手入れを少しさぼっただけで庭はすぐ雑草だらけになってしまいますよね。

だからといって、除草剤を撒いたりコンクリートにしたくない・・・と考える人も多く、どうしたらいいか悩みの種になりがちです。

 

庭が雑草だらけで困っていたら、友達に「グランドカバー」を薦められたのだけど、グランドカバーって何かしら?

グランドカバーは、雑草対策にもなるし何より庭が明るくなるのよ!
先輩ママ
先輩ママ

へぇ~、色々知りたいな。

 

我が家の庭も以前は雑草と砂利だらけでしたが、現在は手入れをしてグランドカバーを植えました。

庭で子供を安心して遊ばせられるようになり、何より私もガーデニングが楽しくなりましたよ。

 

今回は、グランドカバーについて

  • どんなものなのか?
  • 植えてはいけないもの
  • 適しているもの

などについて説明したいと思います。

グランドカバーとは?

グランドカバーって、何ですか!?
詳しく説明していきますね。

グランドカバーとは、地面を覆うように広がって生息する植物の総称です。

名前の通り、グランド(地面)カバー(覆う)する植物のことですね。

 

代表的なものは芝ですが、ほふく性のある植物や、地面を覆うくらいで背丈の短い植物などが使われます。

グランドカバーは、こんなメリットがありますよ。
先輩ママ
先輩ママ

  • 雑草対策になる
  • 雨風で土が流れたり飛ぶのを防ぐ
  • 横に広がる性質のものは、緑のカーペットになる
  • 踏まれても大丈夫な強い品種が選ばれる
  • 芝のように広くカバー
  • 庭の小道やちょっとした隙間を緑で演出できる
  • 見た目がいい

 

グランドカバー メリット

いいことづくめですよね!

手入れがほとんど不要な植物が多いのも嬉しいポイントです。

実際の様子を見てみましょう。
先輩ママ
先輩ママ

このように、数種類のものを混ぜて植えてもかわいらしいですね!

 

わぁ~素敵!

こんなお庭にしたいけど、何を植えたらいいのかな・・・。

植えてはいけないものもあるのかしら?

では、次で詳しく説明していきますね!
先輩ママ
先輩ママ

グランドカバーは、何でもいいわけではありません。

実は、知らずに植えると大変なことになる植物もあるんですよ。

植えてはいけないものもあるって本当?

悩めるママ
悩めるママ
どんな植物は植えないほうがいいのですか?

こんな植物は注意が必要です。
先輩ママ
先輩ママ

グランドカバーに植えてはいけないもの・・・それは、繁殖力が旺盛でどんどん増え続ける植物です!

  • ランナーや地下茎で増える植物
  • 種が大量にこぼれ落ち、翌年いっせいに発芽するもの
  • 根が少しでも残っていたら復活するもの

 

このような植物は、手に負えなくなってしまう可能性があります。

ただし、庭一面をその植物にしたい場合には、いいかもしれません。

どんな庭にしたいのかを考え、隣家の庭まで繁茂しないように配慮しましょう。

では、実際にどんな植物があるか、紹介していきます。
先輩ママ
先輩ママ

こんな植物は注意!

  • ミント
  • ツルニチニチソウ
  • カタバミ
  • ドクダミ

グランドカバー 注意 植えてはいけないもの

1つずつ説明していきますね。
先輩ママ
先輩ママ

ミント

ミントは清涼感のあるハーブで人気がある一方、繁殖力がとても強いことでも有名です。

通常のミントは背丈も高く、グランドカバーには向かないのですが、ペニーロイヤルミントという品種はグランドカバーにも使用できます。

ツルニチニチソウ

元気いっぱいの緑色の葉に、紫のかわいらしい花が咲くため、庭に植えるかたも多いです。

ただし、2株植えただけで庭全体に増え続けた、なんてことも。

とても丈夫で強く、増え続けます。

ツルニチニチソウ・ミントの口コミです。

恐ろしいですね・・・。

刈り取っても復活するほど強いのですね。

カタバミ

小さな丸い葉に黄色い花の咲く、かわいらしい野草です。

地上に這うように茎を伸ばして増え続け、地中の根は深く、根絶が難しい植物とされています。

ドクダミ

とても強く地下茎を伸ばして増えるため、庭のあらぬところから生えてきます。

臭いもきついため、グランドカバーには不向きです。

 

強すぎるものは植えないほうがいいってことですね。

では、どんなものが適しているのかしら?

次で説明していきますね!

どんなものがグランドカバーに適しているの?

グランドカバーにいいのはどんな植物ですか?
こんな植物がいいですよ!
  • 踏まれても丈夫
  • 這うように横へ広がるほふく性のもの
  • 多年草(冬になっても根が枯れずに、2年以上そだつもの)
  • 常緑(冬になっても落葉せずに、緑色の葉が残るもの)
  • 日陰でも育つ
  • その土地に合ったもの

 

グランドカバーに適している植物は、丈夫で長い間緑色が楽しめるものがいいとされています。

人が歩く場所に植える場合は、踏まれるのに強く背丈の短い植物がオススメです。

こんな植物もグランドカバーにできます!
先輩ママ
先輩ママ

  • 花が咲く植物
  • ハーブ
  • 多肉植物

花が咲くと変化が見られて嬉しいですよね!

食用に用いたり、香りも楽しめるハーブもオススメです。

多肉植物は、ぷっくりした葉がとてもかわいらしく癒されますよ。

 

グランドカバーって、色々な植物を植えることができるのですね!

迷っちゃうな~。

 

では、実際に皆さんのお庭を覗いてみましょう。

 

グランドカバーに人気のイワダレソウです。

白く小さな花がかわいいですね。

 

多肉植物のセダムです。

もこもこしていて、とてもかわいらしい庭になりますね。

セダムは寒さに強いですが、踏まれるのに弱い一面も。

強いのですぐに復活しますが、あまり踏まれない場所に植えるといいですね。

 

タマリュウを植えると、和風な庭を演出できますよ。

踏まれるのに強いので、駐車場沿いに植えるかたも多く見られます。

 

ワイルドストロベリーのように、花と実が楽しめるグランドカバーもオススメです。

我が家も一部に植えています。

 

ちなみに、我が家のグランドカバーはこんな感じです。

グランドカバー タイム ハーブ

玄関前アプローチタイルの横にグリーピングタイムを植えています。

ローマンカモミールも混ぜて植えましたが、冬の寒さで枯れてしまいました。

グリーピングタイムは薄紫色の花が咲き、かすかにタイムの香りが楽しめます。

まとめ

まとめます。

  • グランドカバーとは、地面を覆うように広がって生息する植物の総称
  • 雑草対策や雨風で土が飛ぶのを防いだり、庭を緑で演出することができるなど、メリットが多い
  • 植えてはいけないもの・・・繁殖力が旺盛でどんどん増え続けてしまう植物
  • 適しているもの・・・丈夫で常緑の植物

 

庭の特性(日当たり・水はけ・広さなど)をよく見て、どのような庭にしたいのか考えて、グランドカバーの品種を選ぶといいですね。

庭にグランドカバーを植えてみてはいかがでしょうか。

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