うなぎはうな丼、うな重、蒲焼きとタレがたっぷりでどれもカロリーが高そうですよね。また、タレがない白焼きはどうなんでしょうか。私はうなぎが大好きですが、むしろタレだけでご飯が進んじゃうぐらいで本当にカロリーがとっても気になります。

そして土用の丑の日に食べたりすることが多いうなぎですが、スタミナがつくというイメージもありますよね。具体的にはどんな栄養が含まれているのか気になりますよね。うなぎについて細かく調べてみました。

うなぎの栄養は?どんな効果が期待できる?

うなぎは良質なタンパク質と脂質を含め栄養バランスがとても優れている食材です。さて実際どんな栄養素が含まれているのでしょうか。

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細かく栄養素とその効果を説明していきますね

ビタミンA

ビタミンAのレチノールは免疫力を高めてウイルスや細菌などに対しての抵抗力をつけてくれます。喉や鼻の粘膜を丈夫にしてくれてウイルスの侵入をブロックしてくれ風邪予防になります。「目のビタミン」と呼ばれていて目の働きも良くします。

また美容液などにも配合されている成分でもあり、表皮の新陳代謝をアップしてくれて、キメ細かい肌に導いてくれます。肌のかさつきが気になったときにおすすめです

特にうなぎの肝により多く含まれていますよ
ただ、あまり消化がよくないので胃腸が弱い方や小さい子供は避けたほうがいいですね

ビタミンB群

ビタミンB1は身体のだるさを感じたときに疲労回復効果があり、ビタミンB2は髪、爪、皮膚、口内炎など健康を守ってくれます。また美容や美肌のためのビタミンとも言われてるのです。

それぞれ糖質と脂質をエネルギーに変えるために必要なビタミンです。ビタミンB1が不足すると疲労やイライラしてしまったりします。

うなぎがスタミナの素と言われるのはそのためですね。

ビタミンD

ビタミンDはカルシウムの吸収を助ける効果があります。骨や歯などを丈夫にしてくるため人間にとって大変必要な栄養素です。ビタミンDをカルシウムと一緒に摂取することで骨粗しょう症や骨軟化症の予防にもなります。

うなぎにはカルシウムもたくさん含まれてるので一石二鳥ですよ

ビタミンE

ビタミンEは若返りのビタミンとも言われていて、若さを保ったり生活習慣病の予防に効果的です。肌の弾力やツヤを取り戻す手助けをしてくれます。また、抗酸化物質が細胞の老化を防止する働きがあるため、血行をよくしてあげることで頭痛や冷え性を改善する効果も期待できます。

女性には嬉しい美容ビタミンですね

カルシウム

カルシウムは丈夫な骨や歯を作るために欠かせないミネラルです。筋肉と神経の働きをサポートするのに必要な栄養素でもあるので、ストレス対策にも欠かせないですね。

うなぎには牛乳の1.5倍もののカルシウムが含まれてるんですよ

コラーゲン

コラーゲンはぷるぷるお肌を作るのに欠かせないですよね。肌に潤いだったりハリなどを与えてくれます。弾力やキメの細かな美肌作り絶対必要です。

特にうなぎの皮には良質なコラーゲンがたっぷりあって、うなぎは蒲焼きなど丸ごと食べることが出来るので効果倍増です。コラーゲンは適度な運動を行うことで作られるため、全身で泳ぐうなぎはかなり豊富だということです。

そして、あのヌルヌルした手触りは「ムチン」という栄養成分で高い美容成分なんですよ。

また美容効果だけでなく、血管をしなやかにする働きや、ガンの予防にも効果があると言われています。

亜鉛

亜鉛はカルシウムを脳へ運ぶのを補助する働きがあります。精神安定や、免疫力の増加などの効果があります。また髪、肌、爪を美しく保たせてくれるのです。

亜鉛不足になると肌荒れ、ニキビ、口内炎、味覚障害などの症状が出てしまいます。

DHA(ドコサヘキサエン酸)

DHAは頭が良くなるとしても有名ですよね。脳を働きをよくするため記憶力や視力の回復などの効果があります。またDHAにはがんや心臓病、高血圧、脳卒中、糖尿病、動脈硬化の予防や改善にも効果があるのです。

そしてDHAには悪玉コレステロールを減らす作用もあります。さらにがん予防にはうなぎとアボカドのセットが効果的です。どちらもビタミンEが含まれていて抗酸化作用があるんですよ

EPA(エイコサペンタエン酸)

EPAは、脳梗塞や心筋梗塞といった血管の病気の予防にも効果があります。 また、コレステロールや中性脂肪を減らす働きがあって、血液の流れを良くしてくれるため病気の予防にもなります。

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このように、うなぎは健康や美容にもいい栄養素がたっぷりふくまれているのですが唯一ビタミンCだけは含まれていません。ビタミンCは野菜や果物で気軽に摂取が出来ますのでうなぎを食べるときは一緒に食べるといいでしょう。

そして、うなぎはコレステロールが高いです!うなぎの蒲焼き80gを食べただけで1日の上限の1/3が含まれています。コレステロールを控えている方にとっては厳しい数字になります。

高血圧などの方はうなぎの食べすぎは注意が必要です。
しかしうなぎにはEPDが含まれているのでコレステロールを下げてくれる効果が期待できますね

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うなぎってカロリーは高めなの?

うなぎの蒲焼って聞くとカロリーが高そうですよね!見た目からもこってりしてそうですもんね。ではカロリーについて比較してみましょう。

うなぎ100gに対して
  • 蒲焼き…約300kcal
  • 白焼き…約330kcal

 

実はタレがない白焼きのがカロリーが高いんです!それはなぜかというと焼き方に違いがあります。白焼きは焼きが1回に対して、蒲焼きはタレを付けて2回焼くため、余分な脂が落ちてカロリーが低くなるのです。

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うなぎというと、うな丼やうな重などご飯にのせて食べる方が多いと思います。これがカロリーが高い原因なんですよ。ご飯がカロリーの半分を占めています。炭水化物…油断できないですね。

ちなみに、牛丼・天丼・かつ丼・親子丼・海鮮丼と比べるとうな丼が一番カロリーは低いんですよ

関連記事)市販のうなぎの温め方は?ふっくらお店の味に仕上げるコツ!

うなぎの食べ過ぎはよくない?なぜ?

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うなぎは栄養がとても高い食材です。その中でもビタミンAが多いのですがそれが原因で食べすぎは良くないと言われています。ビタミンには水溶性と脂溶性の2つがあります。水溶性だとたくさん摂取しても体外に排出されるのですが、ビタミンAは脂溶性なので体外に排出されないのです

うなぎ100gに対しておよそ5000IU含まれています一日に必要なビタミンAは5000IUと言われています。そのため少しの量で超えてしますのです。

このビタミンAを過剰摂取すると、腹痛、頭痛、食欲不振、嘔吐、皮膚の乾燥などの症状があらわれてしまいます。そもそも過剰摂取といっても仮に一日にたくさん摂ったとしても問題ありません。連日たくさん摂り続けることを過剰摂取と言います。

うな丼で例えると毎日3杯以上食べ続けると過剰摂取と言えますが、通常の食事では心配ないので安心してくださいね。

授乳中のママがうなぎを食べ過ぎると、乳腺が詰まりやすくなって、乳腺炎になる恐れもあります。これはうなぎだけではなく脂ののったものの食べ過ぎには注意しましょう

まとめ

今回のおさらいをしましょう
  • うなぎは栄養満点で究極の美容食!
  • 実はうなぎは思ったほどカロリーは高くない。一緒に食べるご飯に注意!
  • 毎日大量なうなぎを食べなければ心配ありません。

個人的には年に1、2回しか食べないうなぎでしたが、こんなにも栄養満点だとは知りませんでした。妊娠中にうなぎが良くないと言われて食べれなかったのですが、1回食べたぐらいでは心配無いレベルだということもわかりました。

さらにうなぎは女性にとって興味深い美容に関する栄養がたっぷり含まれていて大変嬉しい食材ですね。うなぎを食べてお肌ぷるぷるにして、体力もつけましょう。

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