運転免許証が見当たらないと、「悪用されないか」「運転はできるのか」「再交付はどこで、いくらかかるのか」と不安になります。免許証は身分証明として使う機会も多いので、早めに動くほうが安心です。
この記事では、免許証を紛失したときの対応を順に整理します。手続きの窓口や手数料、必要書類は都道府県で異なるため、警視庁(東京都)と長野県警察の公式案内をもとにした例を紹介し、最後にお住まいの都道府県で確認する点をまとめます。

結論

  • まず落ち着いて探し、見つからなければ警察へ届け、運転免許試験場・運転免許センターなどで再交付を申請する
  • 再交付は本人が窓口へ行くのが基本(東京では代理申請は不可)
  • 手数料は免許の保有状況で変わる。警視庁の案内では、免許証のみの再交付は2,600円
  • 必要書類・受付日時・窓口は都道府県で違うため、お住まいの警察の公式サイトを確認する

免許証をなくしたときの手順

  1. もう一度探す:自宅、車、カバン、直前に立ち寄った場所を確認します。
  2. 悪用が心配なときは警察へ:紛失の届出(遺失届)や、盗まれた場合の被害届をすぐに出しておくと安心です。届出の要否や受理番号が必要かは、都道府県で異なる場合があります。
  3. 再交付の窓口を調べる:住所のある都道府県の警察の公式サイトで、受付場所と日時を確認します。
  4. 必要書類を用意して、窓口で申請:本人確認書類や写真などを持参します。
  5. 新しい免許証を受け取る:当日に交付される窓口もあります。

再交付を受けるまでは、免許証を手元に携帯できない状態です。運転は控え、再交付を急ぎましょう。

再交付の受付場所と日時の例

東京都(警視庁)の場合

警視庁の案内では、紛失・盗難による再交付の受付場所は府中・鮫洲・江東の各運転免許試験場です。受付は平日(月〜金)の午前8時30分から午後4時までで、土日祝日と12月29日〜1月3日は受け付けていません。有効期間内の免許であること、住所が東京都内にあることが条件です。申請は本人が窓口に出向く必要があり、代理人による申請はできません。

長野県の場合

長野県警察の案内では、受付は運転免許センターと飯田警察署で、住所地による管轄は問わないとされています。受付は平日の決められた時間帯のみ(免許センターは午前10時〜11時と午後2時30分〜3時30分)で、即日交付(約1時間)とされています。
このように、窓口や受付時間は県によって大きく異なります。時間が限られる県もあるため、出かける前に確認してください。

必要書類の例

警視庁の案内では、次のものが挙げられています。

  • 現在の免許証(遺失の場合は、手元に残っているもの。免許証とマイナ免許証の両方をもっているなら、残っている方)
  • 写真(試験場で撮影する場合は不要。パスポート用の写真を持参するか、試験場の写真機を使用)
  • 氏名・住所・生年月日がわかる書類(マイナンバーカード、パスポート、住民票の写し(マイナンバーなし)、学生証、社員証など)

パスポートのように住所の記載がない書類は、住所がわかる書類が別に必要です。長野県の案内では、申請用の写真1枚(縦3cm×横2.4cm、6か月以内に撮影)と、自分で決める4桁の暗証番号2組が必要とされています。県によって求める書類が違うため、公式サイトの一覧を確認してください。

再交付の手数料

警視庁の手数料表(2025年3月24日以降)では、紛失等による再交付は次の金額です。

紛失した状況 再交付後の保有 手数料
運転免許証のみ 運転免許証のみ 2,600円
マイナ免許証のみ マイナ免許証のみ 1,500円
両方を紛失 運転免許証のみ 2,600円
両方を紛失 マイナ免許証のみ 1,500円
両方を紛失 2枚保有 2,700円

長野県警察の案内でも、免許証とマイナ免許証の両方を持っている人の場合、免許証のみの再交付が2,600円、マイナ免許証のみが1,500円、両方が2,700円とされ、金額は同じです。一方、マイナ免許証のみを持つ人が免許証のみを再交付する場合などは金額が異なる例もあります。また、両方持っていてマイナ免許証だけを紛失した場合、「免許保有状況変更届出書」を出せば手数料は不要とされています。仮運転免許証は長野県で1,050円です。
手数料は改定されることがあるため、申請前に公式サイトの手数料表をご確認ください。

マイナ免許証をなくしたときの注意

マイナ免許証(マイナンバーカードと一体化した免許)を紛失した場合、マイナンバーカードの再交付は警察の窓口ではできません。警視庁の案内では、先に市区町村の窓口でマイナンバーカードの再交付を受けてから来場する必要があるとされています。カード自体の紛失に関する手続きは、各自治体や公的機関の案内に従ってください。

免許更新と重なるときは

警視庁の案内では、更新手続きと再交付を同時にできますが、手数料は更新分のみとされています。更新期限が近いときは、更新の窓口で合わせて相談する方法があります。

ほかのものも紛失したときは

財布ごとなくした場合は、免許証以外にも悪用が心配なものがあります。クレジットカードはクレジットカードを紛失したら?悪用を防ぐ手順と再発行・補償・連絡先、パスポートはパスポートを紛失したら再発行はどうする?海外の場合は?、車検証は車検証を紛失したら?悪用の心配と再交付の手続き・必要書類・理由書、罰金50万円以下で手順を解説しています。

よくある疑問(Q&A)

Q1. 免許証がなくても本人確認はできますか?

マイナンバーカードやパスポートなど、別の本人確認書類が使える場面もありますが、窓口ごとに受け付ける書類は異なります。再交付の申請でも、氏名・住所・生年月日を確認できる書類が求められます。

Q2. 代理人が申請できますか?

警視庁の案内では、代理人による申請は受け付けていません。他の都道府県も本人申請が基本ですが、詳しくは各県警の案内でご確認ください。

Q3. 再交付までどのくらいかかりますか?

長野県では運転免許センターなどで即日交付(約1時間)とされています。ほかの都道府県でも当日に交付される窓口がありますが、窓口によって違うので公式サイトで確認してください。

Q4. 再交付のあとで古い免許証が見つかったら?

取り扱いは都道府県で異なる可能性があるため、再交付を受けた窓口や警察に確認してください。

まとめ

免許証を紛失したら、探しても見つからないときは警察へ届け、住所地の都道府県の窓口で再交付を申請します。警視庁の案内では、免許証のみの再交付手数料は2,600円で、本人が平日に窓口へ行く必要があります。窓口・受付時間・必要書類は都道府県で違うため、お住まいの警察の公式サイトで確認してから向かってください。

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