鳥のフンの落とし方！コンクリート編〜シミを安全キレイに取る方法～

駐車場や玄関、ベランダなどに鳥のフンを落とされシミとなり、困っている方は多いようです。

鳥のフン被害にあっても、相手が動物だけに苦情もいえないし・・・
しかし、そのままにしておくのも不衛生で見苦しいもの。
やりばのない怒りをおさめるためにも、せめてラクにフンを落としたいですよね。

そこで今回は、コンクリートについたフンの落とし方について、

• 安全、キレイに落とす方法
• 落とすのにベンリなグッズ
• 電柱から落ちてくる鳥のフン対策

以上を紹介します。

【コンクリートについた鳥のフンやそのシミ】安全キレイに落とす方法！

家の前にある電線や電柱にたくさん鳥がとまっていて、鳥のフン被害にあうことも。
コンクリートについたフンのシミは落ちにくくて大変です。

そこで、コンクリートについたフンやそのシミをとる場合は、以下の点に留意しましょう。

• マスクとビニール手袋を着用し、安全に掃除する
• 手で取れるフンは先に取り除く
• 塩素系洗剤は使わない
• セスキ炭酸ソーダや重曹を使って、亀の子たわしやブラシ、サンドペーパーでこする
• 高圧洗浄器を使うことも考慮

それぞれ詳しく説明します。

マスクとビニール手袋を着用し、安全に掃除する

まずは・・・
鳥のフンには病原菌やカビが含まれており危険なため、素手で触ったり、吸い込んだりしないよう注意が必要です。

そのため、掃除をする際は、マスクとビニール手袋は必ず着用しましょう。
また、長靴やゴーグル、長袖長ズボンだともっと安全で安心してお掃除できます。

掃除の後は、使用したマスクやゴム手袋などをすべてビニール袋に入れ捨ててください。

また、鳥のフンが乾燥したまま掃除をしないように注意しましょう。
その理由は・・・
乾燥したままのフンを掃いたりすると、菌を空気中に巻き上げてしまい、菌を吸い込みやすくなり、感染のリスクが高くなるからです。

上記の理由から、掃除を安全にするためには、風にも気をつけましょう。
フンの舞いあがりやすい強風日は掃除を避け、穏やかなお天気の日を選んでください。
また、お掃除する際は、家の窓を閉めてから掃除してくださいね。

手で取れるフンは先に取り除く

鳥のフンは強力ですから、付着したら時間を置かずにすぐ取り除きましょう。

取り除く方法は・・・
水、またはぬるま湯でフンをふやかし、古い布やキッチンペーパーでとれるフンは取り除きましょう。
その後、水やお湯をかけて洗い流し、エタノールで消毒します。

塩素系の洗剤を使わない

コンクリートはアルカリ性なので、塩素系の洗剤を使うと変色してしまう恐れがあります。
そのため、塩素系の洗剤は使わないようにしましょう。

洗剤はコレ！セスキ炭酸ソーダや重曹を使う

コンクリートに染みこんでしまった汚れは、なかなか取れないもの。

そこで、洗剤を使用してキレイにするには・・・
セスキ炭酸ソーダもしくは、重曹をたっぷり振りまき、濡れたブラシや亀の子たわしでこすります。
目の細かいサンドペーパーもオススメです。

その後、水やお湯をかけて洗い流し、エタノールで消毒します。
また、ブラシについたフンをきれいに洗い流し、ブラシも消毒するようにしてくださいね。

せっかく汚れが落ちてもまた汚される可能性が高いため・・・
「コンクリートシーラー」を塗っておくこともオススメです。
これはワックスのような物で、汚れがついた場合の浸透を軽くし、お掃除もしやすくなります。

高圧洗浄機を使う

効果が高く力も必要ない高圧洗浄機はオススメです。

鳥のフン以外にも水垢や苔、外壁汚れも落とせるパワーはすごいですよ。
手も汚れずあっという間に汚れを落とせます。

少々高価になりますが、車の洗浄や壁洗浄などにも使えるので1台あるとベンリですよ。

 

鳥のフンを落とすベンリなグッズ紹介！

今回は、以下の2点を紹介しますね。

• 外壁、玄関などの汚れを落とすブラッシングスポンジ
• アパートマンションでも使える、ケルヒャー高圧洗浄機

アズマ 外壁・玄関清掃スポンジ 洗剤不要 ブラッシングスポンジ

 

洗剤不用！水に濡らしてこするだけでOK
ブラシ繊維が外壁やコンクリートなどの表面凹凸に入り込み、汚れをかきだします。
また、グリップつきなので力が入れやすくお掃除もラクに出来ますよ。

KARCHER(ケルヒャー) ケルヒャー 高圧洗浄機 サイレント

 

コンパクトサイズなので収納にもベンリ。
また、音を抑えた水冷式静音タイプなので、住宅街でもそれほど音を気にせず使用可能。
水圧が強いので、ポーチなどの汚れもよくとれると評判です。

電線から落ちてくる鳥のフン対策は？

 

電柱や電線によく鳩やカラスなどがとまっていて、そこからフンを落とされて被害にあわれている方も結構いるようです。

そこで、電柱や電線からのフン対策としてもっとも効果的なのが・・・

電線の所轄事業会社に連絡し、電柱や電線に鳥除け対策をしてもらうこと。

電線の所轄事業会社とは・・・
たとえば、

• 電話線ならNTT東日本・西日本
• 電力線ならその地域の電力会社
• ケーブルテレビ・有線テレビならCATV会社
• 音楽有線放送なら音楽有線放送会社

などになります。

鳥のフン被害に困ってる方は全国にいるようで・・・
上記の会社に頼めば、

• 電柱にトゲ状のものを設置してくれる
• 電線にカバーや突起物をつけてくれる

などのサービスを無料で受けることが可能です。

その効果は高いようですから、ぜひこのサービスを利用してくださいね。

電柱にとまる鳥達のフン攻撃に悩まされてたのだが、思いきって東電に電話すると無償で電線に対策(とまりにくくする)するとのこと。昨日電話したら今日現地確認してくれた。普通にやってるみたいで。知らなかった。

— のりんじ (@norinji) 8 January 2013

@linus005 電気使用量のお知らせや領収書は手元にある？記載されたカスタマーセンターへ電話を！
「家の前の電柱、電線にとまった鳥のフン害で困ってます」を伝えて下さい。担当が現場確認に来ますから。立会いが必要な場合多し。
後日、鳥害対策を施工しますよ。もちろん無料で〜す。

— ラーク (@ts_LARK6) 24 January 2016

ただ、敷地内にある私設電線の場合は、「鳥害防止器」などを自分で購入し、取りつけは契約の電気工事会社などに依頼してください。

 

 

まとめ

 

鳥のフンによる汚れは、とにかくすぐに落とすことが大切です。
フンを放置しておくと、感染症や害虫発生など被害が拡大する可能性もあります。

すでに汚れてしまったコンクリートなら、今回紹介した方法やオススメ商品もお試しください。
しかし、「汚れの元を根こそぎ退治！出来るかも？」な方法もあるので・・・
もし電柱や電線に止まっている鳥による被害なら、電線の所轄事業会社に連絡して鳥除け対策をしてもらいましょう。