【中学受験対策】日本の水産業！漁港や漁法・地球環境に関する問題32問

公海は、経済水域外で、どこの国にも属しません。

領海12カイリ内で行われる、小型船を使った日帰りで行う漁業を、沿岸漁業といいます。

中型船を使い、経済水域(200カイリ)内で行う漁業を、沖合漁業といいます。

日本の経済水域の外の公海や、他の国の経済水域内で行う漁業を、遠洋漁業といいます。

1970年代に起こった、オイルショックで、燃料の値段(ねだん)が上がったことで、遠洋漁業の魚かく量が大幅に減少しました。

オイルショックで、燃料の値段が上がったことで、大きく水揚げ量がへりました。

沿岸から200カイリの経済水域を設定したことで、遠洋漁業が制限されるようになり、漁獲量がへりました。

海のミルクともいわれる「かき」の養殖がさかんです。

静岡県の浜名湖では、うなぎの養殖がさかんです。浜名湖名産の「うなぎ」をテーマとしたお菓子「うなぎパイ」は、静岡のお土産お菓子としても有名ですよね。

栽培漁業といいます。魚では、ひらめ・まだい・にしん・とらふぐ・きじはだ・かさご・かれい類などが栽培漁業の対象となっています。

世界一の漁かく量をあげているのは、中国です。

日本人の食生活が洋風化し、魚介類中心の食生活から肉類を多くとるようになったことが関係するといわれています。

漁かく量の多いいわしは、魚へんに弱いで「鰯」と書きますが、いたみも早く肥料や養殖魚のエサとしても使われていました。

いわしやさばは、主にまきあみ漁法でとられています。

かつおは、はえなわ漁法でとられます。

すけとうだらは、底引き網漁法でとれ、卵ははらこ、身はかまぼこやちくわなどに使われます。

さけの卵は、いくらです。

いかつり船という専用の船で、暗いところで灯りに集まる習性を使い、夜間に灯りをつけていかをとります。

おせち料理は、一つひとつに一年を幸せに過ごせますようにと、様々な願いが込められています。

銚子港は沖合漁業の基地でさば・いわし・さんまなどの中型魚の水揚げが多くなっています。

サザエさんかい！と言うツッコミはおいときまして・・・焼津港は遠洋漁業の基地となっていて、かつお・まぐろが多く水揚げされています。

境港はかにの水揚げ量が多いことで知られています。

釧路港ではすけとうだら・さけ・まずなどが多く水揚げされます。ちなみにすけとうだらの卵がたらこになります。

八戸港はいかのの水揚げ量が多いことで有名です。八戸港＝いか！と覚えておきましょう。

大陸だなは多くの魚が集まる良い漁場となっています。ちなみに潮目は寒流と暖流が出会うところで、こちらも良い漁場となっています。

さけ・ますに次いで、えびの輸入量が多いです。

日本の魚介類の輸入先として、中国が18%ともっとも多くなっています。

ベトナムや、インドネシアなどの東南アジアから多くえびは輸入されています。

クロマグロやニホンウナギは、乱かくにより、絶滅の恐れがあるとされています。

マングローブという熱帯林を切り開いて養殖池を作ることで、環境破壊につながってしまっています。

クロマグロの完全養殖に成功し、絶滅の危機を救う試みが注目を集めています。

けやきなどの樹木を植林して森林の保護を行うことで、環境保護の取り組みとなっています。