何かいい対策はない?
私もやってみた〜い!!
毎年5月頃になるとムカデが出没する我が家。
5月頃から10月頃までは、ムカデの最盛期なので、この時期になるといつムカデが出没するかとハラハラしっぱなし。
ちなみに我が家の近くには森があるため、ご近所さんもみんな毎年ムカデの恐怖に怯えています(笑)
時期になると、他の家から悲鳴が聞こえることもしばしば(笑)
でも、森が近いから仕方ない・・・と諦めるわけにはいきません。
かといって、小さい子供がいたり、ペットを飼っていると、家の周りに撒いたりする市販の忌避剤を使うのも避けたいところ。
そんな時に、「ハッカ油がムカデよけにいい」という噂を小耳に挟んだ私は、ムカデに悩むご近所さんを巻き込んで実験してみました!
本当にハッカ油でムカデが出なくなるなら、人体に無害でしかもいい香り・・・最高ですよね。
今回は、そんなハッカ油でのムカデ対策について、紹介いたしますね。
今回の内容はこちら!
- ハッカ油でのムカデ対策をした結果・・・
- ムカデ対策にハッカ油がオススメな理由
- ムカデ対策に効く!ハッカ油スプレーの作り方
- 効果的な使用方法
- ハッカ油が使えないケースと対策
これらについて紹介しますね。
ハッカ油でムカデ対策!効果はどれくらい?
冒頭でもお伝えしましたが、毎年必ず家の中にムカデが出没する我が家でも、ハッカ油スプレー対策だけでムカデが出没しなかったんです。
そして、我が家だけの実験では、本当にそうなのかわからないので、我が家よりも森に近くてお庭のあるおうちのお友達にも同時に協力していただきました!
その結果・・・
我が家では、1匹も出没しませんでした。
友達の家では、1匹出没という結果でした。
我が家と友達の家の条件が少し違うので、説明しておきますね。
友達の家は、道路の向かい側に畑があったり庭があるということで、対策をする前は1シーズンに3〜4匹くらい出没していました。
家の外でも庭にはよく出没しているそうです。
それが、ハッカ油を散布することで、1匹だけで済んだと解釈できるかなという感じです。
またハッカ油の散布回数も、友達の家は1回のみだったというのも、1匹出てきてしまった原因かもしれません。
1シーズンだけの結果だけでは、なんとも言えないので、今後も実験を重ねて追記していきたいと思います。
来シーズンはさらに森に近く、ムカデの出没回数が多い友達も巻き込んでみる予定です(笑)
どんな結果が出るか、乞うご期待!
では、次にムカデ対策にハッカ油がオススメな理由を紹介しますね。
ムカデ対策にハッカ油がオススメな理由とは?
ムカデ対策にハッカ油がオススメな理由は・・・
- 人体に無害である
- 安価
この2点です。
それぞれについて見ていきましょう。
人体に無害である
そんな場合にオススメしたいのが、ハッカ油!
何が一番いいのかというと、人体に無害であるということ!
ネコちゃんを飼われているという場合は、別の方法での対策が必須です。
その場合については、のちほど紹介いたしますね。
ハッカ油とは、薄荷(はっか)というハーブの一種である植物から採れる精油です。
ミント味のガムや歯磨き粉などに使われる天然成分。
スーッとするあの風味、あれがハッカ油に含まれるl‐メントールなのです。
このl-メントール、人間にとっては、とても心地のいい香りなのですが、ムカデなどの虫にとっては刺激が強すぎます。
そのため、ハッカ油でバリアをすることで、家の中にムカデが入りにくくなるのです。
もちろん、ハッカ油を触っても人体には影響ありません。
ただし、ハッカ油の原液を触ると刺激が強すぎて痛く感じる場合もありますので、原液は素手で触らないようにしてくださいね。
市販のムカデ忌避剤の危険性
人体に無害なハッカ油とは反対に、市販のムカデ忌避剤は怖いのです。
ムカデ忌避剤には色々ありますが、やはり殺虫剤系の商品の場合は、人体に影響がないか心配だという方は多いですよね。
実際に、殺虫剤や忌避剤には「ピレスロイド」や「プロポクスル」という殺虫成分が入っています。
この「ピレスロイド」・「プロポクスル」は神経毒なんです。
この成分が、虫の口や皮膚から入ることで、神経をマヒさせることで虫を殺すことができるんです。
この「ピレスロイド」に関しては、人体に入ったとしても、分解されて排出されるとは言われていますが、目に見えないだけに心配ですよね。
しかも、人間に安全な殺虫成分だと言われてはいるものの、ピレスロイド系を含む殺虫剤の商品の注意書きには
薬剤は吸い込まないようにしてください。万が一吸い込んだ場合、咳き込み・喉痛・気分不快・頭痛等を生じることがあります。
とくにアレルギー症状や、かぶれを起こしやすい体質の人・病人・妊婦・子供は、薬剤を吸い込んだり触れたりしないで下さい。
と書かれています。
さらに、厚生労働省によると家庭用品等に係る吸入事故等に関する報告について、殺虫剤(医薬品等を含む)の報告件数がもっとも多く、210件(24.9%)であったと報告されています。1)
吸入事故のナンバー1が殺虫剤!?
事故として報告されるほどなんですよ。
しかも事故数ナンバー1。
これら薬剤の人体への影響として知られているものは、以下の通りです。
ピレスロイド・・・内分泌かく乱や、発がん性の可能性、粘膜への刺激など
プロポクスル・・・神経への影響・吐き気・めまい・手足のしびれ・視力低下、記憶力低下など
内分泌かく乱というのは、具体的には、生体内のホルモンの作用に影響を与えることで、とくに胎児や乳児などの成長に悪い影響を与えてしまうことです。
怖いですよね。
間違えて赤ちゃんやペットが口に入れてしまったり・・・ということを考えると気軽に使えないですよね。
市販のものでも、天然成分というものもありますが、「お子さんが口に入れたりしないようにしてください」と書かれています。
天然成分とはいえ、やはり小さなお子さんがいらっしゃるお宅では気をつけないといけないんですね。
ハッカ油は安い
20mlじゃ少なすぎない?と思ったアナタ!
余裕なんです。
私もこの20mlを購入しました。
そして、我が家のハッカ油スプレー3回分、プラス友達の家1回分を作ってもまだ余ってるんですよ。
今シーズンも、昨年の余ったハッカ油で作る予定です。
ハッカ油スプレーのレシピを伝授しますね。
ムカデに効く!ハッカ油スプレーのレシピ
ハッカ油スプレーの材料と作り方は以下です。
- ハッカ油 50〜60滴(1滴=0.05mlなので、約2.5〜3ml)
- 無水エタノール 10ml
- 精製水(水道水でもOK) 90ml
- スプレーボトル
作り方
- 無水エタノール10mlをスプレーボトルに入れる(必ずエタノールを先に入れてください)
- ハッカ油50〜60滴を1のボトルに入れて、振り混ぜる
- 2のボトルに水を90ml入れて振りまぜる
たった3つのステップで完成です。
あとは、気になる場所にスプレーするのみ!
では、次の章で、実際に我が家で昨シーズン効果のあった使い方を写真付きで紹介していきますね。
ムカデに効く!ハッカ油の効果的な使用方法
ハッカ油の効能は、ムカデを殺す効果はありません。
しかし、ムカデの侵入経路にハッカ油スプレーを吹きかけておくことで、ムカデが家の中に侵入してくるのを防ぐことができます!
ムカデの侵入経路を徹底的にマークしておきましょう。
我が家で実際にスプレーを使った場所は、
- 家の通気口
- 玄関(勝手口)
- 洗濯機の排水口
- 窓のサッシ
- 床下
この5種類の場所です。
では、それぞれ写真とともに見ていきましょう。
家の通気口
一戸建ての場合、ほとんどのおうちには、家の外側に通気口があります。
ここから床下にムカデが入り込んで、配管のスキマなどから家の中に侵入してくるんです。
まずは、ここからシャットアウト!
家の周りに、数カ所ありますので、すべての通気口にくまなくスプレーしておきましょう。
私のご近所さんには、ムカデ予防に、目の細かい網をつけている人もいましたので、そういう対策も合わせてしておくとバッチリですね。
玄関(勝手口)
玄関や勝手口は、暖かい季節になってくると、開け放しているお家もあったりするのではないでしょうか。
また、出入りする時のちょっとしたスキにもムカデはさっと入ってくることも考えられます。
また、ムカデは下側から入ってくるとは限りません。
ドアの上の方から、気づかないうちにささっと侵入される可能性もありますよ。
玄関ドアの縁全体にスプレーしておきましょう。
洗濯機の排水口
洗濯機の排水口は床下にダイレクトに繋がっています。
床下に侵入してしまったムカデがそこからお家に入ってくることも・・・。
ムカデは水場が大好き。
洗濯機付近は水分が多いので、私はこの洗濯機付近、お風呂場付近でよく見かけます。
ここもしっかりスプレーして対策しておきましょう。
キッチン・洗面所などの配管周り
また、水場つながりで、キッチンや洗面所の配管周りも侵入経路になりやすいところです。
キッチンや洗面所の配管があるところは、大抵収納になっていて、暗くてジメジメしていますよね。
ムカデが好む場所なんです。
ここにしっかりスプレーしておくことで、ムカデが快適に過ごせる場所をなくせるというわけです。
ちなみに、この2カ所ってGB・・・失礼しました(笑)
我が家ではゴキブリのことをGB(GokiBuri)と呼んでおります(爆)
キッチン下の収納は、このゴキブリなんかもすみかにしやすい場所ですよね。
ムカデってゴキブリを食べるので、ムカデのエサがいたら、それこそムカデのパラダイス!
ちなみにハッカ油は、ゴキブリも寄せ付けない効果があるんです。
ですから、ハッカ油をスプレーしておくことで、GBもいなくなるというすごい効果が!
窓のサッシ
窓のサッシも要注意!
最近の新しいおうちは、機密性が高いですが、それでも夏場は網戸にしていたり、窓を開けることも多いですよね。
網戸も古くなってくると、端の方がはがれかけてきていたり・・・なんてことも!!
そんなスキマや、網戸と窓のスキマからするりと入ってくることも考えられます。
窓のサッシにもくまなくスプレーしてくださいね!
床下
そして、もし可能であれば、床下にも対策しておきましょう。
我が家の場合、床下収納が1カ所あります。
広いお家でしたら、数カ所あるかもしれません。
床下収納があったり、床下点検口などがある場合は、ぜひ床下にもスプレーです!
我が家の場合、キッチンの床に収納があるので、キッチン下の配管からの侵入予防ができます。
皆さんもぜひ、この5ヶ所にはスプレーしておいてくださいね。
では、次にハッカ油が使えないケースとその場合の対策について説明していきますね。
今そこにいるムカデを退治するにはこちらの記事をどうぞ!
ムカデ退治をする方法8選!状況に合わせて使い分けよう
ハッカ油が使えないケースと対策
ハッカ油が使えないケースとは、先ほども少し紹介しましたが、ネコちゃんを飼ってらっしゃる方はとくに注意が必要です。
ネコは、ハッカ油をはじめとする精油を解毒分解する「グルクロン酸」という物質が、肝臓に存在しません。
そのため、精油成分が肝臓に蓄積してしまい、中毒症状が起こる可能性があります。
また、ネコ以外にも犬やハムスター・鳥などは嗅覚が敏感です。
ネコのように直接命に関わることはありませんが、ハッカ油の香りがきつすぎてストレスになってしまう可能性もあります。
そんな場合には、こちら!
天然ピレトリンマイクロカプセルという成分でムカデはもちろん、アリやダンゴムシ・ヤスデなどを寄せ付けません。
効果は約2年も持続します。
1袋3000円以下で10坪分の施工ができるのでコストパフォーマンスもいいですね。
もちろん、天然成分ですので、動物を飼っていらっしゃるご家庭でも安心して使えますよ。
ペットを飼っていてハッカ油が使えないという方や、ハッカ油スプレーを作るのが面倒!なんて方にもぴったりです。
ぜひこちらの商品も検討してみてくださいね。
殺虫剤以外にもある!おうちのムカデ対策!こちらの記事もチェック!
ムカデ対策7選!防虫剤はきく?これでバッチリさよなら~~~♪
ムカデに刺された場合の対策も覚えておきましょう
ムカデに刺された!放置したらどうなる?
まとめ
では、今回の内容をまとめますね。
- ハッカ油スプレーを散布した場合前年と比較して出没回数が減った
- 家の立地条件や散布回数によって効果は変わる
- ハッカ油は人体に無害なので安心して使える
- 市販の忌避剤や殺虫剤は神経への影響や内分泌撹乱・ガンなどが心配
- ネコには有害なので別の対策が必要
- ハッカ油スプレーの効果的な散布場所
- 家の通気口
- 玄関(勝手口)
- 洗濯機の排水口
- キッチン・洗面所の配管周り
- 窓のサッシ
- 床下
- ペットを飼っている場合にオススメなのは虫ロック「炭」
いかがでしたか?
初夏から秋にかけて出没するムカデ・・・。
本当に嫌ですよね。
強い忌避剤や殺虫剤で対策するのが、手っ取り早いのかもしれません。
しかし、人体に影響のあるものは使いたくないという場合には、ぜひハッカ油スプレーや虫ロックを使ってみてくださいね。
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