主婦の間で最近話題の“鉄製フライパン”!
鉄のフライパンを使うことで、安定して鉄分を摂取できたり、料理が美味しくなったりとメリットは耳にするけれど、何となく手入れが面倒臭そう!なんて思っている人もいるのではないでしょうか?
そこで、鉄のフライパンのメリット、デメリットや手入れの方法などをご紹介したいと思います!
鉄のフライパン、メリットは?
①鉄分摂取
なんと言っても鉄器を使うメリットは、習慣的に使用することで安定して確実に鉄分を摂取することができることです。
鉄器から溶出させる鉄は大部分が「ニ価鉄(二酸化鉄)」です。
鉄分のなかでも、腸で吸収されるのは二価鉄のみで、動物性や植物性の鉄分に比べ、非常に吸収されやすい特徴を持っています。
溶け出すと言っても、目に見えて鍋が薄くなるほど溶けるのではなく、1回の調理で1~2㎎程度。
(妊娠中や授乳中に必要な鉄分量は、一日につき15~20㎎)
ごくわずかですので、吸収率にすると鉄剤やサプリメントの方がいいですが、安定して摂取できるというメリットがあります。
鉄器もピンからキリまであり、安いものだと中国製が多いです。
口に入るものなので、安全性が気になる場合は、日本製、とくに鉄器で有名な南部鉄器のものを使うといいでしょう。
②料理が美味しくなる
鉄は熱に強く、熱の保持力が高いので、強火で短時間に調理することができます。
皮はパリパリ、中はふっくらに仕上がったり、炒飯のお米がパラパラになったりとテフロンやアルミ製のフライパンに比べ、料理が美味しくなると言われています。
③食材がこびり付きにくい
テフロン製は買った直後はこびり付かず使いやすいですが、テフロンが剥がれてしまうとこびリ付いてしまいますね。
長持ちしても2~3年で使い物にならなくなりますが、上手に使えば鉄のフライパンは一生使えます!
使い込むうちに、油が鉄板の表面を覆い、油膜を張ってくれるので食材がこびり付きにくくなります。
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鉄のフライパン、デメリットは?
①重い!
サイズにもよりますが、鉄のフライパンは、アルミ製に比べて重いです。
缶ジュースのスチール缶かアルミ缶のちがいと同じです。
毎日使うフライパンとしては、重い分不便になることもあります。
②IHだと強火の意味がない!
鉄のフライパンのメリットは強火だとお話しましたが、最近出てきている“IH対応の鉄製フライパン”の場合は、熱伝導率が低いため強火の効果がのぞめません。
鉄分吸収のためと割り切ればいいですが、残念ながら美味しさは普通のフライパンと変わりありません。
③メンテナンスが大変!
テフロン製のように洗剤で“洗えば終わり”というわけではなく、鉄のフライパンは、油を馴染ませたりと手入れが必要になってきます。
手入れをさぼるとすぐに鉄さびに繋がってしまうため、まめに手入れのできない人には不向きかもしれません。
鉄のフライパン、おすすめは?
購入のポイントとしては、直径24~28cm程度の大きさのフライパンが使いやすそうです。
重量があるので、取っ手が自分の手にしっくりくるものを選び、程よく底があるものがいいと思います。
鉄のフライパン
26cm ¥8,100(送料・税込) ※ガス・IH対応
楽天ランキング1位。デザインにもこだわったフライパン。
リバーライトきわめ
28cm ¥6,372(送料・税込) ※ガス・IH対応
取っ手交換もしてくれるので、長く使えるのが特徴!
南部鉄器“岩鋳”
24cm(フタ付き) ¥7,700 ※ガス・IH対応
南部鉄器と言えば“岩鋳”。
誰もが知っているブランドなので、結婚祝いに贈られることも。
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鉄のフライパンの手入れの方法は?
ほとんどの鉄のフライパンは、錆び止めの塗装が塗ってあります。
購入したら、まず油の馴染みをよくするために、“空焼き”してこの塗装を取り除きます。
使い始め:空焼き
- 食器用洗剤で表面のホコリやチリを洗い流し、水分を拭き取る
- コンロにフライパンを載せ、中火で加熱→温まったたら強火へ
- フライパンの真ん中が、紺色か黒色から薄い青色に変色→フライパン全体が薄い青色になるまでフライパンを動かしながら加熱
- 変色し切ったら、そのままコンロの上で冷ます
- 熱が取れたら、食器用洗剤でよく洗い、水気を拭き取る
- 乾燥後、フライパンの内側と外側の両方に薄く油を塗って完成!
焦げ付きが気になったら:油返し
- 中火で1分程度フライパンを予熱
- 多めの油をひいて、ゆっくりフライパンを回しながら温まった油を全体に行き渡らせる
- 油煙が出てきたら、余分な油を捨てて、料理スタート!
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最後に
健康志向で鉄器を使う人が多くなっているようですね。
鉄剤やサプリメントを飲むのではなく、自然に近い形で栄養を吸収したい人には、ぜひ鉄のフライパンはおすすめです。
鉄器はフライパン以外にも、鉄瓶や鉄の急須、やかんに鉄の塊を入れて沸かす“鉄卵”なども売られています。
テフロン製に比べ値段はすこし高いですが、手入れさえ慣れてしまえば、長く使うことができますし、興味のある方はトライしてみるのもいいと思います!
by lulemon
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