い
  • 設定温度を低くしてつけっ放しに
  • 起動時の電力は運転時の約6倍!
  • 扇風機を効果的に使ってさらに省エネ

クーラーつけっぱなしって結構勇気のいることでしたが、思い切ってやってみたら意外にも電気代が節約できて、毎日快適に過ごせちゃいました!ただ、たまにはOFFにしてしっかり休憩させてあげてくださいね。

【副業に興味ある方必見】隙間時間にライターをしてお小遣いを稼ぎませんか?





関連記事はこちら!