日本では、10人に1~2人がかかるといわれる「対人恐怖症」。対人状況においての「緊張」や「不安」は、多かれ少なかれ皆さんも感じたことがあると思います。ただ、それが頻繁だったり、強い不安感に悩んでいるというあなたは・・もしかすると「対人恐怖症」かもしれません!

私も人前で話すのは本当に苦手で。特に上司の前だと緊張して頭が真っ白になった経験が・・
分かります。私も新入社員時代、上司の前で電話に出るのがとにかく緊張して嫌でしたし。
それも対人恐怖症の症状なのですか?
そう!色んな症状があるんですよ。私も自分が「対人恐怖症」とは思わずに悩んでいた経験者です。

 

今回は「対人恐怖症」について

  • その特徴や種類と症状
  • チェック方法
  • 病院や診断方法について
  • 克服の仕方

まで、私の体験も含めて詳しくご説明します!「ご自身に当てはまる症状はあるのか?」チェックもできますよ。2016年6月に発表された克服についての明るいニュースも解説。参考になれば幸いです。

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対人恐怖症の特徴とチェック方法

どういった人が対人恐怖症と呼べるのでしょうか?
では、「対人恐怖症とは何なのか?」詳しくみていきましょう。

 

「対人恐怖症」とは
他人と同席する場面で「強い不安」と「精神的緊張」が生じ、「人から自分がどう思われているか」過剰に気にするあまり接触を恐れ、対人関係からできるだけ身を引こうとする神経症の1種です。

特徴

その名の通り、対人状況で強度に緊張するため、軽度だと「あがり症」とも呼ばれます。人前での失敗経験などをきっかけになることが多く、思春期からよく見られます。また、就職や出産後など、新たな対人状況ができた際に悩まされる人も多くいます。

協調性や人付き合いを昔から大事にする民族柄なのでしょうか。対人関係において、心配性でナイーブな日本人が多くかかる日本独自の疾患ともいわれてきた恐怖症の1種です。

 

 

 

次のような性格の人がなりやすいと言われていますよ

 

  • 小さな頃から激しい人見知り
  • 感受性が高い
  • 神経質
  • 自意識過剰
  • 内気
  • 過度の心配性
  • くよくよしやすい
  • 真面目
  • 慎重
  • 怖がり
  • 頑固

 

などなど、その人の「気質」や「考え方」はもちろん、「潜在意識」や「生活習慣」、「脳の働き」まで様々な要素が関係して、恐怖症を発症していると考えられています。

症状

対人恐怖症だと、どうなってしまうのでしょうか?
様々な対人恐怖症の症状がありますので、種類別にご説明します。

 

「対人恐怖症」種類一覧と症状

 視線恐怖症  周りの人の視線が気になり、ぎこちなくなったり、集中出来なくなる。
スピーチ恐怖症 うまく話せなくて他人からの評価が下がることを気にする

 発汗恐怖症

(多汗症)

 汗をかきすぎではないかと異常に気にする
 表情恐怖症  顔が引きつっていたり変じゃないか自分の表情が心配になる
 震え恐怖症  手足や声が震えてしまう
 赤面恐怖症 人と接する時に顔が赤くなってしまったり、赤くなってないか心配する。
 頻尿恐怖症  頻回にトイレにいきたくなってしまうのではないかと不安になる
 醜形恐怖症  自分の身体の醜さが人を不快にしているのではないかと恐れる
 自己臭恐怖症  自分の体が異臭を発していて、人を不快にさせているのでは?と恐れる
 自己視線恐怖症  自分の視線が相手を不快にさせてないか恐れ目の置き場に困る
 吃音恐怖症  人と話している時に、どもることを恐れる

書痙

(振戦恐怖症)

重要な書類に書く時や、人前で文字を書く時に手が震えてしまう
電話恐怖症 人前で電話する時、周りの人から聞き耳をたてられているように感じ、うまく話せない
会食恐怖症 会食相手や周りから自分がどう思われているかを異常に気にする
雑談恐怖症 会話が下手な人間だと思い込み、自然な会話ができなくなる

 

これらは、対人恐怖症の一部です。種類や症状は他にもたくさんあります。

意外と「多少は自分もそうかも?」と思うようなものもありますね。
そう!こういった症状は個人差があるだけで、けっこう身近なものに感じますね。

私の場合・・

そういう私も、実際に思い当たる症状がありました。
【就職1年目】

電話

会社の電話をとるのがとにかく嫌で・・「知らない人から、分からないことを言われたらどうしよう」「この対応で大丈夫だろうか」と、とるのも怖いし、話している最中も周りの上司に会話を聞かれてそうで緊張し、なるべく電話はとりたくありませんでした。

これは「電話恐怖症」の症状。自分が恐怖症だったなんて当時は知りませんでしたが・・

【学生の頃も】

教室

「テスト中にお腹が痛くなったらどうしよう」「授業中にお腹が鳴ったらどうしよう」

→不安に思えば思うほど、朝に下剤飲んでもダメで、テスト中に痛くなったり・・

→気にすれば気にするほど、お腹に集中してしまい、大きな音が鳴って恥ずかしい思いをしたり・・

調べてみると、私のような人は「腹鳴恐怖症」とありました・・症状ぴったり。。似たような症状で「おならが出たらどうしよう」という「おなら恐怖症」もあるんですって。思い返すと、私は軽度の対人恐怖症だったのでしょうね(◎_◎;)

現在はそんな大勢の前で緊張する場に居る機会がないので忘れていましたが、心配性の私にはきっとその気質があるのだと思います。今でも、大勢のシーンとする場は苦手です。

では、皆さんはどうでしょうか?ご自身が対人恐怖症かどうかチェックしてみてくださいね!

セルフチェックしてみましょう

以下のチェックシートで、対人恐怖症の可能性を判断することができます。

正式な診断ではありませんが理論的に類似しますので、当てはまるものがあるか、ぜひ試してみてください。

 

【対人恐怖症チェックシート】

  1. ☐ 人前でスピーチする時、緊張で体や声が震えたり何を話したらよいかわからなくなる
  2. ☐ 人前に立つと赤くなってしまう
  3. ☐ 誰か話していると自分の噂をしているように感じる
  4. ☐ 電話を取るのが億劫になったり、周りに人がいるとうまく話せなくなる
  5. ☐ 人と接していると、緊張して汗をたくさんかく
  6. ☐ 人前で文字を書いたり、パソコンを操作すると緊張して手が震えてしまう
  7. ☐ 来客にお茶を出す時など、何かを差し出す時に手や足が震えてしまう
  8. ☐ 自分の口臭や体臭が人に迷惑をかけていると感じている
  9. ☐ 静かな場所でお腹が鳴るのが心配で頭がいっぱいになる
  10. ☐ 自宅以外のトイレを利用するのが苦手
  11. ☐ 周りの人が自分の行動に注目しているように感じることがある
  12. ☐ 皆と同じ輪の中にいるのに、孤立しているように感じる
  13. ☐ 自分の顔や体型にコンプレックスを感じている
  14. ☐ 相手の反応が怖くて、自分の意見が言えなかったり、お願いができない
  15. ☐ 物事を完璧に仕上げないと気がすまない

 

以上の15のチェックの中で1つでも当てはまり、強い悩みを抱えていらっしゃるならば、それは対人恐怖症の可能性を示しているかもしれません。

チェック

対人恐怖症は、新たな対人場面が生じた際や、ちょっとしたきっかけでなる身近な疾患です。ひとたび症状が生じるようになると、その後は予期しただけで強い不安感に悩まされたり、対人状況そのものを避けるようになるなどだんだん深刻化してしまいます

未治療のまま放置されることで、症状に対する悩みから食欲低下、不眠、腹痛などの2次的症状まで現れる危険性や、うつ病などを併発する可能性も出てくるのです。

深刻な人は、学校や職場へ行くことができなくなることもありますよね。

人と会うのが嫌で、外に出ることができなくなったり、家族さえも拒否する重症者もいらっしゃいます。このように、日常生活や社会生活に大きく影響をもたらすのが、対人恐怖症の症状なのです。

 

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対人恐怖症は何科に行けばいい?

自分の症状が「対人恐怖症かも?」と思っていて、改善したい場合、病院のどの科にかかればよいのでしょう?
受診するならば、以下の3つがあります。
  • 心療内科」・・恐怖症による身体的な症状(動悸や発汗、腹痛、震えなど)に悩まされている場合
  • 精神科」・・・身体的な症状よりも心の問題が大きい(不安や抑うつ、不眠など)と考えられる場合
  • メンタルクリニック」・・・心療内科や精神科が敷居が高く行きにくい場合

説明を参考に選択することをお勧めします。ネットなどを利用して、お住まいの地域にある病院を調べてみましょう。その際は「どういった病院か?」「患者さんの病院への印象」など、口コミも参考にするなどして、事前に調べると落ち着いた気持ちで行けるかもしれませんね。

クリニック

また、行ってみた際に「病院の印象が良くなかった」「医師との相性が合わないように感じた」場合は、病院を変えてみましょう。対人恐怖症は、治療が長くかかることもありますし、医師との相性によっても改善の仕方が変わってくるので、無理をしないことです。

ご自身にあった病院選びをするためにも、一度電話して自分の症状を話して問い合わせてみることをお勧めします。ご自身で難しい場合は、信頼できる家族や友人に協力してもらいましょう。とにかく1人で抱え込まないこと。

昔の精神科のイメージと現在は違います。対人恐怖症は身近な疾患で病院にかかることは恥ずかしいことではないのです。

診断方法

病院へ行くと、どのようにして診断を行うのですか?
一般的には、主に以下のような方法で診断を行います。

対人恐怖症の診断は

  • 診察による所見
  • 診断基準と照らし合わせる
  • 心理検査

この3つの手順で行われます。

1.診察所見

まず、1番重要なのは診察による所見です。対人恐怖症の症状は、個々の心の症状であり、目に見えないものであるため、しっかりと話を聞くことから始まります。

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  • 本人がどんな症状で困っているのか
  • どんなきっかけで、どのような経過を経てきたのか
  • 患者さんの性格や環境
  • 精神疾患の家族歴
  • 既往歴や服薬歴

など、画像や血液検査などでは分からないので、入念に聴取することで診察を行い、正しく診断をする必要があります。

https://twitter.com/yukka_6/status/759962117663444992

2.診断基準との照らし合わせ

次に、診断基準と個人の症状の照らし合わせを行います。対人恐怖症において日本では、

  • 世界保健機構(WHO)が発刊しているICD-10
  • アメリカ精神医学会(APA)が発刊しているDSM-5

の2つが主に診断基準として用いられています。対人恐怖症は、日本に顕著な症状であると言われており、海外において根本が同じと考えられている社交不安障害(社交恐怖)の診断基準を用いて判定します。基準の診断項目と、診察の所見を照らし合わせて、基準を満たすかどうかを見ていきます

3.心理療法

診断の補助的な役割として、心理検査を併用しながら診断を行うこともあります。

  • 恐怖感
  • 不安感
  • 回避行動
  • 認知症状

などの項目別の質問で行われます。

これらは、病院や医師により変わってきますので1つの例として参考にしてくださいね。

対人恐怖症は克服できる!

そもそも、対人恐怖症は克服できるものなのでしょうか?

その1つの答えとして、対人恐怖症に悩む方に、2016年6月、明るいニュースが飛び込みました!

ニュース

宮崎大学と千葉大学の研究グループが、薬が効かない対人恐怖症、「認知行動療法」8割以上改善、約半数が症状消失!という改善結果を、世界で初めて臨床試験により実証したというものです。

すごい成果ですね!詳しく教えてください。
まずこの「認知行動療法」についてご説明します。

認知行動療法

認知行動療法では、患者さんが抱える生活上の問題について、主に「認知(ものの受けとり方や考え方)」と「行動」に働きかけながら、困りごとから抜け出す方法を探していきます。
治療面接を通して患者さんは、
  • 問題を維持する認知や行動の悪いパターン・クセに気づき
  • 考え方や行動の幅を広げ・柔軟にする
  • 気分や身体を楽にする
  • 行動をコントロールしていく
など、患者さん本人が主体となって、問題解決に取り組んでいきます。

臨床試験内容

この「認知行動療法」を用いて行った臨床試験内容は以下のとおりです。

研究対象

抗うつ薬の効果が見られなかった患者42人

研究方法

2グループ(21人ずつ)に分けてそれぞれ治療を4カ月(16週間)受け、その結果を比較する

  1. 抗うつ薬での単独治療
  2. 抗うつ剤+認知行動療法(週1)での治療
4カ月後の結果
  1. 抗うつ薬での単独治療・・・・ 治療反応率 10%・寛解率 0%
  2. 抗うつ薬+認知行動療法 併用・・・治療反応率 85.7%・寛解率 47.6%

であることを実証しました。

この結果を受けて
2016年より、この社交不安(対人恐怖症)も認知行動療法の対象疾患に加わり、4月から保険適用されました(本研究で作成・使用された認知行動療法マニュアル に従って治療が実施された場合に限り算定できる要件となっています。)
ただし、適切な対応ができる専門家が、全国に100人程度と少ないため、今後治療に向けての専門家育成は課題となっています。
今後の研究や普及に期待したいですね!

対人恐怖症の克服方法として、この認知行動療法の他にも、様々な心理療法が行われています。その中の1つに「森田療法」というのもあり、こちらも有名です。

森田療法

森田療法とはその名の通り、日本の森田正馬が開発した日本のオリジナルの心理療法です。外国の心理療法では、「不安」や「緊張」を省こうとするものですが、森田療法では、これらを悪いものではなく、人間は本来もっている自然な感情であると考えました。ですのでその不安や緊張を追い出すのではなく、むしろそれを自然なものとして受け入れながらよりよく生きていこうという考えのもとで行う心理療法となります。

様々な心理療法がありますが、ご自身にあった療法、相性の良い医師を見つけることが重要となってきます。治療には信頼関係が必須となります。

 

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対人恐怖症が治るということ

「対人恐怖症は治りますか?」

これは、今悩んでいる皆さんが知りたいことだと思います。では、皆さんが思う「治る」ということは、いったいどのような状況を指していますか?

人は皆、初めて会った人を前にした時や、沢山の人前で何かをする時、多かれ少なかれ緊張するものですよね。この緊張がゼロになることが「完治であり目標」としているのなら、それは難しいことです。人は誰しも、不安や緊張を抱きながら生きていくものです。それは自然なこと。

高い理想と今のギャップに悩んでいたとすれば、もっと目標を低くしてみませんか?「治るということ」は、「不安や恐怖が消えること」ではなく、

  • それが日常生活に支障が出ないこと
  • 症状が前より気にならなくなること
  • この心境の変化が起こること

なのかもしれません。きっとそれぞれの目指すゴールは、現在の持っている症状により個々に違ってくるはずです。低い目標から、少しずつ自信を取り戻していきましょう。

乗り越える

 

人前に出ることが得意になる必要はないのです。日常生活で困ることを、1つ1つ減らしていければ大成功。あなたの、目指す「治るということ」へ近づいていけることを願います。

考え方6つのコツ

そのためにも、次の「考え方6つのコツ」をご紹介します。
  • 予期不安を無くす努力
  • 症状が出た時の考え方
  • 人の心を推測しない
  • 対人場面での考え方
  • 慣れるという考え方
  • 自分を知るという考え方

対人恐怖症の人は、自分自身のとらわれの考えや妄想でどんどん症状が悪化するため、これらの場面での考え方をちょっとずつでも変えていく努力をしてみませんか?

以下のコツを参考にして、今後思い出してみてください。
予期不安を無くす努力

まだ何も起こってないうちから「症状が出るかも」や「変に思われそう」などど、悪い予想するのは止めましょう。

とは言っても考えてしまうもの・・そんな考えが浮かんだとしても「それはあくまで自分の予想、実際は分からない」と予期不安を否定する習慣をつけましょう。

症状が出た時の考え方
人と会って症状が出た際は「次も出る」と思うことをやめましょう。
「今日は出たが明日はきっと大丈夫」そう考えましょう。「この先もこの症状が出て困る」という予測をやめましょう。
人の心を推測しない

自分はあの人に嫌われている」や「きっと変だと思ってこちらを見ている」などと、勝手に人の心を悪い方に推測する癖は徐々に減らしていけるよう心がけましょう自分をさげすむ行為であることを自覚していけたら尚良しです。

対人場面での考え方

大切な仕事のプレゼン日大勢の前での発表会など、「対人場面で緊張しない人はいない」と思いましょう緊張することは当たり前であり、自然なことなのです。

慣れるという考え方

対人場面を避けていると、いっこうに恐怖が消えることはありません。何事も初めは緊張してうまくいかないもの。数をこなすうちに人間の「慣れ」の能力が発揮されます。その能力を引き出すためにも、回避行動を重ねるばかりでなく、無理のない低めのハードルからチャレンジしていく努力を始めてみましょう。

自分を知るという考え方

「人が怖い」と漠然と思い、人が絡む状況すべてで病状が出ると思い込んでいませんか?でも、対人場面といっても、人も状況もその時々で違います。

  • どんな時に何に恐怖を感じ、どんな症状が出たのか
  • どのくらいの時間で症状が治まったのか

記録をつけてみるのもお勧めです。自分を客観的に見て、知ることができると共に、認知のズレが見えてくるきっかけになるかもしれません。

ここに書いた考え方のコツは、対人恐怖症の方にとっては、どうしても悪い方に予期し、恐怖を感じる脳のパターンができているので、なかなか難しいことかもしれません。

でも、毎回そう言い聞かせることによって、その積み重ねに意味が生まれてくる可能性もあるのです。このような状況下になった際は、思い出してみてくださいね。

小さな積み重ね

 最後に

  • 「対人恐怖症」とは他人と同席する場面で強い不安と精神的緊張が生じ「人から自分がどう思われているか過剰に気にするあまり接触を恐れ、人関係からできるだけ身を引こうとする神経症の
  • 対人恐怖症には「視線恐怖症」「スピーチ恐怖症」「赤面恐怖症」など様々な症状の恐怖症がある
  • 対人恐怖症チェックシートで、その可能性を知ることができる
  • 病院にかかるなら「心療内科」「精神科」「メンタルクリニック」
  • 診察による所見→診断基準との照らし合わせ→心理検査で診断することが多い
  • 臨床試験により、薬が効かない対人恐怖症患者が、認知行動療法と薬の併用で8割以上改善、約半数が症状消失を実証
  • 治るということは、不安や恐怖が無くなることではなく、気にならなくなること
  • 克服に向けて、「6つの考え方のコツ」を参考に

 

私も学生時代は「腹鳴恐怖症」、社会人になって「電話恐怖症」の症状があり、自分が「対人恐怖症」に陥っていたことに気づかず悩んでいた人間です。この症状が病だと思わず、ただの「考えすぎ」「気にしすぎ」という認識でいたわけです。

そういった人もきっと他にもいるでしょうね。
そうですね。人に言ってもなかなか理解されにくいため、1人で悩みを抱えてしまいがちな特徴もある疾患です。

対人恐怖症は、いずれ治るだろうと我慢を繰り返したり、避けて過ごそうと放置していても治るものではありません。症状を人前で出さないように、隠そうとすればするほど、余計に気になることから酷くなるという悪循環にも陥りやすい特徴があります。

さらに、対人恐怖症は、複数の要素が悪影響を及ぼしあって発症し、うつ病やうつ状態、パニック障害などを併発しているケースも多いことから、自分で治すのは難しく、第三者である専門家の介入が必要となってくるのです。

もしも、今悩んでいて日常生活に支障が出ているのなら、専門家への相談をお勧めします。病院までは・・と思う方は、考え方のコツであったり、治るというハードルを下げることから試してみてはいかがでしょう。少しずつでも皆さんの悩みが軽くなることを願います。

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