目止めってご存知ですか?
???
よくわからないので教えてください。

焼き物には、「陶器」と「磁器」があり「陶器」は目止めが必要といわれています。

  • 陶器→陶土といわれる土を原料としてできている
  • 磁器→陶石といわれるものを砕いて粘土状にしたものを原料としてできている

土鍋は陶器に分類され、文字通り『土でできた鍋』のことです!

土鍋には釉薬(ゆうやく)が塗られており、耐水性があるとされていますが底の部分は素焼きのままの状態となっています。

素焼きのままだと、耐水性がなく目には見えませんが小さな穴が空いているんですよ。

目止めとは、土鍋のコーティングです。

この作業を行うことで、穴を塞ぎ水漏れを防ぐことができるんですね。

今回は、

  • 目止めに必要なものや方法
  • 目止めをしないとどうなるか
  • 土鍋の蓋も目止めが必要なのか
  • 土鍋以外で目止めが必要なもの

について、紹介していきます。

土鍋の目止めの方法は?

さっそく、 目止めについて紹介しますね。

目止めをする際に用いるもの

  • 片栗粉を使用する
  • 小麦粉を使用する
  • おかゆを炊く
  • 米のとぎ汁を使用する

これらのでんぷん質を使って、膜を張り土鍋の小さな穴を塞ぎます!

  • 牛乳を使用する

牛乳に含まれるカゼインというたんぱく質も目止めに効果的ですよ。

 

目止めに使う材料のイラスト

 

 

目止めを始める前に大切なこと
  • 土鍋を真水できれいに洗い、完全に乾かしておくことが重要(とくに底の部分)
  • 完全に乾ききる前に、目止めを行うとひび割れの原因となる

 

片栗粉や小麦粉を使った目止めの方法

目止めの材料のイラスト

 

普段、キッチンにあるもので簡単にできます!

1.土鍋の8分目まで水をいれ、片栗粉または小麦粉を大さじ1~2杯入れる

2.土鍋を火にかけ、弱火でコトコト1時間程度沸騰させる

3.火を止め、一晩そのままの状態で冷ます

4.中身を取り出し、よく洗って乾燥させる

 

一晩置くことで、片栗粉や小麦粉のでんぷん質が土鍋の細かな組織に浸透し水漏れやひび割れを防止します。

おかゆを炊く方法

この方法が、一番効果があるといわれているんです。

1.土鍋の8分目まで、水を入れ(お湯でもよい)茶碗1杯分のご飯を入れる
(お米ではなく、残りご飯を使用する)

2.ご飯をほぐし、吹きこぼれないようにゆっくり炊き込む

3.おかゆが炊けたら、土鍋の中で冷ます(1時間以上)

4.中身を取り出し、よく洗って乾燥させる

 

炊いたおかゆは食べられます。

ゆっくり炊くことで、でんぷん質が多くお米から出ますよ。

 

目止めのイラスト

 

土鍋は急激な温度の変化に左右されるので、必ず弱火で炊いてくださいね。
お米からではなく、残りご飯を使うのはなぜですか?
時間の短縮が目的ですよ!

 米のとぎ汁を使う方法

目止めの画像

 

片栗粉や小麦粉を切らしている場合に!

1.土鍋の8分目まで米のとぎ汁を入れる

2.弱火で10~20分程度沸騰させる

3.火を止め、土鍋を冷ます

4.完全に冷めたら、きれいに洗い乾燥させる

 

米のとぎ汁は、でんぷん質が少ないとされていますが片栗粉や小麦粉を切らしている場合や残りご飯がない場合などは行ってみてください。

牛乳を使う方法

目止めのイラスト

 

この方法も簡単です。

1.牛乳を土鍋の8分目まで入れる

2.弱火で10~20分沸騰させる

3.火を止め、土鍋を冷ます

4.完全に冷めたら、きれいに洗い乾燥させる

 

牛乳に含まれる「カゼイン」といわれるたんぱく質の粘性が、でんぷん質と同じように土鍋の細かな組織に浸透し膜を張ります。

 

目止めの方法はわかりました。
すぐに使いたい場合はどうしたら良いですか?

 

そんな方にはこちら!

目止め不要の土鍋があるんですよ。

それは・・・

セラミック加工がされている土鍋です。

 

セラミックは、土が細かいとされていて水漏れなどの心配がありません。

また、臭い移りもほとんどないといわれています。

  • 買ってすぐ使える
  • 目止めの必要なし
  • 臭い移りなく、手入れが簡単

など、目止めが面倒な方にはオススメですね。

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そもそも、目止めとは?しないとどうなるの?

目止めをしないと、土鍋が使えないというわけではありません。

目止めをすることで、買ったときの状態を保ち長く愛用できることになります!

 

目止めの効果はコレ!

  • 水漏れを防ぐ
  • ひび割れを防ぐ
  • 色の染み込みを防ぐ
  • 臭い移りを防ぐ

土鍋には、目に見えない小さな穴がたくさん空いていることはお話しましたね。

 

目止めをしないで土鍋を使い始めると
  • 土の臭いが溶け出しお料理に染み込んでしまう可能性がある
  • 料理自体の臭いが、土鍋に移りほかの料理をするときの支障になる可能性がある
  • 小さい穴から水分が染み出し、ひび割れの原因となる

 

目止めの方法は簡単ですし、身近にあるものでできるので必ず目止めを行ってから土鍋を使い始めることをオススメします。

土鍋の蓋も目止めしたほうがいい?

目止めのイラスト

 

土鍋の蓋には、釉薬が塗られているものもあります。

釉薬が塗られているものは、目止めの必要はありませんね。

土鍋の蓋は、直接火にかけるもではないし・蓋に水漏れは関係ないとされることもあり、目止めはしても・しなくてもよいといわれています。

もし、蓋が割れてしまった場合など、蓋だけでも購入できる土鍋があるということ知っておくとよいでしょう。

土鍋以外にも、目止めをしたほうがいいものってある?

土を原料としている陶器は、目止めが必要とされています。

素焼きのままのお皿や茶碗・湯飲みなどは、目止めが必要!

原料の土は粗く、吸水性が高いとされるからです。

土鍋と同じように、臭いがつくことを防いだり・水漏れを防ぐ効果が期待できます。

 

しかし、目止めをするとカビが生えやすくなったり・臭いの原因となることもあるとされていますよ。

また、急激な温度変化に弱く割れやすいともいわれていますので、目止めの方法にも注意してくださいね。

しっかりと、取り扱い説明書を読んで使用することが大切となります!

https://twitter.com/tamyfeb8/status/670238337987317761

目止めの方法

土鍋を目止めするときと同じように、小麦粉や片栗粉を使用します。

1.大き目の鍋(土鍋位の大きさ)に水を8分目までいれ、小麦粉か片栗粉を大さじ1~2杯入れる

2.器を鍋に入れ、弱火にかける

3.沸騰したら火を止め、そのまま冷ます

4.冷めたら器を取り出し、器のぬめりを洗い流し乾燥させる

 

素焼きのままの陶器は、目止めをすることで長く愛用することができますね。

まとめ

今回のポイントをまとめます。

  • 土鍋の底は釉薬が塗られていないため、使用する際は目止めが必要である
  • 目止めのには、水漏れを防ぐ・ひび割れを防ぐ・色の染み込みを防ぐ・臭い移りを防ぐ効果がある
  • 目止めに使用するものは、片栗粉・小麦粉・おかゆ・米のとぎ汁・牛乳がある
  • 土鍋の蓋は、目止めをしても・しなくてもよい
  • 素焼きのままの陶器は目止めが必要である

 

土鍋は、鍋料理・ご飯を炊くなどに使うほかにも、煮物や焼き料理などにも使用することができる万能なものです。

また、温まると冷めにくいなどの余熱を保つ効果も高いとされていますね。

万能に使える土鍋!

陶器の特徴を理解して、初めて使うときには目止めを行ってくださいね。

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