西日本に限らず、全国で発症が確認されている「マダニ感染症」。
治療薬はなく、致死率も高いマダニ感染症ですが、危険性はあまりよく知られていません。

そこで今回は、このマダニ感染症について詳しくお話したいと思います!

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マダニからの感染症とは?

 

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マダニ感染症とは、野山に生息するマダニに刺されることで感染症を引き起こす病気です。

主な感染症は、

①SFTS(重症熱性血小板減少症候群)
→SFTSウイルスを保有する“マダニ”に刺されることで感染②日本紅斑熱、ライム病、回帰熱
→リケッチアや細菌など病原体を保有する“マダニ”に刺されることで感染

※すべてのマダニがウイルスを保有しているわけではありません。

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マダニ感染症の症状は?潜伏期間は?

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【SFTS】
潜伏期間:ダニに刺されてから、6日~2週間
症状:原因不明の発熱、食欲低下、下痢、吐き気、嘔吐、頭痛、咳、紫斑、下血
重症化すると、死亡する可能性も

【日本紅斑熱】
潜伏期間:ダニに刺されてから、2日~8日
症状:高熱、発熱、手足や体幹部に紅斑(痒みや痛みはない)
重症化すると、死亡する可能性有り

【ライム病】
潜伏期間:ダニに刺されてから、1週間~3週間
症状:インフルエンザ様症状、刺された部分の紅斑
症状が進むと、皮膚症状、神経症状、心疾患、筋肉炎、関節炎、眼症状などが見られる

【マダニ媒介性の回帰熱】
潜伏期間:平均15日
症状:風邪のような症状、時に意識障害、呼吸不全、出血症状などが見られる

いずれの症状にも個人差があり、ダニに刺されたことに気付かなかったり、刺し口が見つからない場合もあります。
可能性のある方はすぐに専門の受診をおすすめします。
受診時は、できるだけ詳しい情報を伝えた方がいいでしょう。
(ex.〇月〇日:キャンプをした/〇月〇日:畑仕事をした)

マダニ感染症を予防するには?

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現在、マダニ感染症に対する予防ワクチンはありません
一番の対策としては、やはりダニに刺されないことでしょう。

できるだけ草むらに入らないのがいいですが、もし入る場合は以下のことに気をつけてください。

■長袖、長ズボン、帽子、手袋着用(肌の露出をしない
草の上に直接座らない(敷物を敷く)
■服やタオルを地面に置かない
虫除けスプレーの使用
■帰宅後はすぐにシャワーを浴び、着替える(マダニ付着の可能性を除く)

そもそもマダニってどんなところに生息しているの?大きさは?

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マダニは家ダニとは全く別物
です。

家ダニは目に見えないくらい小さいですが、マダニは肉眼で確認ができます。
その大きさは、成虫で3~8ミリほど。
噛まなければ、付着しただけでは問題ありませんので、慌てずに取り除いてください。

マダニは、シカやイノシシ、野ウサギなどがマダニを運ぶことで生息範囲を広げていきます。
野生動物がいる場所にはできるだけ近づかないのがいいでしょう。
街だからといって安心できるものでもなく、現在は田畑のあぜ道や公園などありとあらゆる場所に生息しています。
木の葉や草むらの土の表面に生息しやすいので、注意をしてください。

また犬や猫にもマダニは付いてしまいます
ペットを室内に入れる時は、十分にチェックをしてから入れるようにしましょう。

最後に

カナダのロック歌手、アヴリル・ラヴィーン(30)も2014年春にマダニに噛まれたそうです。
ライム病に感染し、約5ヶ月の寝たきり生活を強いられたとか。

まだまだマダニの活発な時期(春~秋)です。
できるだけマダニのいそうな場所へは行かないようにすることが大事ですが、もし万が一の場合には、すぐに専門を受診するようにしてください。

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