2016年4月3日に開催された京都東山トレイル(桜花RUN)比叡山越えに参加してきましたので、その体験記を書きたいと思います。雨が心配されましたが、幸い天気は持ってくれました。
桜花RUNという名前の通り、前半コースは京都の綺麗な桜を満喫しながらで、快適でしたが・・・。きちんと準備をしなかった私にとっては・・・。
ちなみに過去に出場したトレイルランは以下の2つです。よろしければどうぞ。
京都東山トレイルのコースは?
スタート:岡崎公園
→蹴上インクライン
→南禅寺
→禅林寺
→哲学の道
→白川疎水通
→日本バプテスト病院前 (ここまでで4km少し)
ここから山に入る。
→瓜生山[標高301m]
→ケーブル比叡
→比叡山山頂駐車場 [唯一のエイド 13kmポイント]
→大比叡
→ケーブル延暦寺
→紀貫之墓所
→坂本市街
→びわ湖畔
→雄琴あがりゃんせ [ゴール]
で、チケットをもらえる雄琴あがりゃんせで一風呂浴びて帰るというコースです。
地図ですと以下のようになります。
出典:http://giza-run.com/event32-hgsym-ouka.html
京都東山トレイルの料金は?
入場料1,700円の温泉のチケットももらえるので、かなり良心的な値段と言えます。その分エイドステーションは1箇所ですが、1箇所で十分なくらいでした。
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スタートは岡崎公園
平安神宮があり、スタートの9時40分前には出店もたくさん出ていました。桜もきれいで、観光客もすでにたくさん。久々の京都に心踊りながらスタートを迎えました。
受付はこんな感じです。
参加者の方々。
主催者から観光客が思ったよりも多いので、日本バプテスト病院前まではゆっくり行きましょうという説明がありました。ゼッケンにより、A,B,C,Dグループに分かれて、グループごとにスタートしました。
蹴上インクラインの桜が綺麗すぎた!
学生の頃に京都には10年住んでいたにもかかわらず、蹴上インクラインを知りませんでした。こんなに綺麗な桜のスポットがあったとは!!
ランナーの皆さんも足を止めて写真を撮る人続出でした。私もその一人ですが・・・。朝から大勢の人が桜を満喫しに来ていました。
哲学の道の桜も綺麗すぎた!
こちらも桜は満開。カメラを持った観光客でごった返していました。
日本バプテスト病院前を過ぎれば山へ
ここまでで4kmちょい。結構すでに疲れていました。
「まだ山登っていないのに今から20kmもあるのか・・・」と凹みながら、山へ入っていきます。
ついに山入り。
このコースの一つの特徴として、過去に出場した六甲縦走や、生駒山トレイルランと比較して、道が狭い傾向にあり、1列で進んでいきます。つまり、必然的にゆっくりペースとなります。これが練習不足の私にはかえって好都合でした。
もちろん早い人は前の方で走っているのでしょうけど・・・。
比叡山越えはきつい?
練習不足なのと、体重が重かったことも関係していると思われますが、生駒山トレイルランと比べると比叡山はきつかったです。もちろん六甲縦走の摩耶山に比べると楽ですが・・・・。
特に後半は勾配が上がるので、歩くのもきつく、休み休みとなりました。勾配がきついところは写真を撮る余裕もありませんでした。
唯一撮影した動画がこちらです。
比叡山山頂駐車場(唯一のエイドステーション)
「エイドステーションまだカーーーーー!!」と何度心の中で叫んだことでしょう。駐車場でエイドステーションが見えた時は、超テンションが上がりました。
- いなり寿司は一人1つまで。
- ジュースは2杯まで。
という、過去に出た2つのトレイルランではなかったまさかの制約。その分参加費が安いので、こういうところで抑えているのでしょう。そもそも六甲縦走も最後のエイドステーションでは「塩」しか残っていませんでしたが・・・。
しかし、今回、ポカリスエットはたくさん飲んで良いということでした。
大比叡
エイドステーションで、栄養補給をしたらすぐに出発しました。
大比叡とは、大津市と京都市左京区の県境に位置するようです。とりあえず、誰かが写真撮っているところでは、写真を撮るという私・・・。
ここを過ぎれば下り坂が多くなり、負担も一気に軽くなりました。
紀貫之墓所
紀貫之のお墓がこんなところにあるのか!本当に?と思いながら通過。
あとはひたすら下り。
比叡山の下りはマジで急で滑る!
そうなんです。過去にないくらい急でしかも、かなり滑ります。ここで、大会前に読んだ大会HPの一文が脳裏に浮かびました。
「絶対トレイルシューです」の一文が・・・。そうなんです。今回もトレイルシューズを買いそびれて普通のランニングシューズで参加したのですが、それを超絶に後悔しました。
- 1万円ちょっとのトレイルシューズを買わなかったために、転倒の危険が増した。
完全に自己責任で、なんて自分はバカだったんだ、次出るときは必ずトレイルシューズを買おう!と誓った下りでした。
坂本市街
下っていくと、高校野球の掛け声がうっすら聞こえてきました。
「ああ、ようやく地上に戻ってきた・・・」感無量です。
「ここまでくれば、ランニングシューズでもいける!怪我しなくてよかった」と。
そしてついに道路に出てきて、そこには琵琶湖が「オカエリナサイ」と。
びわ湖畔からゴール雄琴あがりゃんせ
ここからは本領発揮?割と良いペースで、琵琶湖湖畔を走り抜けました。
しかし、坂本からゴールの雄琴までそれなりにあります。結構疲れました。ペースを上げて、少しでも順位を上げようと頑張ってゴール!!しかし・・・。
え?タイム計ってなかったの?そういえば、計測チップもつけていない・・・。
そうなんです。この大会、順位やタイムは無し。記録証も無し。なるほど、そういうところで経費削減か。と納得。
それよりも、走った後に、かなり大きい温泉に入れる方がよほど嬉しいですね。あがりゃんせ、最高でした。
ちなみに過去に出場したトレイルランは以下の2つです。よろしければどうぞ。
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