舌の表面に生えている白いもの、気になったことがありませんか? これは舌苔と言われるもので、誰にでも生えているものです。体調が悪くなると増えたり、まだら状になったりもするので病気の判断の指標にもなります。

また、口臭の原因の一つでもあります。なら、取り去ったほうがいいのかというと、そうでもないのが舌苔。

舌苔についてご紹介します。

舌苔の簡単な除去の方法とは?

舌苔がびっしり生えていると取りたくなるものですが、歯ブラシでごしごしやってしまうと舌の味センサーを傷つけてしまうのでNGです。

舌苔のおすすめ除去方法

1 舌苔用のブラシを使う
2 舌を口の上側に押しかけてゴシゴシこする
3 はちみつを小さじ1杯分、舌の上で転がす

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はちみつはタンパク質を溶かす性質があるので、舌苔を取る過ぎることなく除去してくれます。

またはちみつは栄養価も高いので、毎日の健康のためにもおすすめの方法です。

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舌苔の原因とは?

舌苔は、舌の上に食べ物のカスや舌からはがれおちた表皮がくっつき、口の中の細菌が繁殖したものです。

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そう聞くと気持ち悪くなりますが、ピンク色の舌の上にうっすら白い舌苔が乗っているのは正常な状態です。

ですが、この舌苔が黄色い場合は喫煙や胃の調子が悪い可能性が、黒い場合は高熱、脱水、炎症や感染症が起きている可能性があります。

舌苔は口臭の原因になる?

舌苔は細菌の塊です。普段は唾液が舌の汚れを洗い流すので細菌の繁殖は抑えられていますが、規則な生活や早食いなどで唾液の分泌が減ると、舌の汚れが落ちにくくなるので舌苔が増え悪臭の原因になることも。

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朝起きた時、口の中がネバネバして口が臭く感じるのは、寝ている間は唾液が少なくなっているため、口の中で細菌が増えるからです。

舌苔の取り過ぎには注意しよう!

口臭の原因の一つだからといって、舌苔を取りすぎるのはNGです。
舌苔には、舌を保護したり、口の中の環境を清潔に保つ役割もあります。これを「細菌の塊はないほうがいい」とばかりにゴシゴシやってしまうと、舌を傷つけてしまうことに。

そうすると防御反応で余計に舌苔が厚くなってしまうこともありますし、舌を傷つけて味覚障害が起こる可能性もあります。

舌苔の量を決めるのは唾液の量なので、熱心にごしごし取るよりは水分を取る、しっかり噛む、ガムや飴を食べるなど、唾液の量を増やすことが効果的

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専用のブラシも熱心にこするのではなく、優しくなでるように使うのがコツです。

最後に

舌苔だけが口臭の原因になっているわけではないので、熱心な舌苔ケアはNGです。逆効果になっては元も子もありませんからね。
唾液の量を増やすようにすると、舌の汚れが洗い流されるので自然と舌苔は薄くなっていきますよ。

 

by 武藤はづき

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