子供が綿菓子を作る際に買ったざらめが大量に余ってるんだけど、これって普段の料理に使えないものかしら?
我が家も綿菓子機で綿菓子を作る際、飴から綿菓子を作れると分かっていても、やっぱりざらめが一番美味しいから買っちゃうんだけど、結構余りがちなのよね。
でも、意外とざらめって使えるのよ。

ざらめって意外と使い勝手が良くないと思われがちですが、実は様々な活用法があります。

そこで今回は、ざらめについて

  • 普通の砂糖との違い
  • 活用法
  • オススメメニュー

などをお話ししたいと思います。

ざらめと普通の砂糖との違いは?

まず見た目から違うけど、結局何がどうざらめは普通の砂糖と違うのかしら?
ざらめの特徴からお話ししますね。
  • 結晶(粒)が大きい
  • 白双糖(しろざらとう)と中双糖(ちゅうざらとう)の2種類がある
  • ゆっくりと溶ける
  • 糖度が高い高純度の砂糖

また、ざらめは純度の高い砂糖として、疲労回復や生活習慣病の予防・改善、骨粗しょう症予防にも効果的とされます。

最大の特徴は、まず見た目から、結晶(粒)が大きいということでしょう。

そして、結晶が大きい故に、ゆっくりと溶けるのが特徴です。

その他の砂糖と比較し、以下のような点で違います。

氷砂糖に次いで結晶(粒)が大きいのが、ざらめです。

サトウキビや甜菜から作られた原料を、精製しきる前の段階で作られた糖で、ミネラル分や風味が残ってます。

それに比べ、上白糖は精製を経て不純物を取り除かれ、純粋な糖分だけが残ったものです。

また、サッパリ目の砂糖(上白糖やグラニュー糖)やコクのある砂糖(黒糖)などに比べ、まろやかでクセがありません。

ざらめの活用法は?適した使い方は?

ざらめってやっぱり、綿菓子くらいしか思い浮かばないんだけど、お菓子作りにしか向かない砂糖なのかしら?
そんなことないわよ!
  • 綿菓子
  • お菓子
  • パン
  • 果実酒
  • 煮物
  • すき焼き

などにも適しています。

照りやコクを出すざらめは、ゆっくり溶けて味が染み込むので、肉との相性も良く、煮物などにも適しています。

カステラやシナモンロールなどに、よくざらめが使われていますが、

特に我が家では、すき焼きは必ずざらめ!

わざわざすき焼きのために、ざらめを購入したりします。

また、肉じゃがや照り焼きなどにもオススメです。

ざらめを使ったオススメメニュー

確かに、お店ですき焼きを食べた際、ざらめを使っているお店もあったわ。
そうでしょ?
いくつか、オススメのメニューを紹介するわね。

揚げない大学芋

まずは材料から。

材料
  • ざらめ
  • さつまいも
  • バター

 

作り方はこちら。
  1.  さつまいもを適当な大きさに切る(拍子切り・乱切りなど、お好みな形でOK)
  2. 水にさらす
  3. レンジで2を5分ほどチンする(さつまいもの量によって異なるが、爪楊枝がスルッと刺さる程度に)
  4. フライパンにバターとざらめを入れる
  5. 4に3のさつまいもを入れて絡める

チンすることで揚げる手間が省け、ざらめが少し残っている程度が、大学芋のような飴感覚が楽しめます。

ちょっとでもカロリーを抑えたい場合は、バターではなく、水を使ってもOKです。

また、お好みでゴマを振ってもいいでしょう。

サッパリ手羽元

手羽元はお手頃価格であるので、とっても経済的ですよね。

材料
  • 手羽元(6~8本程度)
  • 玉ねぎ(1玉)
  • こんにゃく(1袋)
  • ざらめ(大さじ3)
  • 生姜(チューブでもOK:小さじ1)
  • ニンニク(チューブでもOK:小さじ1)
  • 醤油(大さじ3)
  • 酢(大さじ4)
  • 酒(大さじ2)
  • みりん(大さじ3)

 

では、作り方を紹介します。
  1. こんにゃくをちぎる(食べやすい大きさに)
  2. 玉ねぎを繊維に沿ってくし切りにする
  3. 手羽元とこんにゃくを下茹でし、一度ザルにあげる
  4. みりん以外の調味料を全部入れ、水を50ccほど入れ火をつける
  5. こんにゃく・玉ねぎ・手羽元を入れる
  6. 落とし蓋をして煮詰める(ない場合は、アルミホイルでもOK)
  7. 水分が減ってきたら、みりんを回し入れる
  8. とろみがついたら出来上がり

これは、ざらめと普通の砂糖とでは、照りが違います。

また、玉ねぎを入れることで玉ねぎと一緒に旨味が肉に絡みつくので、溶けてしまいがちな玉ねぎも入れることをオススメします。

お好みでゆで卵を入れてもいいでしょう。

私は、面倒な時、このレシピで圧力鍋にお任せしてしまいます。

最後に

いかがでしたでしょうか?

ざらめは、綿菓子だけじゃありません。

照りを求めると、ざらめが一番。

様々なお料理にも活用できるので、ぜひざらめご活用ください。