賞味期限切れの納豆って食べてもいいの？冷凍はできる？

冷蔵庫に常備しておきたい納豆。しかし3個パックのうち1つだけ冷蔵庫の後ろのほうに転がっていて、気が付いたら賞味期限が切れていた!　なんてこと、ありませんか？　私はあります……。

納豆の賞味期限は意外と短く、製造から10日。
しかし納豆ってそもそも腐っている(正しくは発酵ですが)ので、少々賞味期限オーバーしても大丈夫なのでは？なんて思うのは私だけでしょうか。

そこで気になる納豆の賞味期限などについて調べてみました。

賞味期限切れの納豆って食べてもいいのでしょうか？

賞味期限切れの納豆、実は食べてもOKなのです。

納豆は蒸した大豆に納豆菌を振りかけて発酵を開始、その後、温度を低くすることで発酵をストップさせます。納豆が冷蔵保存なのは、家に届くころに一番おいしくなるように温度でコントロールしているのですね。

しかし放置していると納豆菌が大豆のタンパク質を分解し続けるので注意が必要。2週間を過ぎてくると、アンモンニア臭がし始めます。また大豆は柔らかくなりますが、表面にアミノ酸の結晶ができジャリジャリとした食感に。

そして発酵を続けていると、やがて納豆菌のパワーも弱まってきます。納豆菌が活動している間は腐敗は起こりませんが、長い間放置して納豆菌のパワーが弱まり、逆に空気中の雑菌が増え始めると、納豆は本当に腐ってしまいます。

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納豆って冷凍できるのでしょうか？

納豆は冷凍保存が可能です。

保存期間は1か月程度。これ以上長く冷凍すると風味が損なわれていくので注意が必要です。

保存する場合は、買ってきたパックのまましまってもOK。タレも同封したままでOKです。密閉袋などに入れ直してももちろん大丈夫。

解凍は500wのレンジで1パック20秒から30秒程度。保存袋の場合は少し口を開けて解凍しましょう。パックのまま解凍する場合は、フタと付属のタレは取り除き、内側にシートを乗せた状態で解凍します。

時間がある時は冷蔵庫での解凍がおすすめ。解凍しすぎて「失敗した！」ということになりません。半日程度で解凍できます。

放置しすぎた納豆は腐り始めます。

もともと腐っている(正しくは発酵ですが、腐敗も発酵も菌の増加によるもの。紙一重です)納豆。ネット上では賞味期限を2週間程度オーバーしても大丈夫、という意見が多いのですが、本当に腐り始めた「合図」を知っておかないと、おなかを壊す原因になります。

納豆が本当に腐り始めると以下の様な状態になります。

こんな状態が見られたら食べるのはやめておきましょう。
納豆は、長く放置すると、腐りますし、カビも生えてきます。

納豆は常温に置くと発酵が進むので、冷蔵庫で保管するのがおすすめ。

賞味期限内に食べるのがベストですが、冷蔵庫に入れてあるなら、2週間程度ならオーバーしても大丈夫なようです。ただし、賞味期限が過ぎた納豆を食べる場合は、自己責任でお願いします。

賞味期限が多少切れても問題はない様ですが、やはり何でも鮮度の良いうちに消費したいものです。参考になりました。

by　武藤はづき

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