毎年この季節になったら流行するのがノロウイルス。
大人でも子供でも感染すると24時間~48時間ほどの潜伏期間を経て、感染症や食中毒症状が出てきます。主な症状として嘔吐や下痢。お腹がチクチクと痛みだし、徐々にこみ上げるような痛みや吐き気が出てきます。
そして、吐き気がおさまると水のような便が出る下痢症状が続きます。
私自身もノロウイルスになり、また家族にも広がり、主人も仕事に行かないといけないけど、トイレから出れないという状況になり、「ノロウイルスになったので休ませてください」と職場に連絡したはいいが、「じゃあいつから出て来れそう?」と問われ返答に困ったという経験があります。
仕事をしている人にとったら、なかなか休めない仕事でも下から上から出るので行きたくてもなかなか行けずに職場にいつ復帰できるか分からず困るという方も多いでしょう。
症状や期間は人それぞれですが、仕事復帰までのだいたいの目安と、参考となる情報をまとめてみました。
体験談と共にどうぞ!
ノロウイルスに感染したら仕事復帰はいつからできる?
ノロウイルスによる感染性胃腸炎は、学校保健安全法の中で学校感染症には指定されていないので、法律的には出席停止期間は定められていないというのが現実です。なので、仕事をしている社会人でも同様、出席停止期間は定められていません。
しかし、ノロウイルスは感染力が非常に強いので、菌を排出してる期間は感染した人が触った物からも感染してしまうこともあり、菌をまき散らしてしまい感染拡大する可能性があるので基本的には休まなければいけません。
また家庭などでの原因となってしまうのが、嘔吐した吐しゃ物を介しての感染です。手を洗おうとドアノブや電気スイッチを触ったことによっても、そこの菌が付着し感染の要因ともなります。
うちの場合は幼稚園や学校にも行っていない子供が突然嘔吐。あまりに突然のことにびっくり。場所はすぐに洗えないカーペットの上。
びっくりしながらもまず、吐いた子供をきれいにし、それから知識としてはあった対処法として、吐しゃ物の上に濡らしたキッチンペーパーをかぶせ、一回拭き取るごとにビニールを縛り捨て、最後には濡れ雑巾で叩くように拭き、雑巾もペーパー同様ビニールに包んで処理しました。
それからキッチンハイターを水で薄め、私と子供が触ったドアノブや電気スイッチ、蛇口などを拭きあげました。でも、洗えないカーペット除菌スプレーはしたんですが・・・私にうつったのも時間の問題でした。
そして子供はどこでうつったのか?・・・後々分かったのが、主人が症状が軽かったけど、子供の前に下痢をしてたそうなんです。その主人が洗面所で歯磨きをします。その洗面所で排水溝を触ったり、悪戯をしていた子供・・・どうやらそこで感染したものと思われます。
しかし、会社をいつまでも休むわけにはいきませんし、とりあえず症状が治まって、体が楽になったら出勤するという人も多いでしょう。
もし、症状が治まって出勤するのであれば、しばらくは菌を排出しているということを忘れず、手洗いはこまめに行い、アルコール除菌のスプレーなどを常に携帯して除菌することを怠ってはいけません。
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ノロウイルスに感染したのに休めない!?
しかし、会社によってはノロウイルスに感染した場合の出勤停止期間が予め決められているところもあるので、まず確認してみると良いでしょう。
感染したら休むのがマナー
基本的には感染力が非常に強いノロウイルス、周りにうつさないためにも休んで欲しいものですよね。しかし、仕事でかわりがおらず、休みたくても休めないという方もいらっしゃるでしょう。
必要最低限のマナーは必要です。まずはマスク、トイレに行った後はしっかり手を洗い、職場にない場合は自主的にアルコール除菌を持参しておくのも良いでしょう。
症状があるのに出勤しなければいけないの?しかし、実際上司に出勤を命じられるという場合も多く聞かれます。
実際に、知人の体験談です。「ノロウイルスで嘔吐は止まったけど、下痢がおさまらないと言ってるのに、かわりがいないので這ってでも出勤するようにと言われ(これお尻にあてといて)と、ナプキンを渡された」という人も・・・
ノロウイルス感染後の出勤は慎重に!
しかし、本来なら症状のあるうちはしっかり自宅で休養をとり、症状が落ち着いてからも数週間、菌は体内に潜んでいることを頭に置き、手洗い、うがい、除菌、マスクは徹底し、感染拡大とならぬよう気を付けて頂きたいものです。
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まとめ
- 感染経路は牡蠣などの二枚貝が持つ菌や、人の手を介して感染し、感染力が非常に強い
- 下痢や嘔吐の症状がある期間は休むべき
- 排菌期間は数週間と非常に長く、症状がおさまっても体内に菌が残る
- 法律で決められた出勤停止期間はない
いかがでしたでしょうか?ノロウイルスも法律で出席停止期間を定めて欲しいものですよね。一度なったことがある人にしか分からないきつさ。そして何より怖い非常に強い感染力。
しかし、実際にはどんなにきつくても休めない場合もあるということを頭に置き流行の時期には予めに念入りに予防しましょう。
予防の基本はとにかく石鹸による手洗いです。トイレの後、調理前、食事の前、要所要所でしっかり手を洗う事を習慣化しましょう。
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