ハムスターの妊娠期間は、15~18日と言われています。1)

元々ぷくぷくした体系なので、一見すると妊娠していることに気が付かないこともあります。

 

子供が飼っていたハムスターからチーチー声がするので久しぶりに覗いたら、赤ちゃんが生まれてました!

どう育てたらいいのかしら?

大丈夫。

いくつかの注意点を守れば、ちゃんと育っていきますよ!

 

ハムスターの赤ちゃんは生まれたとき、小さな声で鳴きます。

 

私は小さい頃からたくさんの動物を飼育して、大学では専門的に学びました。

ハムスターもたくさん飼育しました。

 

そんな経験から、生まれたときはチラッと見て、お腹にミルクが入っているかどうかも確認します。

生まれたときは真っ赤なので、胃の中のミルクが白く透けて見えるのですよ~。

ちゃんと飲めていると安心ですよね。

 

え!?

透けて見えるの?

そんな専門的な知識、もっともっと教えてもらいたい!

お任せあれ!

 

今回は、私の知識も入れながらハムスターの赤ちゃんの、

  • 育て方・注意点
  • いつから触れる?
  • 親離れはいつ?
  • 赤ちゃんの引き取り先はどうする?

ということについて、詳しく解説していきます!


ハムスターの赤ちゃんが生まれたらどうしたらいい?育て方を解説

まずは、どうしたらいいでしょうか?

赤ちゃんの育児は母ハムスターに任せましょう。

飼い主さんは、環境づくりをしてあげましょうね!

育児に適した環境とは

  • できるだけ静かな環境で安心して育児ができるようにしてあげましょう。
  • 布を掛けてあげるのもよい。
  • 室温は、暑すぎず、寒すぎずがよい。
  • ケージの場所を急に動かすのは、母ハムスターのストレスになるのでやめましょう。
  • 赤ちゃんが離乳するまで(妊娠中~生後3週間ほど)は、ケージの掃除は控え、トイレ掃除程度にしましょう
  • 離乳するまでは赤ちゃんに人間の匂いが付かないようにする
  • あまり覗かない。
  • 栄養のある餌、水をたっぷり与える。

ハムスター 飼育環境 静かにする

赤ちゃんのためのミルクや餌など、離乳食的なものは必要?

 

赤ちゃんのためのものは、とくに必要ありません。

産後・授乳中の母ハムスターのために、栄養のある餌をあげましょうね!

 

授乳中の餌

授乳中は、普段よりたくさんの栄養が必要です。

必要な栄養も通常より変化します。

  • たんぱく質・炭水化物を増やし、脂肪を減らす・・・トウモロコシ、麦
  • 動物性の餌を増やす・・・チーズ、牛乳、にぼし
  • ビタミン・・・にんじん、ほうれん草

水分も必要ですので、新鮮な水をたっぷりあげましょう

生後1週間ほどの赤ちゃんが、お母さんのウンチを食べていました!

ハムスターの赤ちゃん

大丈夫ですよ。

ハムスターの場合、お母さんのウンチを食べて、お母さんの腸内細菌を受け継ぎます。

最初見たときはビックリしますが、自然なことですので心配要りません!

 

赤ちゃんは生後1週間ほどすると、次第に母ハムスターの残した餌を食べ始めます。

小松菜やほうれん草などやわらかい葉物野菜をあげると、赤ちゃんも食べやすいですね。

一枚のほうれん草をみんなで食べている姿など、と~ってもかわいいですよ!

こちらも参考にどうぞ

必要な栄養バランスの目安2)

  通常時 繁殖期
たんぱく質 22% 25%
脂肪 20% 10~15%
炭水化物 58% 60~65%

この表からも、通常時に比べ繁殖期は、たんぱく質・炭水化物を多くして、脂肪を減らす、ということが分かりますね!

小さな赤ちゃんに早く触りたい!

注意点なんかはありますか?

触りたい気持ちはわかりますが、ちょっと待って!

大切な注意点があります!!

次で詳しく見ていきましょうね。

ハムスターの赤ちゃんはいつから触れる?注意点を解説

ハムスターの赤ちゃんって生まれて10日も経つと動くピーナッツみたいですよね~。

かわいくて、触ってみたくなります。

離乳前に触ると、育児放棄や母ハムスターに食べられたりしてしまうこともあります

そうならないための、大切な注意点があるのです!

成長過程から順番に見ていきましょうね。

赤ちゃんハムスターの成長

まずは、基本的な赤ちゃんの成長を見てみましょう!

ハムスター 赤ちゃん 成長

  • 生後4日 毛が生え始める、体重も倍くらいになる
  • 生後5日 耳が開く
  • 生後7日 よちよち歩き、母親の餌の残りをかじり始める
  • 生後2週間 目が開き、毛も生え揃ってくる
  • 生後3週間 お乳を飲まなくなり、親と同じ餌を食べ始める
  • 生後3~4週間 親とは別のケージに分ける
  • 生後5週間 ケンカするようになるので、1匹ずつ別々のケージに分けて、大人のハムスターと同じ飼い方にする3)

いつから触れる?

ということは、生後3週間くらいから触れますか?

そうですね!

3週間を目安にケージの掃除も出来るようになります。

そうしたら、赤ちゃんにもそっと触ってみるといいですよ。

 

ただ・・・個体差もあるので、まだお乳を飲んでいる子は触らないようにしましょう

 

子供のハムスターは、大人ハムでは考えられない動きをすることがあります。

ひっくり返って暴れたり、いきなりジャンプしたりすることもあるので、気をつけてくださいね~!

 

参考までに、こちらは生後2週間のハムスターです。


毛が生え揃ってきてかわいいですね。

まだ触っちゃダメですよ~!

 

こちらは生後3週間のハムスターです。

このくらいに育てば安心です。

ケージの掃除をして、そっと触れますね。

 

赤ちゃんが巣から迷い出てしまったとき・・・

とは言え、まだ歩けない赤ちゃんがお母さんにくっついて巣から出てしまうことがありますよね。

巣の外に取り残されているときは、どうしたらいいのでしょうか?

直接触るのは待ってくださいね!

よい方法があります。

  1. まずは、様子を見る。
  2. お母さんが気が付いてくれないようだったら、母ハムスターの糞尿の匂いを手につけてそっと動かす。
  3. または、割り箸の先にティッシュを巻いて輪ゴムで留めたものを作り、糞尿の匂いをつけて使う。

 

赤ちゃんに人間の匂いが付くと、食べてしまうこともあるのです。

赤ちゃんを育てるときの注意点を次でまとめていきます。

 

注意点

母ハムスターは、ストレスによって赤ちゃんを食べてしまったり、育児放棄することがあります。

とてもショッキングな習性ですが、よく理解して飼育してくださいね。

 

母ハムスターにとってのストレスとは・・・

  • 環境の変化や騒音
  • 人間によるストレス(見られること、赤ちゃんに触ることによって人間の匂いが付くこと)
  • 水・餌が足りない(赤ちゃんを食べて補給します)
  • 他のハムスターに育児を邪魔される

 

他にも、弱っている子障害のある子も食べてしまうことがあります。

 

ハムスターは生後1週間ほどは母乳のみで育つので、育児放棄されると、残念ですが人工保育は難しいと言われています。

 

こちらには赤ちゃんを食べてしまうことについて、より詳しく書かれています。

ハムスターの赤ちゃんはいつから親離れできる?

ハムスターの赤ちゃんは生後約3週間で離乳します。

赤ちゃんの成長具合をよく見ながら、生後3~4週間で親とは分けるようにしましょう。

生後5週間をすぎると、縄張り意識が出てくるので、親兄弟でもケンカを始めます。

 

ハムスターは縄張り意識からケンカが発展して、死ぬまでつづくこともあります。

こちらも参考にどうぞ。

 

生後3~4週間のハムスターはとてもかわいいので、新しい飼い主さんに引き渡すのにも最適な時期と言えます。

 

次は、引き取り先の見つけ方を紹介していきます。

ハムスターの赤ちゃんをペットショップで引き取ってもらえるって本当?

たくさん生まれたので、ペットショップが引き取ってくれるって聞いたけど、本当?
ペットショップによっては無料で引き取ってくれるところもあるようです。

購入したペットショップに問い合わせてみるといいかもしれませんね。

しかし、引き取って貰えない場合もあります。

他にはこんな方法があります。

引き取り先を探す方法

  • ペットショップに相談して、無料で引き取って貰う。
  • 友達、知り合い、学校等に声を掛ける。
  • SNSやインターネットのサイトを利用する。
  • 近くの獣医さんやお店にチラシを置かせてもらう。

ハムスター 幼稚園 譲る

引き取り先が見つからない場合は、責任を持って育ててあげましょうね。

あまりのかわいさに手放せなくなり、ハムスターだらけ、なんてこともありそうですね!

 

参考文献:
1) ハムスター・リス・ウサギ 飼い方・育て方図鑑 p.84

2) ハムスター・リス・ウサギ 飼い方・育て方図鑑 p.85

3) ハムスター・ウサギ・リスなどの飼い方 p.63

まとめ

ポイントをまとめます。

まずは、育て方です。
育て方
  • 赤ちゃんの育児はお母さんに任せる。
  • できるだけ静かな環境にする。
  • 室温は、暑すぎず、寒すぎないようにする。
  • 赤ちゃんが離乳する(生後3週間)までは、掃除しない。
  • 離乳するまでは、赤ちゃんに触らない。
  • あまり見ない。
  • 栄養のある餌、水をたっぷり与える。

 

注意することは、母ハムスターにストレスを与えないということですね。

母ハムスターのストレスについてまとめます。

 

母ハムスターにとってストレスなこと
  • 環境の変化や騒音。
  • 人間によるストレス。
  • 餌・水が足りない。
  • 他のハムスターに邪魔される。

ストレスを感じると、育児放棄や赤ちゃんが食べられてしまう原因になります。

 

生後3週間ほど経つと離乳するので、出来ることが増えてきます。

やるべきことのまとめです。

 

生後3週間経ったら出来ること
  • ケージの掃除をしてもよい。
  • 離乳した赤ちゃんに触ってもよい。
  • ケージを分ける。
  • 新しい飼い主さんに引き渡す。

 

以前私が飼っていたハムスターが赤ちゃんを生んだときは、友人に譲ったり、インターネットで里親を探したりしました。

数匹はそのまま飼育しました。

赤ちゃんから飼育すると、かわいさも倍増しますね!

1匹でも多くのハムスターの幸せを願っています。



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