でも、意外とざらめって使えるのよ。
ざらめって意外と使い勝手が良くないと思われがちですが、実は様々な活用法があります。
そこで今回は、ざらめについて
- 普通の砂糖との違い
- 活用法
- オススメメニュー
などをお話ししたいと思います。
ざらめと普通の砂糖との違いは?
- 結晶(粒)が大きい
- 白双糖(しろざらとう)と中双糖(ちゅうざらとう)の2種類がある
- ゆっくりと溶ける
- 糖度が高い高純度の砂糖
また、ざらめは純度の高い砂糖として、疲労回復や生活習慣病の予防・改善、骨粗しょう症予防にも効果的とされます。
最大の特徴は、まず見た目から、結晶(粒)が大きいということでしょう。
そして、結晶が大きい故に、ゆっくりと溶けるのが特徴です。
氷砂糖に次いで結晶(粒)が大きいのが、ざらめです。
サトウキビや甜菜から作られた原料を、精製しきる前の段階で作られた糖で、ミネラル分や風味が残ってます。
それに比べ、上白糖は精製を経て不純物を取り除かれ、純粋な糖分だけが残ったものです。
また、サッパリ目の砂糖(上白糖やグラニュー糖)やコクのある砂糖(黒糖)などに比べ、まろやかでクセがありません。
ざらめの活用法は?適した使い方は?
- 綿菓子
- お菓子
- パン
- 果実酒
- 煮物
- すき焼き
などにも適しています。
照りやコクを出すざらめは、ゆっくり溶けて味が染み込むので、肉との相性も良く、煮物などにも適しています。
カステラやシナモンロールなどに、よくざらめが使われていますが、
特に我が家では、すき焼きは必ずざらめ!
わざわざすき焼きのために、ざらめを購入したりします。
また、肉じゃがや照り焼きなどにもオススメです。
ざらめを使ったオススメメニュー
いくつか、オススメのメニューを紹介するわね。
揚げない大学芋
まずは材料から。
- ざらめ
- さつまいも
- バター
- さつまいもを適当な大きさに切る(拍子切り・乱切りなど、お好みな形でOK)
- 水にさらす
- レンジで2を5分ほどチンする(さつまいもの量によって異なるが、爪楊枝がスルッと刺さる程度に)
- フライパンにバターとざらめを入れる
- 4に3のさつまいもを入れて絡める
チンすることで揚げる手間が省け、ざらめが少し残っている程度が、大学芋のような飴感覚が楽しめます。
ちょっとでもカロリーを抑えたい場合は、バターではなく、水を使ってもOKです。
また、お好みでゴマを振ってもいいでしょう。
サッパリ手羽元
手羽元はお手頃価格であるので、とっても経済的ですよね。
- 手羽元(6~8本程度)
- 玉ねぎ(1玉)
- こんにゃく(1袋)
- ざらめ(大さじ3)
- 生姜(チューブでもOK:小さじ1)
- ニンニク(チューブでもOK:小さじ1)
- 醤油(大さじ3)
- 酢(大さじ4)
- 酒(大さじ2)
- みりん(大さじ3)
- こんにゃくをちぎる(食べやすい大きさに)
- 玉ねぎを繊維に沿ってくし切りにする
- 手羽元とこんにゃくを下茹でし、一度ザルにあげる
- みりん以外の調味料を全部入れ、水を50ccほど入れ火をつける
- こんにゃく・玉ねぎ・手羽元を入れる
- 落とし蓋をして煮詰める(ない場合は、アルミホイルでもOK)
- 水分が減ってきたら、みりんを回し入れる
- とろみがついたら出来上がり
これは、ざらめと普通の砂糖とでは、照りが違います。
また、玉ねぎを入れることで玉ねぎと一緒に旨味が肉に絡みつくので、溶けてしまいがちな玉ねぎも入れることをオススメします。
お好みでゆで卵を入れてもいいでしょう。
最後に
いかがでしたでしょうか?
ざらめは、綿菓子だけじゃありません。
照りを求めると、ざらめが一番。
様々なお料理にも活用できるので、ぜひざらめご活用ください。