でも、安心して!
噛まれた時の対処法をまとめてみたよ!
今回は、猫に噛まれた時や引っかかれた時はどうしたらいいのかについてまとめてみましたよ!
内容はこちら。↓
- 猫に噛まれたら何科に行ったらいい?
- パスツレラ症(Pasteurella multocida)とは?
- 猫に噛まれた時の応急処置はどうしたらいい?
- ひどい出血の時はどうしたらいい?
- 猫にひっかかれたり噛まれたことから発症するおそれのある感染症は?
それでは、最後までお付き合い下さいね♪
☆この記事の目次☆
猫に噛まれた!何科に行ったらいい?
何科にいけばいいの?
皮膚科か外科に行きましょう。1)
猫に噛まれたら、まずしっかり手を洗い、必ず病院に行くようにしましょう!1)
理由は以下のことです。
- 犬よりも猫のほうが感染症を引き起こす確率が10倍
- 猫の牙は鋭く深い傷になりやすい
- 猫に噛まれた際に感染しやすい菌(Pasteurella multocida)の感染力が高い
犬のほうがよく噛むのに、猫のほうが感染症を引き起こしやすいのは意外ですね。
猫にひっかかれた時も同様です。
猫は、噛まれた際に感染しやすい菌(Pasteurella multocida)をほぼ100%持っていると言われ、パスツレラ症が一番心配です。
他にも猫ひっかき病や破傷風などになる可能性もあります。
詳しくは「猫に噛まれたことから発症するおそれのある感染症は?」の章で説明しますね。
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猫に噛まれた時の応急処置はどうしたらいい?
- 水できれいに洗う
- アルコール消毒
- 患部にガーゼをあてる
ひどく出血している場合は、清潔なタオルで患部を押さえ、早めに病院へ行きましょう。
野良猫に噛まれたり、ひっかかれたりした場合、室内飼いの猫よりも注意が必要!
理由は、多くの雑菌を口内と爪に持っているので、傷がひどくなってしまうからです。
猫に噛まれたことから発症するおそれのある感染症は?
- パスツレラ症
- 猫ひっかき病
- 破傷風
では、これらについて説明していきます。2)
パスツレラ症(Pasteurella multocida)とは?
猫の口の中に住むパスツレラ菌という細菌が原因で感染する症状です。
パスツレラ症の症状は・・・
- 早ければ数時間で受傷部位が赤く腫れる
- 痛み
- 発熱
こちらは最悪の場合、重症化して死亡する可能性もあります。3)
早めに病院を受診しましょう。
他の感染症にもなる可能性があります。
その感染症については、下の「猫に噛まれたことから発症するおそれのある感染症は?」の章も参考にしてくださいね。
猫ひっかき病
猫ひっかき病は、ネコノミの糞に含まれるバルトネラ属の菌より細菌が発生し、発疹を起こします。
猫ひっかき病の症状は・・・
- 頚部のリンパ節の痛み
- 腫れ
- 発熱
- 発疹
猫や犬に引っかかれた傷や噛まれた傷から感染し、頸部のリンパ節の痛み・腫れ、発熱などの症状が起こります。抗生物質を使用しなくても6~12週間で治りますが、重症になることもあるので注意が必要です。
破傷風
破傷風は猫に限らず、動物に噛まれた時にかかる可能性のある疾患です。
破傷風は3日から21日の潜伏期間のあと、
- 痙笑(けいしょう)・・・表情筋の痙攣によって苦笑いのような表情になる
- 開口障害
- 嚥下(えんげ)困難・・・飲み込むことが困難になる
これらの症状が出ます。
重症になると呼吸困難や後弓反張(こうきゅうはんちょう・頭が後ろに反り、体が弓なりになる状態)となり、窒息死する場合もあります。4)
猫の場合、8割が感染すると言われているんです。
そのため、全例にテトラサイクリン系またはマクロライド系の抗生物質を使用することが推奨されています。2)
子供や高齢者(特に持病のある方)が傷を負ってしまった場合、傷がひどくなりやすいので早めの処置が必要なんですよ。
参考
1)いでぐち医院
2)国立病院機構 熊本医療センター
3)横浜市衛生研究所
まとめ
それでは、今回の内容をまとめていきますよ~。
- 猫に噛まれたら、皮膚科か外科に行くのがよい
- 応急処置
- 水できれいに洗う
- アルコールで消毒
- 患部にガーゼをあてる
- 猫に噛まれて発症する感染症
- 破傷風
- 猫ひっかき病
- パスツレラ症
急いで病院へ行ってきます。
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