自家栽培の野菜を食卓に出す。憧れますよね。でも、ちょっと敷居が高そう? すぐ枯らしてしまいそう?
でも大丈夫。植物は案外丈夫なので、育つ条件さえ守ってあげればスクスク育ちます。
うちではパセリやきゅうり、トマトが育っています。無農薬なので子供にも安心です。
初心者が家庭菜園を始める際に大切なポイントについてまとめました。参考にしてみてくださいね。
初心者におすすめしたい野菜はミニトマト!
マクロミルの調査によると、育てやすい野菜ランキングで堂々の1位に輝いたのは、ミニトマト。
ミニトマトは夏の野菜なので、冬には必要不可欠な植物の温度管理が不要。またプランターでも育てることができるので、プランターによるベランダ菜園もOKです。極端に高温になる場所はダメですが、日の当たる屋外は大丈夫です。
日当たりを確保し、水やりを欠かさなければ育ってくれるので、種苗メーカーの売れ行きでも常に上位にランクインする人気ぶりです。
ミニトマトには背が高くなるタイプと、高くならないタイプがありますが、たくさん収穫したいなら背が高くなるタイプがおすすめ。
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プランターで育てられる野菜ってある?
ミニトマト以外にも、キュウリ、ジャガイモ、ナス、ピーマンなどは初心者でも育てやすい野菜です。普通サイズのトマトもおすすめ。
ベランダしかなくてもプランターさえ置くスペースがあれば、家庭菜園を作ることができるのがプランターの魅力です。また持ち運びができるので、台風などの際に避難させるのも容易。またプランターなら、もし家庭菜園を続けられなくなっても、片づけが楽チンです。
最近は、買うと意外にお高いハーブ類がプランター菜園では人気を集めています。パセリ、ミント、シソ、バジルなどは料理のアクセントにちょっと入れるだけなので、家庭菜園で育てておくと「買い忘れた!」を防ぐことができますね。それにミント類は料理以外にもハーブティーや芳香剤など、用途が幅広いのも魅力です。
家庭菜園を始めたい!準備するものは?
家庭菜園を始める際に必要なのはスコップやジョウロのような「畑仕事に必要な道具」と、種や苗、土のような「野菜を育てるのに必要な道具」です。
畑仕事に必要な道具
- シャベル・スコップ
- ジョウロ・ホース
- レーキ・クワ
- はさみ
野菜を育てるのに必要な道具
- プランター
- 土
- 化学肥料
- 鉢底石
- 麻ひも
- 支柱
あとは育てる野菜に応じて必要なものを買い足していけばOKです。
家庭菜園を始めるときの注意点は?
最低限の知識
初心者が家庭菜園を始める時は、育てやすい野菜を選ぶことが上手に育てていく上でのポイントですが、それでもその野菜に関する最低限の知識は必要です。育てながら覚えていると、トラブルが起きた時に対処できず枯らしてしまう可能性も。
水のやり方、肥料のやり方、支柱の立て方、害虫の駆除の仕方など、育てる上で必要な知識は持っておきましょう。
毎日のお世話
また、毎日のお世話は絶対に欠かせません。野菜をよく観察して、「水が足りない」「水をやりすぎている」「虫がついている」など、野菜の状況に合わせたお手入れをしてあげる必要があります。場合によっては長期間家を空けることができない、ということもあります。
生き物を育てるのですから、「欠かさずお世話をする」という覚悟は必要です。
安全への配慮
またベランダ菜園の場合は、安全にも配慮が必要です。
高層階は言うに及ばず、低層階であってもベランダから物を落とすと危険です。台風の季節になると、ベランダのものは飛ばされる可能性があります。また排水口や排水パイプを詰まらせないようにすることも大切です。
またベランダはいざというときの避難通路にもなりますから、所せましとプランターを並べるのはNG。ベランダの使い方については物件ごとにルールがありますので、集合住宅にお住まいの方は確認しておきましょう。
最後に
我が家ではトマト、なす、きゅうり、枝豆、パセリを育てています。
どの野菜も収穫シーズンにはざくざく取れるので、新鮮な野菜を思う存分食べることができます。菜園から直送の野菜はみずみずしく、おいしさも抜群です。
スーパーのもののように形はきれいではないけれど、頑張ってお世話をした野菜の味は格別です。
野菜嫌いなお子さんも、自分で水やりをし、収穫をした野菜なら興味を示してくれますよ。うちはこれでナス嫌いを克服しました。
by 武藤はづき
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