閉所恐怖症なるものがあるって聞いたことある人は多いのではないでしょうか?色々な恐怖症がありますが、閉ざされた空間に恐怖を感じる方は以外と多いんです。
実は友達がこの閉所恐怖症で、一緒に出掛けた際も友達が恐怖を感じて顔が強張り、様子がおかしいと感じることが多々ありました。
そこで今回は、閉所恐怖症について・・・
- どんな所が怖い?
- 症状は?
- 原因は?
- 病院でも治療できる?
ということをお話ししたいと思います。
閉所恐怖症とはどんなもの?
何かがどうしても怖くて自分じゃどうしようもできない恐怖症というのは色々あります。そんな中で、閉所恐怖症というのはその字の通り、閉ざされた空間に恐怖を感じるというものです。
- 飛行機
- 電車
- バス
- エレベーター
- トイレ
- 映画館
- 病院(MRI)
などがあります。囲われた空間、狭い場所、逃げ場のない場所などで恐怖を感じるというわけです。また、それ以外でも、フルフェイスのヘルメットが怖いというようなこともあります。
ひどい人になると、傘やウェットスーツすら恐怖を感じることも・・・。
閉所恐怖症だとどんな症状が出る?
- 冷や汗が止まらない
- めまい
- しびれ
- 動悸
- 吐き気
- 不安感や恐怖心が出る精神的苦痛
精神的な苦痛だけでなく、体にも症状が出るのが恐怖症です。汗が吹き出してきて止まらない。暑くもないのに出る変な汗、冷や汗。めまいがして立っていられなくなることもあります。
また、手足のしびれや全身のしびれにつながることもありますし、動悸が収まらず頭痛や吐き気を感じるまでになることもあります。
閉所恐怖症の原因は何?
- トラウマ
- 遺伝
- ストレス
- 神経過敏
トラウマ
小さい頃に押入れに閉じ込められた経験のある人は少なくないと思います。昔はそうやってしつけをした親も多いはずです。ですが、それが度を越していたり、虐待だったりした場合、脳が恐怖心として覚えトラウマとして残るんです。
それ以外でも、事故や怪我等、狭い場所で怖い思いをしたものが記憶として残り、インスピレーションするものに恐怖を感じてしまうんです。
遺伝
脳の中の感覚を司る部分が遺伝的、先天的に敏感であったりするとトラウマのような経験はなくても恐怖として強く感じることもあります。
これらは家族歴には関係なく、そういった親からなどの遺伝とは違い、生まれ持った素質や要因が原因だったりすることもあります。
ストレス
ストレスが原因で恐怖症になることもあります。ストレスは自律神経に影響します。その場合、ストレスを解消すれば治ったりもしますが、そのストレスが原因で感じた恐怖症がまた記憶として残り恐怖を感じ続ける場合もあります。
神経過敏
性格的要因、肉体的要因もあります。元々神経過敏だと心も体もデリケートだったりすると、閉所で色々な想像をめぐらせ、悪い方悪い方に考えてしまい恐怖症になることもあるんです。
閉所恐怖症は克服できる?病院で治療できるってホント?
- 原因となるものを取り除く
- 考えを変える
- 慣れる
ストレスだったりがある場合は、それを取り除くことで克服できたりもします。また、脳に残る恐怖心を解消すべく、考えを変える努力をすべく、プラス思考にカウンセリングを受ける治療法もあります。
その他には、実際に恐怖を感じることを繰り返し行い慣らすことで徐々に恐怖心を取り除いていくことは可能ですが、簡単なことではなく、精神的、肉体的苦痛も伴うため慎重に行う必要があります。
ただ、簡単に1人で克服できるものではありません。必ず周りの協力も必要ですし、一度治ったと思っても再発する場合も多くあります。
- 抗うつ剤
- 抗不安薬
閉所恐怖症は精神的な問題でもあるので、一時的に上記のような薬を用いて症状を緩和させたりすることもあります。
ですが、この薬は治療というよりもその時の症状を抑えるためであって、根本的な治療にはならないので、先ほどご説明した精神面からの長期的な治療が必要です。
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最後に
- 閉所恐怖症は閉ざされた密閉空間で恐怖を感じる
- 精神的恐怖だけでなく、肉体的異常も現れる
- トラウマや遺伝、ストレスや神経過敏が原因だったりする
- 脳が恐怖を記憶している
- 治療は難しく、症状を緩和させながら長期的に行う必要がある
閉所恐怖症っていうと、ただ狭い空間が怖いだけでしょ?と思われがちですが、恐怖を感じる空間は生活する上でけっこう出くわすものなんです。
そういうことが続くと、精神面だけでなく肉体的疲労感も相当なものです。周りの理解も大切なので、一人で解決しようとせず、焦らず気長に少しずつ治療していくようにしましょう。
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